旧739回 潜水ドローンは出来ても潜水救助ドローンは作れないの?

今日は微妙な疑問と普通に考えれば思い付くだろう簡単な解決策の話ですね。

 時事含めてですけど、北海道知床観光船海難事故にて沈没船への状況の引き上げ及び中に人がいる場合の救助に際して、高度訓練をした特別な潜水員が命の危険を冒してまでやらないと出来ないというのは、ドローンが無い時代ならばともかく、潜水ドローンが普通に稼働している中で意味があるのか?と問いたい状況にありますよね。

 普通に潜水航行が可能なドローンが出来るのなら、それをもう少し改造して潜水して人命救助等の作業も可能なドローンへと改造すればよいだけだと思うのですが、人命救助は命の危険を冒してでも人が行なうからそんな機能は必要無いとしているバカが大半なのでしょうかね?

戦争に関しても人が命懸けでやる方が機械を使うよりもましだとかいう人多いですが、そちらの人を使う方が確実に失われる命が多いというのに、世界はどこかしらで人が死ぬ事ばかりを望んでいるのですかねえ? そうとしか思えないレベルで機械を忌避して人を死地へと追い込もうとしている。

 これがまだ機械文明など日本江戸時代辺りのからくり技術レベルであったならば、人が行なう方が良いとも言えるけども、これだけドローン技術も高くなってきていて、人が行なうのが困難な仕事もドローンやロボットが代わりに行なえる状況になっているのに、まだ人を死地に追いやる仕事が尊重される時代なのですか? そんなに人の命は紙よりも軽い時代が今も続いているのですか? そういう意味では人権すらどこに行った?

基本的に生物と機械は根本的な形からして違いがあり、生命持って作られる物と道具として作られる機械であり、片や死んだらそれまで、片や死んだとされる壊れた状態でも壊れたレベルによっては生き返らせ修復する事が可能な物であり、そもそもの自然環境における適応度や耐久性能にも大きく違いがある。

故に生物では難しい事も機械になら簡単に任せられる事も多い。宇宙空間の作業や他の星へ行く事も生物ではかなり大変だが、機械ならば生命維持活動等は必要無く、道具として壊れるまで稼働し続けられ、自動修復機能でも付いていたならばそれこそ人よりも遥かに長く稼動し続ける事が可能となります。

 なので、困難な作業程人よりも機械に任せて行く方が人として賢く人の命や人権も大事に考えられていると言えると思うのですがねえ。

さて前置き含めた話は終わりまして、具体的な潜水救助ドローンの話をして行きたいと思いますが、基本的に救助活動に人はもう不要ですよね。特に深水50m以上の所は全部機械で済ませられるようにして、準備も掛かり命の危険まで含めて行なう飽和潜水とか言われる工程を踏まえずとも、潜水ドローン投入から調査及び必要なら人命救助やワイヤーを掛けるなどの作業も出来るようにすれば良いだけです。

それで潜水ドローン自体は既に出来ていて活動も普通に行なわれているレベルであるのだから、あとはそれにロボットアーム付けてある程度操作可能な形に出来れば、深海作業は普通に行えるようになると思われ、さらに人命救助等のある程度の小型化が必要な場合、潜水航行用と人命救助用で別の形態を組み合わせる形で二体一対の潜水ドローンとして、救助用のドローンが別途分離して行動に当たれる形を作れば良いだけだと思いますね。

 その為ならある程度潜水ドローンを大きくして、深海活動用の一時的基幹部分のドローンと作業用のドローンで分ける流れで作り出して行くというのもありでしょうね。

基幹ドローンはドローンたちの深海作業用の小型基地みたいな形で機能させて、海上との繋ぎと深海作業ドローンとの繋ぎで中継点のような役割になる形とすれば、深海でドローンの作業効率等も上げられると思います。

 さらに耐水圧の問題だけでなく、深海で潮の流れは地上の強風にも似たレベルの所もあるようで、水中内は穏やかであるという事も言えない状況のようですが、それならそれで海の中の風があるなら、風除けを同時に沈めてやれば良いだけではないでしょうかね?

巨大な風除け空間を箱型もしくはドーム状でドカンと沈める形でも良いのですが、それだと輸送の問題と引き揚げ作業も含めて大変となるので、潜水作業用ドローン潜水時の移動補助目的と深海作業用の空間確保の物は別の形にして、空間確保は深海にて組み合わせられる形で、大きく空間を切り取れる形で展開出来れば、あとはその深海作業用ドローンが作業しやすい形に出来ると思います。

 そして空間確保の形の壁等も専用のドローン形式で合体分離等が出来る形式で作り上げていくと輸送面でも楽に出来るしどこの海域でも安全な空間確保の形にもして行きやすい形になると思いますね。

 即席の壁であれば、それその物を用意するよりもドローンに合体分離機能を持たせて壁専用ドローンを用意した方が楽な気がしますね。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 潜水救助ドローン~終了~壁ドローン

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