133回　クマ対策　新型自動捕獲檻ミミック

　さて今回は、クマ対策方面で軽く思い浮かんだ「クマに向かって突撃して食べる檻」の話です。ほぼ、というか完全にミミックですね。　クマ用の餌で近くまでおびき寄せて、有効射程範囲にまで来たら、檻の方から動き出して、クマを捕らえて食べて檻の中に入れる形の新型の自動捕獲檻です。

　クマも最近は学習して、檻に近づかなくなっていたり回避してきますから、ただ待ちぼうけのクマ檻レベル０では、対処がしにくくなっています。故に、待ちぼうけ型ではなく、ミミック形式に、近づいたら本性表して、檻の方から食べに行く方式に切り替えた方が、より確実性を高められるのではないでしょうか？

　たとえ逃がしても、クマにとっては恐怖でしょうし、餌として食べられず、例え破壊しても、少し経てば人間によって修復されて戻ってくるという状況では、クマもそのうち回避の対象として、見かけたら近寄らないという方向に学習してくれたら、効果として幸いになって、一石二鳥なのではないでしょうかね？

　檻型ミミックの基本性能としては、基本大型方向で、足も付いた形で、多少程度ならば自分で移動も出来る形とし、メインの捕獲機能は、檻に備え付ける飛行ドローン分離機から電気網を放り投げて、捕らえて痺れさせて、檻の中に引きずって食べる形です。食べると表現しても、檻の中に閉じ込めるだけですが…

　追加武装として、猟銃を備えさせて、威嚇用の空砲装填と、クマを食べた際に、駆除対象で始末する必要がある時に、自動的に仕留めるまでやってくれる機能ですね。　さらにそのままクマ解体まで全自動で出来る機能があれば、最高級の性能にできるでしょうね？

　コストはすごい物になるでしょうが、エネルギーと弾薬さえあれば、完全放置型でもクマ対策に強力な効果を発揮できる、クマ用ミミックになるでしょうね？　システムで対応害獣を変更できれば、イノシシやシカなどにも対応可能でしょうね？

　方向性を変えて、重要物品を守る形のミミックにも使えるでしょうね？猟銃は外しておいて。　クマ対策で役割を終えても、別の防衛用の仕事に就かせられる。檻の方から動いて、捕まえて食べに行く形ですから、泥棒などもこいつが居ると嫌でしょうね？防弾防爆性能装備させれば、戦場にも持って行ける。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます　～終了～