旧190回 今宵日本の大臣選定の闇に切り込む 政治家の天下りの真なる闇はここだ!!
現在の安倍政権では特に酷い、今の戦後から続く大臣選定の儀式が天下りの新なる温床地帯という事について今回は解説していきます。
現在の安倍内閣の大臣共は国民に対する裏切り行為が日常風景のような状況になっていますね。それも安倍内閣になってからかなり顕著な状況となっています。現在の情勢下でも頭にまだ残っている類いは防衛大臣の森友学園絡みや自衛隊南スーダンでの戦闘行為偽装や重要書類隠蔽などや虚偽の過多等があり、現在法務大臣が争いを続けているテロ!等!準備罪(共謀罪)での発言の曖昧さや国民に話そうという気持ちの無さや、国会内での話す内容レベルの低さもありましたね。
また、大臣かどうか忘れましたが、災害地等の山の辺りに行くのに、長靴忘れておんぶされて移動する惨めな人もいましたね。(最近も「長靴が大量に売れて良かっただろう」とか問題発言を繰り返しましたが)
そしてまたもや今度は被災地復興の大臣が記者のしつこい質問に激怒して、記者の先には大多数の国民がいるというのに被災者をないがしろにする態度や発言を繰り返して、報道の自由すらも束縛するような発言をするというのは、もはや大臣失格ですよね。
報道は真実や隠されている情報を知って伝えるという使命や欲の為に行動していますが、それを封じるような発言は大臣としては失格です。(いくら頭に血が上りすぎていたとしても)
この人の行動を見て、一瞬トランプ氏と姿が被りましたね。 また、復興大臣としては決して思ってもいけないような発言までして、被災者を切り捨て傷つける発言は、大臣うんぬんよりも人として最悪ですね。
自主避難者の状況が全く分かっていないという記者の発言がそのまま当てはまる内容です。それを知らないからこその自主避難者への補助の切り捨てと見捨てる行為なのでしょう。(これには現政府も関与する話ですが)
自主避難者は自己責任?バカを言うなよ。現状でだって戻れる場所は限られているうえに政府が安全だからと開放している土地でさえも他の土地に比べればはるかに危険な場所が多く存在しているというのに、そこからの自主避難が悪い事みたいに発言をするというのは、大臣というよりも政治家以前の話である。政府の安全基準とやらも成人を基準に考えられての数値だから、子供にはまだかなり危険な線量で点在しているだろう。
それに今土地の解放をされてすぐに補助の解除というのは、人の暮らしのなんたるかを全く理解していない行動である。今の政府関係者に一般国民の暮らしを体験した人は1人もいないのだろうか?
現状で仕事やお金がなければ行動も難しい状況の中で、満足な仕事が見つけられない土地かつ物資も少ない状況の上に配達サービスの全面復旧までされていない状態で元通りとは程遠い状況である。
少なくとも自主避難者達への最低限の生活補助に関しては、土地解放後5年くらい経ってからが考えどころだろう。現状ほぼ新天地開拓を行なう状況になっているのだから、それを満足にできない人々を守り支える役目が日本政府には存在して行かないといけない役目があるはずなのだが、今の自民党政府はその役目すらも完全に放棄して困っている国民を見殺しにする政策を取っている。裏の言い方で言うと、安倍総理の望む虐殺だな。 実際この行動は自主避難者をある意味虐殺する政策だからな。
それで、本題へと行くがこのように今の大臣事情では担当大臣不適格な人材が多く選ばれている。ついでにその多くの不適格な大臣が安倍総理の庇護下の元少しくらい国民を見捨てる行為や発言くらいは許すという甘すぎる対応で接している。ちなみにこれを無条件の謝罪のみで許すという行為は、安倍総理もこのような行動に関して大臣と同じ考えを持っていて、本当は謝罪をする気持ちは無いが、表面上の謝罪として考えていると思われる。
こういう対応に関しては任命責任的な感じで野党に付け入る隙を与えてしまうという考えもあるのだろうが、何もお咎めなしで軽い謝罪だけで許すというのは、国民を見下しきっている行動である。アホのさえずり位にしか総理は考えていないだろう。 普通の会社であれば、何らかのペナルティがあって当然の行動だというのに。
あと大臣の謝罪に関しても訂正やら今後真摯に対応していきますなど、心が全く籠っていない対応が多すぎる。所詮すべて表面上の嘘の謝罪であろう。長靴無しおんぶ議員の様な例が全ての大臣に当てはまっていると見て良い。 表面上謝罪が、その少し後に全く謝罪していない事が発覚の様な感じ。
それで、大臣の選定の方法自体が問題ではないのか?というのが本筋の内容だが、この選定方法というのは大臣候補という複数回選挙で戦いぬいてきた政治家が当選して大臣になるというのだが、現在自民党内部ではこの大臣候補があまりに余りまくって不満が爆発寸前というカオスな状況となっている。なので、適度なガス抜きで大臣未経験議員の大臣当確をなるべく多くしているのが現在の実情なのだが、主要な大臣の場所は国家運営上あまり変えたくないという事で大臣が連続で同じ場所に留まり続けるという現象がよく起こり、その他のあまり重要ではない所の大臣で未経験議員のガス抜きをしているというのが話としてなのだが、そう考えると現在の問題過多な大臣共は安倍総理にとってそこまで大事な大臣では無いという事になる。(政治家的にではなく、その大臣の役職どころである)
防衛や法務さらには復興などは日本の現状において欠かせないような場所の大臣のはずなのだが、そこにガス抜き議員や育成議員で経験値稼ぎの大臣にさせるというのは、国民を見下し過ぎた行動であると危惧する。国民の事が大事には思っていない奴の行動である。
その上溜まった大臣未経験のガス抜きで新大臣を決めるという大臣選定方法も国家運営上では間違えた手法であると考える。その分野に適任な人材を大臣として収めて行動していく事が大事だというのに、適当にあまり大事ではない箇所に当てはめて行くような大臣選定はいざという時の対応が難しくなったり、総理の意のままに動かされて結果独裁状態が普通になったりと危惧する要点が多い。さらにこの過程上では、資質が無い(各大臣の専門知識が無いという意味)のに大臣になれるという事になるので、これこそ天下りではないだろうか?
うまく国民を騙して選挙に勝ち続ければ(又は無投票)、大臣という役職で甘い汁が吸えるというのは、これこそ天下りの温床ではないだろうか? 政府が公認で天下りしていれば、そりゃあ各省庁での天下りが日常化するわな。
詐欺師で政治能力が無能なのに、大臣待遇でのんびりするという大臣が多いと見える。重鎮クラスはまだ別だろうが。
このような大臣選定方法は即刻取り止めるべきである。 さらに少し言い忘れたが、この大臣という役職は総理の一任等で新たな大臣職を増やしたりもしているが、ガス抜きの量を増やす効果と天下り先を増やす効果も持っている事になる。つまり安倍総理自身が天下り事業斡旋をしているという事になる。
この大臣選定方式は作った当初は効果があったのだろうが、今は大臣未経験議員の増大と自民党一強のせいで完全に天下りの場所と化してしまった。能力が無くて甘い汁を吸いたい奴を選定していくというような場へと。
私が現状況下で変えるとするならば、大臣の下に副大臣を1~2人配置して大臣の職の補佐&緊急時(大臣が無能になった場合)の入れ替わり要員として大臣の仕事の勉強をする役目を持った人員を用意して能力を持った大臣を常に配置するというような感じにすると良いだろう。ただしこの副大臣は普通の政治家と同じ待遇にする。 その上で今の大臣選定方式を一切排除する。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
大臣選定~終了~天下りの温床地帯