旧259回 コロンブスを批判する人もまた・・・

今回の内容は、前回のアメリカでの人種差別反対者が起こす人種差別行動の補足に関して話をしていきます。

 さてアメリカでの人種差別問題の話ですが、現在トランプ氏の白人至上主義者やテロ集団のKKKの擁護にも似た発言とKKKのテロ行動によって、人種差別絶対反対で騒動が大きくなっています。(元の火付け役は人種差別反対での行き過ぎた行動)

最初の方では奴隷制度の象徴とされる英雄の像の撤去問題で火が付き、それに対して極度に反発したテロで犠牲者が発生して、火付け役の思うつぼで人種差別反対運動を利用した大規模な人種差別行動が繰り広げられようとしています。そして今度は先住民族を害して領土を奪い取る形となったコロンブスに対しても人種差別反対での像の撤去やその証の抹消などを行なう動きが強まっていますが、その行動は過去の歴史を抹消しようと行動したイスラム国と何も変わりない行動になってきています。このまま進むと移民や難民に味方をする正義のテロリスト集団と言う建前のテロリスト集団が出来上がってしまうでしょう。イスラム国も自分達の考え方では正義の集団ですし。それと同様。

それに今の人種差別反対団体が行なおうとしている行動はコロンブスが行なってきて非難している行動とほとんど差異が無いという事にも気付けていないのでしょう。かなり昔からいる白人の人々をアメリカには要らないと移民や難民が訴えて領土を奪い取ろうとしている構図が同じですから。

 結局歴史は繰り返される。絶えなく続く人種差別の悲劇の連鎖は人種差別反対を訴える人々によってその鎖を繋がせていく事になる。

 お互いに反発だけでなく相手の心を知る行動やそれが難しいならせめて反発を無くす為の住み分けができる状況を作っていく必要があるだろう。

 ここで本格的にトランプ氏や白人至上主義の人間をアメリカから排除するだけでは、人種差別を無くす事には繋げられないし、テロによって悲しい事件が発生する事も防ぐ事は出来ないだろう。だってその行動から来る結果が今の人種差別問題や世界規模でのテロリスト達との戦いに繋がっていくのだから。

それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 コロンブス~終了~人種差別

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