旧301回 髪の色を気にしない学校環境について

今回は、以前にも問題に挙げられていた髪の地毛で人種差別が日本の学校で問題になっており、そこでは黒髪至上主義者達が人種差別の教育をしているというような報道があった。どこまでが本当かは定かではないが。

それに関わらず日本国内の学校環境では髪を染めない事や黒髪推奨ではないが基本的に黒髪を校則の主軸にしている学校が多く、それ以外の髪は全部特殊にして差別するという多少人種差別要素の入った校則を規定している。今回私はこれの校則に対する問題点や矛盾点と、髪の色を含めて気にしない人種差別無しの学校環境に関しての推奨の事で話していく。

髪の色が違うからと言って黒髪に染めるように強制するのは、そもそもの校則にある髪染め禁止と矛盾する内容になり、それだとその学校は黒髪至上主義と言うようなどこぞのテロ組織のような人種差別集団になってしまうでしょう。

そもそも髪の色は人種や受け継がれる血脈によって千差万別です。ただ日本人という人種に黒髪が多かったから黒髪がベースとして考えられるような作りになったのでしょうが、現代のような日本人種以外の血脈も多く含まれる状態では完全な黒髪である日本人だけの結婚でしてきた例は減少傾向にあるでしょう。となると、その状況で黒髪がベースで考える事は現代の環境と合わない事を意味しており、それをベースで校則を維持しようとする事自体が今の状況では人種差別行為に該当する可能性が高いという事です。

そして髪染め禁止という所の話に移りますが、これは昔の学校教育の中で髪を染める行為は不良のやる事や風紀を乱すなどの理由で教育上よろしくないから禁止とした物であろうけども、必ずしもそれが直結する問題であるだろうか?

 確かにむやみやたらに髪を染める行為は心身に悪い影響を与えかねない行為の1つ(これは完全に染めるタイプ。色を被せるのは別)ではあるが、髪の色が違うからそれが即風紀の違反行動に繋がるかと言えば、そうではないと私は考える。

それに今の時代では髪の色が完全な黒以外である事が多くなっている為、黒髪以外は風紀違反として生来持った髪を差別する行動が見られる事こそ不良学生を生み出す要素になっているのではないだろうか? 今まで髪の色は黒髪ではないけど普通にしてきた子供に対してその存在は異質であるからダメだという行為自体が不良行為への誘発環境になっている可能性がある。

そしてこの問題を髪の色や頭部の状況を変化させる事という言葉に切り替えると、教師側の何割かが学生に教える側であるのにも拘らずそれに違反しているけど学生にはそれを制限させるというおかしな状況になってくる。つまり頭部の色や形が黒髪としておかしかったらダメだというのなら、白髪の高齢教師はもちろん黒髪に染めるべきですよね?あと妙な飾り物を付けているかつらを付ける行為も本来の形から偽る行為にもつながるのでダメですよね? 黒髪にしているからいいのでは?と言われるでしょうが、地毛は無いですよね?一応あれも偽装で染める行為に該当できると考えますが?

あとはウィッグやエクステも禁止で、それと教師陣は毎日白髪チェックをして抜くか染めるかをしつこくやるぐらいの対応は取れているのでしょうかねえ? 学生に対しては厳しくやるのに教える側の教師は良いとか大人のエゴであり、そういう奴らにそれを厳しくする権利はどこにも無いと考えられますが?どうでしょうか? 

それに髪を染める行為自体やかつらなどを付ける行為は一般社会に出たら日常風景と化していて、それをしたから社会環境が悪い方向へ行くとはなっていない状況で髪を染める事が風紀違反で不良になる事とはこの社会を見てもそう決め立てる事は出来ないでしょう。

 普通の今の職場環境でも黒髪至上主義のような人種差別推奨の会社はほとんどありませんし、多少の髪染め程度であれば問題無しとしている会社の方が普通な状況です。ついでに外国人が多数入っている事も起因して。

今の日本の社会が髪の色に対して緩く世界的対応になってきているのにそこに至るまでの学校教育機関で制限するというのは、いかがな物かと考えます。

さらにこの髪の色の問題としては、今の状況では学校ごとに黒髪以外なら地毛登録で他の色の髪も認めるような動きになっていますが、それを行なう事自体が既に踏み絵のような状況で人種差別を露呈させるような行動に繋がっています。これを行なったからと言って必ずしも地毛の事で何も言われなくなる事でもないという事ですし、この行為自体が学校での人種差別を強くする行為やいじめの発生に繋がる要素になっていると考えられます。

さらに言えば髪の色が世界色豊かになっている状況で黒髪がベースでそれが正しいというような教育を進める事は、それ自体がいじめを誘発する事に繋がる状況だと私は思います。

なぜなら人間の悪い癖として、自分と違う点で特異な存在に対しては差別をしてから攻撃行動に移りやすいからです。みんなと違うから違う奴を攻撃する。そしてそれを学校側も推奨するみたいな動きができやすいので、それはつまり人種差別が大好きな学校教育となります。

人はロボットみたいな全部が同じようにする必要性はない存在です。というか全部同じようにさせるのなら、人間の存在価値はありません。

個性が大事で他人と違うからこそ人はここまで発展できたというのに、何かに統一させて人の行動を著しく奪うような行動は人の存在意義そのものに違反した行動だと言えるでしょう。

 つまり何が言いたいのかと言うと、髪の色が多少大勢の人と違うからと言ってそれがおかしいというような教育はそのものが間違った教育であるという事であり、人種差別教育と同じ物であるという事です。

それならば、もう髪の色はいっその事自由にするという校則にすればよいのではないでしょうか? それであれば地毛登録の必要性はないしそれ以降の人種差別のような事が起きる可能性自体も無くなっていくでしょう。

なぜならどんな髪の色でも認めるというからです。ただし染める事に関して発生する自分の体への悪影響に関しては自己責任とするという流れにすればよい。具体的には髪染めなどに興味を持ち始める前の年代の子供たちに対してから徐々に髪染めに対する身体の危険性などの勉強をさせるといった感じである。根まで染めると、髪質を痛めてスキンヘッドになりやすくなるといった感じに。

それで髪の色が自由に変えられるようになったからと言って、そのまま不良行為に導かれる可能性はそんなに高くないだろう。そもそもそれを不良行為と定めて無理やり禁止にしたからの反動でそうなっている可能性が高く、全員が好きなように髪の色を変えられる環境となったら、それが普通という事で素行や態度まで悪くなるという事には直結しにくくなっていくだろう。

 あと他の要素として、髪の毛の長さに関しても男女差別を定めるのはどうかと思う。それに髪形を統一させようとするのも人種差別行動に繋がる可能性もあるし、何よりも多様性を阻害する動きであるからすべて本人の自己責任として、あくまでこういう感じであれば一般的な見た目が良い印象ぐらいでお勧めぐらいにしておいたら良いだろう。

あとついでに髪の色がどうのこうので言うと肌の色に関しても日本人色じゃないとダメだとかいう学校があるのだろうか? その場合完全に人種差別推奨学校だが。

肌の色も髪の色も実質的には同じものであるし、肌の色は平気だけども髪の色はダメと言うのは、道理が合わない。というか髪の色や肌の色云々言うのなら、女性教師は化粧も禁止ぐらいになるだろうな。一応本来の地に染めている行為に該当するだろう? 最近では男性教師などにも該当してくる話だが。

 まあそんなわけで、基本的な人種などによって変化がある体の部分の違いに関しては基本的に制限を掛けないという決まりを日本全国で普及させれば、これによる人種差別やいじめ問題の発生を抑えて、より世界と仲良く出来る教育環境を育んでいけると思うので、私はそれを推奨する。なので、付け爪や入れ墨などの人種に関係なく変化させるものに関してのみ禁止とさせる。一部カツラのみOKとする。(病気などの関係上)

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 髪の色~終了~人種差別

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