144回 対中情勢 レアアース問題は、間接輸入や中国個人狙い
さて今回は、アメリカやロシアに中国などの資源を盾に、国際交渉をしてくる国などとの上手な付き合い方の話ですね。 現状で言えば中国ですが、貴重な鉱石のレアアース問題は、各国が頭抱える問題でありますが、それで国際的な問題や人権問題など無視して良いのか?と言われれば、そうでもないので、直接が厳しいならば、間接型を使う方が良いと言えるでしょうね?
間接の仲介国にまで、売らせないとかするには、相当な安値交渉などをする必要があり、イニシアチブを売れる数少ない国に渡すようなバカな事までは出来ないでしょうし、アメリカトランプが行なっている嫌われ関税攻撃は信用を失うだけですし、中国も同じ真似は取れないとすると、直接輸入が無理なら、インドなどのグローバルサウスに間に入ってもらう「間接輸入」に切り替える方向にすればよい。
多少の割増料金になる代わりに、大元の輸出国との関係が悪くても問題なく輸入できる形になり、どうしても欲しいけど、大元とは関係が…という時には、間接輸入方向で考えれば、最終的な対策になる。
また、その方向で輸出元が多くの国を相手に売る事が難しくなり、販売出来て買ってくれる国が少なくなると、必然的に買い手側は多少なりとも足元を見ながら購入してくる事になり、輸出元の利益は結果減り、グローバルサウスなどが利益を上げつつ、そこと良い関係が築ければ、割増状況も少しはましとなるでしょうね?
さすがに、国際的な問題が乏しい状況で売るなと言い渡すには、相当な賄賂や値引き交渉させられる可能性が高く、それでも裏ルートなどを使って売る形もありうるとなれば、輸出禁止先が入手する事も難しくないわけで、グローバルサウス側は、民間が勝手にやっている事で、取り締まりをするのが厳しいなどとすれば、言い逃れはいくらでもできるでしょう。
直接が難しいならば、間接に切り替えればよいというだけであり、その意味においても、グローバルサウスの役割は強く、関係を普通以上に上げておくのが必須と言えるだろう。 グローバルサウスは現在基本的に、中立で経済を重視した形・関係で成り立っており、それをむやみに妨害したりする事こそ、嫌われる行動となるので、バカトランプは別として、それを理解している中露などは、うかつに行動できないでいるという事でしょうね?
今現在でグローバルサウスに本気で嫌われたら、国際的な経済利益性が一気に地に落ちるのではないでしょうかね? 貴重な世界経済の潤滑油であり、米露中の争いに巻き込まれない新たな国家連合軍ですからね。 特にインドは、人口総数で中国を抜き、経済的指標のGDPでも日本をすぐに追い抜く位置に来ているという事ですから。 次の経済大国はインドかな?
それで、もう1つの方法と言えるのが、レアアースの消費先が中国人やその周辺の個人に行きつく場合、中古で高く買い取る仕組みを用意して、こちらも間接的な方法込みで、転売を進めさせて、希少金属などを集める形に変えればよい。 追加、他金属などの部品も活用できる方向にすれば、一石二鳥。
また、それが軍事利用される場合は、自国内にうまく落として、レアアースなど回収していく方法も考えられる。 完全防衛体制が築ける場合、必要な鉱石などを敵方面から奪ってくるというのは、軍事の定石ですよね? もしくは、軍事方面でもお金に困っている奴らに密売持ちかけるとかね?
最終的な所で言えば、レアアースなども、天然資源に頼るだけでなく、科学技術を引き上げて、普通に取れる資源から掛け合わせて、同じような物を作れるようにする方が、未来生産的に良いと言えるでしょうかね? この辺は、科学技術から錬金術に若干足を踏み入れるかもですが。元素組み換えや元素結合程度であれば、まだ、科学ですよね?
今の中国共産党と、本気で仲良く~なんて考える方がバカでしょ? 人権弾圧を平然と行い、宗教弾圧も普通に行い、民族弾圧や虐殺に近い事も平然とやってのける中国共産党主体の中国と仲良くするなんて、正気の沙汰ではありませんよ。 うまくケンカしない程度に付き合えればそれでよいと思いませんか?
私なら今の軍事挑発の状況を、攻撃レーダーに当てられると自爆する無人機を作り出して、中国軍に突然先制攻撃を受けたという形にでっち上げますけどね? 被害を受けているのが日本だけで、中国は、やっていないという形に持って行かせられれば、世界の見方は、形はどうあれ、日本が何かしらの攻撃を受けていると思うしかなくなるでしょうからね? 中国軍側には被害0であるとね?
それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~
