旧231回 独裁的民主主義 学校教育Ⅴ‐社会性を学べる自由授業‐

学校というのは授業を通して学びを教える所だが、現在閉鎖空間になって社会性を学べる場では無い学校が多く、そんな所ではいじめなどが多発する要因となっている。今回の授業方法はそのような要因も解決の手助けへとできるような方法である。とは言え、本格的に導入しようとすれば独民の学校教育1~5を入れないと難しいのだが。

さて自由授業と聞くと普通に連想されるのは自習という言葉だろう。間違ってはいないのだが、それでは自由の部分があまり無いと思うぞ。私の話す自由授業というのは、主に学校内で学校内の学年クラス先生方丸ごと巻き込んでの合同自由授業という壮大な内容である。何をするのかと言うと大雑把に言って自由であるという事だが、それではちんぷんかんぷんだろうから詳しく解説していく。

基本自由だから何をしても良いという事だが、いきなり学校内全員集められて自由にと言われても難しく思える事になるだろう。という事で、まず集まってもらった学生たちに大まかに4つのグループに分かれてもらう事とする。友達関係で選んでも構わないし、自分の好みで選んでも構わない。

それは、学校の教室内で学年クラスごちゃまぜでの集団勉学のグループと、体育に分類される様々なスポーツなどで運動したいグループと、社会や化学や音楽などの行動によって知識を得て行くグループと、学内清掃や学校探検又は街中ぶらぶらなどの特殊な取り組みのグループに分けます。

授業を行なう前に先生方にどこのグループに行くのかを決めてもらい、なるべく数が平均的になるように分かれてもらいます。グループを決めた後に数に偏りがある場合などは適時調節をして子供を見回れる状況を作ってもらいます。

そして分かれた後は、グループごとにグループ担当先生方の後に従って行動していきます。ちなみにグループ分けをする時に勉学はともかく他の3グループに関しては、今回の自由授業でやる内容というのをあらかじめ決めておいてもらうという方法の方が、判断をしやすくできるでしょう。勉学の方は割り当てられた教室内に自由に移動してもらってそこで各自好きな勉強をしてもらう事なので、特に決まりを作る必要はありませんが、他の3つはあらかじめ今回のある程度の方針が出されていないと後で揉めるだけの時間になる確率が高いので、決めておいた方が良いです。(極端に人数が少ない場合以外)

 体育系ならば運動競技の内容をいくつかで、社会や音楽などの文科系行動では授業のある程度の候補と、特殊系は何をやるのかなど。

そしてその分けたグループの詳しい解説について話していく。まず勉学の方は、基本的に好きな教科を自習の様な形でしてもらうのだけど、まじめに行なう必要は無く、周りに迷惑を与えない程度であれば会話は自由として相談なども自由にできる状況とする。ついでに時間内に決められた教室間の移動も有り。

そしてこの場には先生たちも各教室に常駐か見回り的な感じで教室間をうろうろしてもらい、勉学などの相談などに自由に対応できる状態とする。さらに学年が違う状況で集まるので、先輩などに教えてもらいに行く事も可能にできる。各学年の各教科の成績上位者の場合は先生たちと同じように行動してもらっても良い。そして苦手教科を教えてもらうという事も可能に。

 基本的には真面目に勉学に取り組む学生が集まるので、知識の交換や相談などがしやすい状況にもなりやすい。ついでに学内での相談なども行ってよい。

次に体育系の方だが、こちらは分かりやすく全学年入り乱れての簡易運動会の様な感じだな。もしくは基礎トレーニングを行なっても良いし、それで効率性の良い運動法の知識の交換などをしても良い。基本的に動いて遊びたい学生が集まる。

次は文化系行動だが、こちらも基本的にやる事は違うが意味合いとしては体育系とほぼ同じである。知識や技術を高めたり知識の交換や別の技術の習得によって持ちえる技術との融合などを模索したりとできる。やる事が出来る内容に関しては、社会や地理での実地検分とか理化学での研究や自然観察とか音楽各種の演奏や練習や書道や茶道などもこちらに入る。要は字を見て知識を得るだけの教科以外の所という辺りである。

最後に特殊系だが、学校内清掃や学外清掃やボランティア行動や学校探検又は、謎解き宝探しのようなパーティゲーム等基本他3種とは違うタイプの事をやるその他に分類される内容である。こちらも集団行動での関係性の構築作りや清掃活動やボランティアでの地域との関係作りや社会性の向上をするといった目的がある。

で、基本的にはこの4グループの活動での自由授業とするのだが、学生全てに先生の目が行ける事は難しいので、ズルしたり悪事系を企む奴も出てくるだろう。それの対抗策として近年成長著しいドローンなどの無人機を用いて各所に点在する事になる学生がよからぬ事をしたりいじめなどが起きている場合などを止めさせたり、事前に防止させたりする目的で巡回させるなどをすればよいだろう。

それを先生たちが持ち回り(常に先生全員は常時確認できる状態)で確認させるようにして、問題が無いかのチェックをする。出来ればルート設定の所で、本来学生がいない所に学生がいた場合や何やら揉めているなどが確認できる場合だけ各先生に無人機からの連絡がいくという設定に出来れば良いのだが。

 ちなみに特殊の中に必ず休憩は入れて、何もしたくないもしくは寝たい学生にも対応できるようにすること。

それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 独民 学校教育~終了~自由授業

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