旧350回 人は大事な人を守ろうとして感情的に発言をするとどうしても脆くなる
今回の話は混迷国会にて安倍総理が妻を守る為の行動で、感情的に失言を発した事に関する事です。
本題に入る前に軽く日本の法律での犯罪立証に関する部分を話していきますけど、日本の法律で犯罪の無罪証明は身内や家族では成立しません。これは身内や家族では感情や情が大きく要素して客観的な判断を正常に出来ないので不成立とする内容なのですが、最近の権力者共はこの事を全く理解していないのか、それとも日本の法律には該当しない身分とでも言いたいのかという行動や発言が多く見られます。
これは日本の法律や司法を軽視または無視する行動であり、権力者だからとそれを自由に行なってよい道理はないでしょう。
今回はこの解説部分をよく理解した上で閲覧してください。身内が絶対の無罪を主張して貫き通す事は法律的に出来ない事をね。主張する事自体は自由ですが、それによりそれ以外全てを排除しようとすれば法律を無視しているという行動です。
現在は森友学園の公文書改ざん問題で紛糾状態にありますけど、その発端とされるのは当時安倍総理が妻の関与疑いを掛けられた際に感情的になって、どちらかが関与していれば総理も政治家も辞めるという致命的な失言をしたことから始まったのでしょう。
それに際して総理は自分から妻に確認をして絶対の無罪を証明して、それ以外の調査を完全に断ってきましたが、法律的に言えばその行為による絶対の無罪証明は不可能です。ついでに政権関係者や与党からの無罪証明も同様に身内判定となり不可能であり、未だに完全な関与無し判定は法律的に成立していない状況であり、その潔白を証明させる事を総理が思いっきり否定している状況にある為、本当にこの問題の全容を解明させて妻に掛かる濡れ衣を完全に証明する気はないという事になるでしょう。
本当に何も無くて完全無罪で関与何も無しというのであれば、参考人招致ぐらいは普通に行なえるはずです。それを行なおうとしないというのは、何かよからぬ事があるという事の証明になるのですから。
そして私人だから関係ないというのも言葉的に無理があり過ぎますね。それに先と同じ言葉になりますが、本当に何も関係が無くて清廉潔白なのであれば、それを法律的にも堂々と証明させればよいだけです。
今の安倍総理には日本の法律の適用はされなくて、妻にもされなくて総理が考える独自の法律でしか自分達は永久に裁かれないとか考えている人であれば別ですが、それは日本の法律の全否定を総理が行なっている事であり、司法の力を弱めようとしている独裁者の考え方になるでしょう。
そしてその考えであれば、安倍夫妻は日本に居て日本人という区分よりも上位の存在にある人神か何かだという事でしょうか? だからこそ自分の発言による無罪証明は法律よりも上にあり絶対であるという発言と覚悟なのでしょうかね? そしてそんな総理だからこそ法律は自分達には完璧に無効だからどんなことをしでかしても大丈夫だという考え方で行動しているのでしょうかね? だからこそあれだけ日本でやりたいように行動出来ると。
やはり今の総理は身内に甘すぎて日本の法律の無視を決め込んでいる節が大いにある。独裁者というわけでもないのなら、同じ日本に住む者として日本の法律を守る考え方で行動してほしいものですね。
まあ現在その法律も好き勝手に変えようとしているようですが。本当に自分は神だとか言う人なのでしょうかね? 逆にこのブログを書いている私は悪魔ですから、普通に相反しそうな状況ですね。立場的上位にいる者達(日本人口の1%)にとっての悪魔ですからね。
今の国会混迷状況に関しての話で言えば、総理政権側が問題の本質に逃げずに対応していく心意気を見せられなければ、信用は取り戻せないでしょう。
具体的に言えば自分たちの責任も認めていく対応です。人事に関する任命責任は総理にも大臣にもある事ですし、管理監督責任や状況判断からの国民に丁寧な対応を欠いた事の責任の非も自分達が認めて、それに正しく値する罰を自分達が背負っていく事を宣言できなければ、その立場にふさわしくない総理政権共と言う事になるでしょう。
今の立場からなる責任問題と直視できない総理や大臣など日本の政治には必要無いですから。かの最悪民進党政権の総理や大臣たちよりも能力が低い事の証明になりますからね。まあ今の状況はそれよりも最悪に近いかな?
日本の総理大臣というのは無能な独裁人格者がなるものでしょうか? 日本で言う総理大臣というのは日本国民たちの代表なのですから、それ相応の人が成るべき筈なのですがね。なんと言っても1%の人達にしか選挙権が無い国ですから、まあ無理な話ですよね。 アメリカはあれでもまだあるのに。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
失言~終了~無罪の証明