旧436回 燃料要らず弾薬補充の必要も無い新型戦艦「水・無限」
今回の話は、無限シリーズの第2弾の新型戦艦「水・無限」ですけど、前回と同じように軍事維持コスト削減効果と共に民間転用による燃料代などの大幅コストカットに今回は推進力による移動速度上昇効果も含めてより進化した形の内容をお届けします。
それに含めて、海上海中における障害物等を防御防衛できるような特殊機構も含めた仕組みになるのですけどね。これにて、タイタニックのような氷山とぶつかるような例や他の船等と接触するような事故を防いで行く事が出来るようになります。
それも全て、水・無限から来る無限の水の力を用いる事によって。これは戦艦のみならず民間船においても非常に便利な機能になるでしょうね。
基本的な形は前回の新型戦闘機「風・無限」と基本コンセプトは一緒ですね。
ただし今回の形は風力エンジンではなく、今まで大規模自然水力発電兼大津波対策として紹介してきた人工滝発電を推進力エンジン機構として導入させる形になります。
なので、風力エンジン同様基本的な仕組み構造自体が発電機能を兼ね備えているので、推進力を作り出すとともに発電効果も同時に作り出す事が可能となり、風・無限と同じように無限航行が可能となります。
さらに水・無限では、基本構造が船を進ませる為の推進力を人工滝発電エンジンで発生させながら、別途発電機能にさせているので、風・無限よりも大きなエネルギーを同時に扱う事が出来るようになります。
ついでにオマケという名の補助発電機構で太陽光発電も追加すれば、電力体系においては不足する事がほぼ無くなります。
この時点でエネルギー面だけは完全に無限状況となり、原子力空母のエネルギー量よりも遥かに凌駕する能力体系になります。
人工滝発電エンジンの取り付け位置は、船の海に面する部分を囲むように全体に取り付けて、主に側面部分から大量の海水を取り込んで、それを船体の下に押し流しつつ、船体下の後方部や側面部分等に排水口を用意して、そこから大量に放水してそれを推進力にするといった形になり、その排水口を可動式で増やす事も出来るようにして、推進力の調節が可能にしつつ側面部分によって急速旋回等に横移動も含めて可能にさせる移動航行体系にする。
ちなみに、前面方向から取り込む形にして、さらに高加速能力を付与させる形も出来るようにする。
武装兵器に関しても風・無限と同じように小型射出プラズマガンや直射砲台形プラズマカノンの他に人工滝発電エンジンにて常時大量の海水を船の側面部分から取り込む体系になるので、海水の確保が無限に行える為、そこから攻撃用の海水を吸水させて、冷やして固めて氷塊状態にして高速射出させるアイスランスの魔法を発動させるような形や放物線を描かせるように大量に細かく射出させて、フリージングレインの魔法発動の形で攻撃する事や普通に大規模圧倒的放水攻撃にする事も可能で、さらに常時大量の海水を取り込む事が可能という特性上から、それを逆に一部から逆流させる(機構はあらかじめ用意)ようにして一部の海面や海中から大津波を発生させて砲撃物から飛来物に接近する物体等をまとめて大津波で押し流して防御するという形に展開して防御防衛する事も可能になります。
すべて海の水を用いた自然に優しい攻撃防御の形の戦艦になります。防御機構だけなら民間船にも大いに活用可能ですね。
大津波にて相手を押し流して、その反動によって自分たちの船を相手から遠ざけるといった事にも用いる事が可能で、船体が海底のどこかに引っかかるような状況下でも、その大津波を海底に向けて大量に放出させれば、一気に浮上効果も併せて脱出させる事も可能になるでしょうし、推進力の発生がスクリュー式とは違うので、海中での何らかの巻き込みは発生せずに上から取り込む水を押し出すだけなので、自然環境への影響度合いもなるべく少なくさせる事が可能です。
この形であれば、今よりも船の速度を大幅に上げて加速させる事により、船による航行での移動時間を大幅に短縮させる事も可能になります。もちろんのんびり移動する事も可能です。
人工滝発電エンジンにて問題になって来そうなのは海の水を海上付近から大量に取り込む構造にて、巻き込みが発生する可能性に関してですが、人や魚等が不用意に吸い込まれないように柔らかい金網にて進入を防ぐ機構と共に、その流れに沿って船の中に自動的に入れるような機構にさせて、自動的に救出できるような体系にさせると今以上に人助けをしやすく出来るでしょう。
さらに仕組みを用いて、前面部と横側面部から海水大量取り込みの効果を海洋汚染の海上浮遊ゴミの回収機能に役立てさせる船の活用に用いる事も可能になります。
海水は移動する際に大いに取り込む必要があるので、追加でそのような機能を付けて活用させる事も可能になります。
人工滝発電エンジンは基本的に航行する為の推進力を作り出す為に用いていく形で同時に大規模発電も可能にするのですが、停泊時にも推進力を生み出さずに大規模発電をさせる事は可能で、その場合は別途追加装備を用いて近くの場所から大噴水を上げさせて放出させるといった方法により停泊状態でも人工滝発電での大規模発電を稼働させたままにして、大量の電力エネルギーを生み出す事が出来るようになります。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
水・無限~終了~人工滝発電エンジン