223回 安く美味しいもやしを守る為には 価格と手間暇の二極化

 さて今回は、長年続いた安くておいしいもやしの状況も苦境に入っていて、経営難から倒産するもやし業者もすごいようです。 従来から薄利多売と言われていましたが、赤字多売に変わった状況で、倒産やむなしが増えているようですね。

 原因は、安くておいしいが固定概念として定着しすぎていて、昨今の燃料費や電気代の高騰に対して、適正な価格転嫁できずに赤字に陥って潰れるという道を辿る企業が増えたことが原因としてあり、安くないと買わない人が多い事での苦難で倒産して、結果もやしを食べられない人が増えるという悪循環。

 ま、もやし業者の経営体質改善を行なっていない事も問題の1つであり、いつまでも庶民のもやしで薄利多売を続けているだけでは、ジリ貧必死でしかない。 だからこそ必要な事は、安いもやしは、徹底的にコストカットして安く仕上げ、美味しいもやしは手間暇掛けてコストも掛けて、高価格化させる事での事業の二極化を行なう事が必要。

 庶民の味方の安い主体のもやしは、美味しさも必要最低限とし、徹底的なコストカットに手間暇もカットして、最低限の普通品質が作れれば良いだけとして、薄利多売を維持できるようにして、もう1つの高品質で美味しいもやしは、色々手を加えて新たな形のもやしを生み出していきながら、品質に応じた高価格にて販売していく形にして、事業継続の為の売り上げの基軸に置く形にする。

 この方向性は、大半の企業などにも転用可能であり、庶民に必要な物で安く知名度と名を稼ぎながら、同時に高品質商品も展開して、そちらの利益にも繋げていく。 安さだけでは、お店や企業は、やっていけない。だから、低品質商品と共に高品質商品も同時展開させて、低品質で広く親しませてからの高品質で満足感を与える方向に行く方が、消費者としても企業側としてもwin-winにしやすい流れとなる。

 

 お米の方でも言える事だが、低品質or高品質のどちらかに集中した経営は、どちらかの方面で反発や不審を買いかねなく、どちらかがやっていけないという形で不協和音を生み出しやすい。 安さを求めるのが一般庶民で、高品質は基本お金持ちや観光客向けなのだが、それで完全に分けようとすると庶民方面が崩壊して、経済自体が崩壊する流れになりかねない。

 結局、最下層に当たる庶民が居なければ、経済が適切に回る事も無く、新事業が展開される事も無く、経済は死滅していくだけとなる。 そして、暴動や略奪に変わって行くと、治安大幅悪化と高品質商品中心企業は防犯や安全対策に大幅なコストを掛けられる事になっていく。

 この辺の流れも、資本主義が生み出す悪しき流れであるのだが、商品やサービスの二極化が進むなら、企業はどちらかではなく、どちらも行う事にするのが適切な社会体質になる。金持ち向けだけで行なっている企業は、経済を破壊しようとする悪の企業形態という事である。庶民無視&虐殺容認派の企業ですからね?

 安い所中心も、企業としては悪循環に自ら突っ込んでいる状態ですし、商品の多角化と低品質&高品質の使い分けは、事業継続に必須の事として受け取るべきです。 安いだけでは、やっていけない。だからこそ、利益を確実に稼げる事も同時に行う必要がある。必要に応じて、複数企業が協力する事も大事。

 

 という所で、もやし企業の再復活に向けた話に戻って来まして、安いだけの普通もやしと、高品質で色々な付加価値の付いた美味しいもやしの2種類を最低限作り出し、安いだけのもやしは、徹底的なコストカットで大量生産を維持させて、メインは高品質もやしの多角化を増やしていく形にする。

 安い方は、庶民の味方アピールと広告宣伝代わりの物。それで、庶民の懐を温めさせて、同時に名を知られた所で高品質で美味しいなども展開して、こちらにも繋げていけるようにしつつ、普通に美食家や観光客が気に入る商品開発もしていけば、確実な利益源として機能し、事業継続に繋げやすくなる。

 さらに、もやしで言うなれば、個別包装や配送などもコストが掛かる事である為に、生産工場からの直売所なども展開し、付近住民向けに安く確実な薄利多売を展開できるようにすれば、通常よりも利益率を上げやすくできる。 包装袋は持ち込みにすると安く販売という事にして、量り売りで展開していくと良い。

 さらに、果物フルーツ系では、実り育っている所での散策狩りで、楽しく美味しくを行なっている事業もあるが、もやしも行う形が出来ない物だろうか? 普通の大量生産の形では厳しいだろうが、専用の部屋を用意した形から行えるようにして、楽しく美味しくを演出できるようにすると、それも1つのサービス販売方面からの利益化に繋げられないだろうか?

 この散策もやし狩りを、カラフル化しての高品質もやしで行なえたら、ある程度の事業化は可能と思う。 もしくは見た目同じだけど、味や触感が変わる形での散策型というのもあり。

 そして、事業協力型では、生産企業と消費する飲食店が協力する形で、生産工場のすぐ近くに出店できるようにして、配送コストほぼ0の形で、美味しく食べられるもやし料理や商品を多く展開してもらえたら、それも確実な利益に繋げ易く、追加で目玉商品などに高品質もやしなども追加出来れば、利益にも繋げ易くなる。

 生産工場側も、美味しいもやし料理普及の為に飲食店側と協力して、追加料理を出せるようにするのも良い。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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