旧130回 発想の転換 児童のいじめを減らすには、いじめられた側に高待遇を与えれば良い

今回は子供のいじめを減らす為の方法の提示だ。既存の対応策では、いじめた側を軽く注意してそれで終わりという何とも軽い処罰で済まされ、いじめられた側に対する配慮がほとんど無い事が普通であり、それによりいじめをしても良いという風潮で広がっている。つまりいじめを行った者が得をする世の中の仕組みである。そしてこの教育の元では、暴力等で勝った者が人生の勝ち組みたいな教えとなり、現在頻発している青少年少女の重犯罪の数に繋がっている。つまり今のいじめ対策での方法では、後の殺人犯たちを多く生み出しやすい教育方法といえるだろう。

常道的に学校のクラス内でいじめが起きた場合で、いじめた側が普通に学校に通えるのに対して、いじめられた側が学校に通えなくなるというのは何かがおかしい。何かしらの対策を取ったとしても、結局双方が同じクラスのままという事が変わらない事が多く、根本的な解決へと至っている例は少ない。大概がいじめられた側が学校以外の場所へと非難して、依然通っていたところよりも低い環境で頑張らなくてはいけなくなる。 つまり今の状況は、暴力や金仲間などで強くい者が豊かな環境を得られて、弱い者はそれ以下の環境で生きて行かなくてはならない環境が、すでに学校に入った時から形成される環境下となっている。子供に対して平等の権利はすでに無い。

現に最近話題に挙がった原発いじめの件でさえも、いじめた側は普通に学校に通えて学べているのに対して、いじめられた側は怖くて通えないというのを皆も良く知っているだろう。この件ではさらに教師までもが、いじめた側に参加をする動きとなって問題が大きくなって、学校側が教師を別の場所へと移動させたが、事の発端であるいじめている学生が残っているという事は、まだいじめられる可能性が十分に残っているという事であり、何ら解決には至っていないという事である。

さらに報道なども、いじめられた側にはしつこいぐらい聞きまわりさらに傷をえぐるような事はするのに、いじめた側には何も無しというのは、報道関係すらもいじめる側に入っているのではなかろうか? 未成年での報道に関してはいろいろ規制があるのは分かるが、事の発端(いじめる学生)を無視して教師を責めればそれで解決するような内容でまとめるというのはいかがなものかと思われる。

 結局今の現状況でも根本的な解決には至らずに、いじめられた側が怯えて満足な教育を受けられずに、いじめた側が満足な教育を受けられて幸せな日々を送れるというのは、教育環境だけではなく社会全体の仕組みが間違っていると言えるだろう。

と、このように長い前置きを語ったが、今の仕組みではいじめられた側は平等環境から突き落とされて何の援助も無く放置されたままの状況となり、学校内ですら相手をいじめて叩き落とせば良いという感じになっている。このいじめ問題の一端に資本主義経済もかかわっている。格差があれば必ずいじめが発生するのだから。格差がある限りいじめを無くす事は絶対に不可である。つまり資本主義を続ける限りはいじめを無くす事は不可能であるという事。

それでいじめを減らす為には、既存の方法では全く役に立たないので、全く別のやり方での方法をここに公開する。それはいじめられている児童に対して、そこでの環境よりもかなり良い環境に移すというやり方にすればよい。結局逃げかと言われるだろうが、その場所ではほぼ孤立化する現状にある為、そこでの再起はほぼ絶望的である。ならば別のいじめを受けた者同士が通えるより質の良い学校へ行く事を進められると言うふうにすることが解決策の1つとなるだろう。要は質の違いだ。

まずいじめの認定に関しては、この仕組みを動かす者達(組織)が行う。学校でのいじめ認定はほぼ役に立たない。自己保身が強すぎて子供を無視している傾向にある。いじめを受けているという報告があってから2週間以内に調査を済ませてその環境に移れるかどうかを審査する。そのチェック体制は、いじめを受けている児童がまだ学校に通えている場合は、子供に確認後持ち物に盗聴器等を仕込ませて普段の状況の確認に使い、さらに別途学校側に許可を取りそのクラスへのアンケートや聞き取り調査で決める。学校側が拒否した場合、勝手に近くでアンケート等を取る。

ちなみに通えていない時は、アンケート等のみで審査する。これらの方法で、依頼をした児童が本当にいじめを受けているのかどうかの調査を行う。(暴力だけではなく普段の雰囲気や精神的な物まで考慮する)

 この仕組みについて、親の同意を得ずにやっても良い事にする。(親が無関心な場合もたまにあるし、親に話せない等の可能性がある為)

 ただし、いじめの疑いが全くないという判定の場合は、程度にもより罰金を科すようにする。言い忘れていたがこれは一種の慈善事業のようなものだ。(いじめられた側にさらなる金額等の追い討ちを与えるわけにはいかないだろう。 つまりそれだけの予めの資産等も必要になるが、これは国や行政にお金を出させる方法で行くパターンが正道だ。出さない場合は、弱者の子供は死ねという事になる。もしくはいくつかの企業などの援助による方法もある。この方法での教育方法が結構特殊なため、意外と将来を見込んで援助が増える可能性もある。

そして本題に戻って待遇の話にするが、まずはとある場所にいじめられた児童だけが通える学校(小・中・高一貫)を建設する。(一般の応募は無し)そして遠方の児童用にかなり大きな寮も併設させる。この寮では、1つの建物の大きさ(児童が入れる人数)にもよるが、寮母に近い人を1つの建物に最低3~4人ぐらいを常駐させて、いつでも対応にあたれるようにする。精神的に傷ついている場合がほとんどなため、それをまんべんなく癒す為には従来通りの1人では足りない恐れがある為。

 そして部屋割りは、1人部屋と2人部屋を用意させる。(1人が好きな子や誰かと一緒な方が好きな子など様々居る為)そしてバストイレ等は、量なので共用部分も用意させるが、基本的には各部屋にも用意する方向で。(中には人間不信になる子や、環境に慣れない子などもいるだろうから)さらに食事に関しても、各自の部屋でも取れるようにすること。(共用部分同義)

と、この辺りでまとめておいて、この学校への移動に関して、基本子供のみは無料で持ち物に関しても無料で移動できるようにする。(いじめ認定後にすぐにその学校に通えるような配慮にする)

 この時親に関しては、子供と一緒にその地域へ行く場合は引っ越し費用の半額を負担するようにする。(寮に入れるか自宅から通わせるかは自由)もしくは子供のみが寮に移り住む形にする。寮に住む子供に関しては、基本的に費用は一切かからないようにする。さらに学業等の頑張り具合でお小遣いも与えられるようにする。

 つまり上流階級の子供に対する配慮的対応にさせる感じ。そしてそれを子供には無料で与えるという形で。

そして学業に関しては、基本的に学校に通い授業を受ける場合と寮や自宅から授業を受ける場合と2通り選べるようにする。部屋等にそこで受けられるように機材を設置しておく。 分けた理由は言わなくてもいいよな。すでに説明しているし。

 授業の詳しい部分に関しては、以前のブログ内容参照で。基本的に学校みたいにはするが、政府の教育委機関の対象とは別の感じにする。つまり独自のプロセスで学ばせていく方法だ。 前にも話した通り、無駄を省き現在の情勢下で大事なことを追加で教えていく手法。

 これに加えて、各自の児童の好きな事・得意な事を授業として扱いそれを高められるようにしていく。つまり早いうちからその子供自身がしたい事・やりたい事へのアシストを授業としての扱いで高められるようにすること。さらに高められればお小遣いがもらえるという具合にすれば、どんどん高めていく事が可能となる。これがいろんな会社が魅力的に思える部分になるだろう。

 つまり興味を持ってもらえてそれを授業として扱ってもらえてそれを伸ばして行ってもらえた場合には、今後の未来も良くなるのでは?という感じにすると援助も手に入りやすくなる。それにそれで子供の普段の事も全てサポートされる形ならwin-winであろう。

 ただ今回の方法ではあくまで子供優先の為、会社は待つことや社会奉仕の一環として割り切る事も必要になってくるので実際は不確かである。

つまりこんな感じで、いじめられている児童に対してすごい優遇措置がされる環境となれば、いじめる側がいじめをしなくなるでしょう。だっていじめたらそいつが幸せ環境に行けて羨ましくなるという環境だと、それを防ぐ為にもいじめをしなくなるだろう。 つまりいじめをしたら自分がみじめになるという状況にすればよいのだ。いじめた側が普通の環境で、いじめられた側が凄く良い環境で過ごせるというのなら、誰かをいじめるという行為が、かえって自分をみじめにさせて悔しがらなくてはならないという状況となれば、したくても出来なくなるだろう。

こういう方法は国や行政のサポート(主に金銭面)がある意味絶対的必要な方法だが、今の子供にあまり関心のない政府では難しい面もある。しかし弱者の子供を救う為にはこういう方法も必要である。まあ今は1つの案としてとらえてくれて構わない。 私なら減らす為にこういう行動をとるというだけだ。

 それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 いじめ減少策~終了~高待遇

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