旧225回 独裁的民主主義 学校教育Ⅱ‐タブレット端末活用術
今回は主に基本授業体系のタブレット端末を使った話をしていきます。今までのような教科書と紙と鉛筆などの筆記用具を使っての授業体系では、学生側に対して毎度の諸費用代が掛かりますし、授業のスピードも多少下がりますし、何より重量も増えますし、教師側のプリント作成やテスト作成や子供達の能力を見極めたりする作業で時間を大幅に取られます。これははっきり言って今の時代から見れば時代錯誤な授業体系です。
時代は今やネット全盛でパソコンや携帯やタブレット端末などの電子機器で溢れている時代です。その時代の中で昔変わらずの体系のままでいる日本の授業体質ははっきり言って時代遅れです。さらに今の時代では学校での教師の仕事は増えて満足な仕事が出来ず過労働の教師が増えて大変みたいですし、子供の未来への学習においても今の内から電子機器に慣れておく必要は普通にあるでしょう。それにこのタブレット端末を大いに活用する方法でなら、筆記用具代などは必要無くなり、ほとんどがデジタルデータと化すので、教師側もテストや試験での問題作成や授業の内容をまとめる事などで仕事の効率を上げることが出来、ついでに採点や苦手要素の発見などの面においても負担を減らせる事でしょう。
さらに子供達に対しても、面倒で重たい邪魔な教科書や辞書などの荷物分は減らせる(机の肥やしや毎回忘れられる心配も消える)し、机の上がごっちゃらけになって分かりにくくなる事も無くなるし、知りたい事などが次々と調べられるようにも出来るので総合的に見ても今よりも優れている授業体系と言えるでしょう。
とは言えタブレットだから文字は入力式という事でも良いが、それでは書き取り能力が低下するという恐れがある場合、タブレットにペン(タッチ専用ペン)を付けてデジタルノートの手書き入力式で文字を書き込めるという機能を付ければ良い。
さてこのタブレット端末活用術という事だが、タブレット端末は基本的に学校備え付きで各学生分用意する。(机に備え付けるタイプ)そして余裕があればもう1セット持ち帰り用のタブレット端末も用意する。ちなみにどちらも学校側(行政側)で用意をする。そしてその代金を学生や親に求めない形とする。
学校備え付きのタイプは、机上で充電できるタイプとして基本学校内だけでの使用として普段の授業などに使用して、持ち帰り用は宿題用や予習復習や知識を増やせる道具として使用できるタイプとする。また2つを使用する場合は、互いに情報をリンクできる仕組みとして、持ち帰り用で調べたりまとめたりした内容なども学校用で同じように使えるようにする。
ちなみになぜ学校備付タイプを存在させるのかというと、単純に忘れ防止と持ってこずに授業放棄を防ぐ為である。さらにこの両タブレット端末は基本的に学生使用タイプとして、授業などに関係無い機能は完全排除した物とし、ネットに関してもかなりブロックされた状態にして閲覧履歴等(どこのページ閲覧をしたかのみ)は常時学校の情報に記録保存される仕組みとする。(犯罪等防止の為)
さらに授業時に関係無い事をタブレットで行なえないように授業ごとに教師の権限で使用できる機能の制限が掛かるようにする。(その授業で使う教科書の機能と筆記機能や辞書などの機能のみ)
こうすれば授業中に真面目に授業を受けずにタブレットで遊びほうけることが出来なくなる。さらに持ち帰りのタブレットがある場合は、宿題などをデータ上で配信(強制)させることが出来るうえに、連絡事項等の報告も出来る様になる。
さらには宿題などの問題の答え合わせもシステムが自動で行なってくれるし、宿題を終えた瞬間に教師に送られるという仕組みにすれば、いろんな手間を省く事も可能。ついでに忘れ防止機能も持たせられる。
そしてもう1度学校用に戻るが、テストや試験でも同じように答え合わせがすぐに可能だし、完全終了なら情報を決定で送れば良いだけとなり、そこからの退出なども自由にできる。もちろんテストなどの間はその機能だけしか使えないようにロックするとして。そして教師も答え合わせ等はシステムがやってくれるし、書き取りでシステムが判定し辛い部分の問題だけ教師で判定させるという感じにすれば、教師の負担もかなり下げられることになる。
さらに長期の休みの際の量の多い宿題などに関してもこのタブレットを活用すれば効率的に宿題を行なわせたりやる気を継続させたりする工夫も可能となる。方法としては、その日ごとの宿題内容などを朝に自動配信させて少しずつ宿題を済まさせる工夫も可能である。既存の方法では丸ごとどっさり渡されて、やる気を無くしたり後で済ませようとする感じになる事が多いので、タブレットなら少しずつ宿題を渡すという方法が可能となる。
さらにそれをクリアすると次の宿題が配信&プレイすることが可能となり、次々と済ませて行くという方法も可能になる。そして夜頃(又は夕方)になっても本日分が出来ていない時は、学校で教師がチェックしてメールなりを飛ばすか、自動配信で注意文を送るなどの方法が取れる。ちなみに持ち帰りのタブレットは基本的に電源のON/OFF機能は付けない。(一定時間で画面表示が消えるだけ)
さらに電池残量を0にして物理的に防ごうとする場合は、その状況も学校で確認されるので、電話での注意や家庭訪問での注意&指導などがすぐに行なえる状況となる。 ちなみにこの方法は普段の宿題や課題などでも使用可能と言える。
そしてタブレット活用で便利な点と言えば、勉強を楽しませる工夫や知識をもっと追究したりさせる工夫作りをアプリなどで簡単に得てプレイさせられるという点だろう。つまり勉強用のゲームで持って勉強を楽しく覚えて行かせることが出来るという事だ。
そしてこの配信を基本的に学校内で任意に選んで手に入れられるという感じにする。さらには、基本的な教科のテストなどをこのアプリのレベルで決める事も可能。基本教科の勉強アプリが最初から入っている状態で、その勉強アプリのゲームの規定レベルをクリアすれば自動的にテストを通ったという感じにすることも可能。
ゲームのアプリは学校での配信だが、アプリ自体は教師やそれ専門の会社や個人などに作成を依頼して作ってもらうなどをする。もしくは自由に会社や個人が作って学校側が選別して子供に与えるアプリ(楽しく勉強できるという観点の元)を決めて行くという方法も取れる。 あと基本的な事だが、学校で手に入れたアプリはもちろん持ち帰りタイプのタブレットにも自動入手されている。
そして最後にこの内容で話す事は、基本的にタブレット内の情報は各学生の物で卒業するまでは持っておくことが可能として、小学から中学などに進級する場合は、情報の一部などを次の学校に移すことが出来る様にする。卒業時は持ち帰りタブレットは返却する形となる。ついでに高卒時などで進級をしない場合には、これまでに手に入れた知識情報などを個人が所有する電子機器に移す事や印刷して文書化にしたりも可能にさせる。
さらに各個人のタブレットデータのバックアップは常に学校のパソコン内などに保存される形として、不慮の事故やいじめの被害などでタブレットが損傷した場合などの対策が打てる状態(予備の確保含めて)にすること。
またタブレット端末は基本的に学校内(学生用)で統一して、新たなタブレット端末に変える場合は全学生分を同時に交換する形にして、学生の年度ごとで機能が違う仕組みにさせ無いようにする。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
独裁的民主主義~終了~学校教育Ⅱタブレット