旧486回 正しき市町村型ふるさと納税制度案
今回の話は、ふるさと納税の市町村の形で厳格なる違いを設けた田舎に納税をするという基礎概念を取り戻す為の新しいふるさと納税制度の仕組み案の紹介と致します。
これこそが田舎に優遇できる形になるし、市町村に入る基礎税金比率から考えてもベストな形と言える。
ふるさと納税制度の本来の目的は、基本的税収入の低いふるさとという田舎に税金の形でお金を送って、ふるさとの活性化に繋げようという目的の制度だったはずですが、いつの間にかふるさと(田舎)と呼べない所までもがその対象になって同条件の下行なえとされても田舎が勝つのは難しく、今の形ではふるさと納税の本当の形ではないと言えますね。
田舎と都会で同条件とか、基本的な所から制度の趣旨を舐めているのかという形ですからね。だからこそ最初からおかしい制度であったわけで、この田舎に定義されるにふさわしい形の場所は、市町村における町や村であり、市という大人数の人がいて、そこにおける基本的税収入の多い所が、町や村と同条件というのは、ふるさと納税の名称からしてふさわしくはない形であると言えます。
だったらどうするべきかと言えば、非常に分かりやすい形で市町村毎に納税税率の区分を決めて、基本税収の低い所ほどふるさと納税還元率の高い形にすれば、町や村の田舎にお金が優先的に回りやすく出来て、それこそ本来のふるさと(田舎)納税の形であると言えるのではないでしょうかね?
ちなみに市町村の定義は、そこに住む人口の数によって区分けされるわけであり、市>町>村の順に住んでいる人の数が多くて、基本的な税収入が多いという事になっているのだから、その制度によって割を食らう必要があるのは市や町という事である。
基準の形を決めるのだとすれば、村であれば3割までの形にして、町なら2割で、市であれば1割にする形か、納税における対象金額の割合を、村なら100%にして、町だと50%にして、市であれば25%にするという形の基準にすれば、基本の納税金額の分の形と合わせて、丁度良い感じで分けて行けるように出来るのではないでしょうかね?
そして制度の最大の特徴は、村が大量の納税で発展して行って、人口が増えて行くと、否応なしに階級がランクアップして町になってしまう事により、今までの形から下がることになるので、そこにより公平性を作り出す事が可能となる。
さらに言えば、それを嫌がって人の受け入れを拒絶すれば悪評が立って納税額が減る事にも繋がるので、回避はなかなか難しい状況になり、そこにおける制度の公平感を生み出しやすい形になる。
人口数が多くて基本的税収の多い市が村よりも少なくされるのは、ふるさと納税の名称から見れば当然とも言えるでしょうから、この形が公平性を生み出しやすい形に出来るでしょうね。
村が発展したら、自動的にふるさと納税のランクが下がるという形でならね。
それに、ふるさと納税で返礼品の状況におけるハンディキャップもこの形なら差を埋めやすいと言えるでしょうしね。 今回外した区に関しては、事実上市と同ランク扱い。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
田舎の定義~終了~市町村型ふるさと納税制度案