旧791回 偽りの平和と平和ボケ
今回の話は冷たい話で、自分たちが平和であれば他で凄惨な虐殺が繰り広げられていても問題ないというのは、人として究極の非道の虐殺加担行為ですよね? 助ける事は出来ても戦争に関わりたくないとして、救える命を見捨てて「虐殺可哀そうだね」と言うだけの傍観の虐殺者達。
日本等の多くの国はこれに当たり、自分たちに火の粉が飛んでこなければ世界が核戦争で覆われても知らんぷりをするという最低の人達ですね。それはむしろ核兵器を振りかざす者たちよりも非道で虐殺を見て見ぬ振りしながら楽しむ冷酷者共。
分かりやすい例で言えば、助ける事が出来るいじめや暴力行為に対して、助ける事もせずにただ眺めて殺されていく様を見ながら自分たちは完全に関係ないと言い張る最低の人達ですね。被害者側から見ればそれらも基本的に加害者の仲間でしかない。傍観は加害行為を容認する事と同意だから。
つまり非道な戦争行為に特に何もせずに傍観するだけというのは、その戦争行為を容認していて賛同している事と同じになる。どれだけ口では違うと言っても口先だけなら馬鹿でも違うと言える。結局、暴虐行為に何もしなければ無言の加担者になる。
ただし、その前提は助ける力があるかどうかでも変わってくるが、そもそも助ける為の力を持つ事が出来るのに、それを持つ事すら放棄している事は持たない事によって自動的に暴虐の加担者に成ろうとしている事と同義である。=世界は核戦争などを望み世界を壊そうと考える事と同じ。
平和を守るための力も行為も捨てているようでは、世界に平和は訪れないし、世界から戦争が無くなる事も難民が無くなる事も貧困が無くなる事もない。現在世界は平和を願う者等いないのだから。
仮初の自分たちだけの偽りの平和さえあれば、他は戦争に塗れていても良いと言うなれば、それは世界平和など望まずに自分たちさえ良ければ、その為なら平気で人を殺す最低の者たちでしかない。だから世界は本当にこの世界の平和を願う者等いないという事である。
どれだけ偽りの平和があったとしても、いずれその平和も脅かされるというのにね? 見捨てた行為は生き残りたちによって永遠に続く恨みの連鎖で殺しや戦争が連鎖して行く物である。
誰も世界平和など願っていないから世界平和が成される事はないというだけ。
悪政独裁者の統治には必ずそれに反する者たちが存在し、また独りよがりの独裁者にはその人生尽きた後に必ず国が荒れていく事になる。それは、幾重にも続く絶える事も尽きる事もない戦争の歴史。
事を荒立てたくはないとして平和的に事を収めようとしても危機感はむしろ増すばかりであり、危険な芽はさっさと摘み取るか相手の行為に成功を無くして丁寧に戦力減退を狙っていくのが正解である。
北朝鮮に対して好きにミサイル撃たせまくって、抗議と報復訓練攻撃だけでは何の意味もない事をいい加減平和ボケのバカ共は知るべきである。実際に迎撃しまくって、その開発の意味はどれだけやっても無駄であると実感させられなければ、何の意味も効果もないという事である。
それすらできないというのは、本当は迎撃なんてできないという可能性を相手に思わせてしまい、余計に調子に乗らせてやることに意味があると思えさせる行為に他ならない。
そして日本は平和ボケが過ぎる国で、まともな地上攻撃用の回避シェルターがほとんど無く、いざ一方的な攻撃受けたら逃げる場所無く一方的に国民は虐殺されまくるでしょうね。
ミサイル攻撃から逃げ込める場所がほとんどないから普通のミサイル飽和攻撃でさえ簡単に人は死んでいく。
ウクライナの方はかなりの数あったからロシアからの攻撃が続きまくっても何とか人は生き残れたけど、日本だと似た事があれば間違いなく数百万人以上が単純砲撃等だけで死ぬでしょうね。
北朝鮮が普通のミサイルを複数発撃つだけで日本人は軽く数万人くらい死ぬ状況は、平和ボケが過ぎて自衛手段がない状況でいざ狙われたら大量の犠牲が出る事を意味しており、未だに国民を守る対策が取れない政府は守る気もない事を意味している。
現状数十発北朝鮮に同時発射されるだけで日本は、日本国民数十万人を見殺しにしなければならないほど防衛能力は無いに等しいのですからね。ミサイル迎撃能力も然り、国民がミサイルから回避して逃れるためのシェルターが無い事も然り。
だから私は散々日本に地下都市が必要と言っているのですけどね。
それはウクライナでも必要である事で、平原野原の場所ぐらいしかないのは、国民防御にはあまりに脆く、シェルターがあるとはいえ、いつまでも続く砲撃等では心身ともに疲弊して食糧等の問題もある事で籠城戦にも不向きですから、地上攻撃から逃れて長期間の籠城戦も普通に可能にする地下に都市をいくつも作り上げて、地下通路で繋いでいく形を作れば、民間人が簡単に逃げ込んで命を守っていく形にはしやすいですからね。
そこに発電施設も食糧生産農場も用意すれば、長期間どころではなく半永久的に地下シェルターとしても機能させられるのなら、人を守るのにこれほどうってつけの物はないと言えるでしょうね。
地上攻撃から安全に守れる場所は確実に必要な事だが、ただし、地下と言う事もあってガス攻撃や水攻めとか使ってくる事もあるでしょうが、きちんと回避通路用意して、むしろ相手にそのままお返しする流れを作れば、攻防一体の地下城塞都市として形作る事も可能。
地下は大雨などに弱いとされているが、それはただ単に排水能力を十分に用意していないだけである。
うまく組み合わせれば排水能力はそのまま発電効果に繋げていく事ができ、色んな守りや生活水にも変えて行けるので、きちんとした排水能力さえ合わせ持てれば、地下におけるデメリットは太陽の光を浴びれない事ぐらいのモグラ仕様である。
ただし、街の中を地上と地下で合わせ鏡のように用意すれば、普段は地上で非常時等は地下と変えて行く事も出来るので、必ず地下と地上を別々にする必要はない。一体型を作って何が悪い?
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
偽りの平和~終了~平和ボケ