110回 住民から反対されにくい経済政策&名産品作りの方法

 さて今回は、地方創生町の活性化&住民の生活支援にも繋がる仕組みの話です。 ただし、資本主義型ではなく、私提唱の「国民型社会主義」に因む内容となります。 行政を主体として、経済の下支えと、民の生活の安定を図る形ですね。

 それで今回は、住民生活の基本中の基本となる、食料品を中心とした仕組みで、住民に恩恵を与えながら、経済活動にも利用して、増産していけば、町の名産作りにも役立つ政策ですね。 資本主義などの仕組みでは不可能に近い形でも、国民型社会主義で政策を考えると、町の人の反対や抵抗率は大きく減っていくでしょうね? 町の人に直結するメリットになりますから。

 それで今回は食料品という所で、対象は特に何でもよいのですが、手軽に生産できて数を増やせる物から始める方が良く、その後から準備に時間がかかるけども、メリットなども増えていく形にして、町の食料自給率を100%以上目指して作り上げていく形ですね。 これは別件災害対策などにも繋がります。

 それで作り上げるのは、食料生産工場という人の働き手を極力減らした無人化中心の工場スタイルで、行政主体の運営、もしくは行政主体の官民連携型で運営する形から行政が主体となるので、最初の利益性は度外視して、住民の税金で作り上げる形から住民への還元の形として、最初の方は月に1回ペースで、生産物での住民限定でパーティに参加できる形から、食べ放題に近い形を作り出します。

 さらにその後は、徐々に住民向け販売の数を増やしつつ工場も増やしていく形から、第2段階では住民限定で週1ペースの無償配布の形を取り、第3段階では、毎日1人当たりの規定数量まで、無償受け取りが可能という形で、最終的には住民が毎日お金を出さずに、ある程度食べ続ける事が可能な形で作り上げます。

 この方向性であれば、反対する住民はほとんどいませんよね? 成功して段階を得る毎に住民の食料支援が強化されて、食が豊かになっていく政策ですから。 ただし、どの段階においても最大量は決まっているので、それ以上欲しい時は、住民特価での購入の形とし、住民以外で観光客なども購入は可能な形とします。

 基本を住民サービスの一環に組み込んで、町の税金からも運営予算に加えながら、軌道に乗ったら利益にも繋げて行く形で、行政主体の住民還元型を基本とした形の食料生産体制で、大規模化まで進められたら、今度は改良をしながら町の名産品の形に変えていきます。 そこから販路を海外展開も視野に考えていけば、十分に町の利益となって、他の食料工場生産にも繋げやすくなるでしょうね?

 それをどんどん繋げて行くと、食料自給率は自然と高まっていき、住民も還元される食料で毎日お腹一杯になっていく形になります。 途中からは、住民のお腹の許容量にも限界があるので、利益率の方が良くなっていくでしょうね? あとは消費期限の長い加工品などに繋げていければ、大量生産&世界販売の視野も広げていきやすくなるでしょう。

 資本主義型だと、完全に民間に任せるしかなく住民還元の部分が無くて、町と民間企業にメリットはあっても、住民へのメリットがほとんど感じられないから、反対する人なども出てくるケースが多くなりますが、こちらの国民型社会主義をベースにした行政が主体運営をし、住民還元を基本軸に置いた形から始めるのであれば、住民の不満は最小限に抑えられて、なおかつ発展拡大での町の経済に多大な影響力に繋がる可能性が強くなっていくでしょうね?

 全部を行政がやる必要はありませんが、被らない形で1種類ずつ行政が担当していけるようにすると、住民還元で生活支援としながら、他の類似商品類は、高付加価値商品の形に変えていきやすいでしょうね? 安くする必要は特になく、行政主体の住民還元型で、住民の基本的な食欲は満たされますからね? ならば、それ以外は、安さ以外の付加価値商品作りに専念すればよくなり、様々な商品を作りやすくなる。

 行政は、住民の生活支援を基本軸に、安さと特色を持った町の名産作りにまで進めて、それ以外は、安さ以外の付加価値を求めた商品作りに専念できて、お互いにwin-winの商売関係にしやすくなる。 全部資本主義にすると、どこかが安さ特化を担当する必要が出てきて損になったり、高付加価値商品を作りにくい土壌ができてしまう。その町の住民は買ってくれませんからね?懐に余裕が無ければ。

 住民還元型で、ある程度毎日のように食べられる物がある時、同じ種類だけど別の物を食べ比べしたくなる時が来るでしょうから、その方向性で、本来必要最低限枠で消費の形になっていた物が無償化されて、余裕が出た所で、他の物も買おうと思った時に、高付加価値類似品の意味が増していく事になる。

 住民還元型の食料がどんどん増えて、食料品に回すお金が減っていったら、食事が好きな人は、高付加価値商品で別の物も見に行きますよね? それが増えていく事で、町の名産や商品数を増やしていく形に繋がり、経済発展にも繋げて行けるようになる。

 住民還元型は食料品以外でもありますが、今回は食料に対する話中心でした。 資本主義だと救えない者も、国民型社会主義ならば救えて、ついでに経済の成長にも繋がるのですよ? なによりも、それに賛同できる住民が確実にいる事によってね? まず必要な経済成長は、住民還元型です。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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