旧3147回 多重災害の恐怖 日本中どこでも起きる町中津波

 さて今回は、少し前に阪神淡路大震災30年から災害対策が、ほぼ無更新だと言った理由の1つの話ですね。

 なぜ皆さんは、災害は同時にやってこない物だと、思っているのか? 基本昔は単一的に災害に見舞われましたが、それぞれの発生のメカニズムはランダムにも近い物があり、地震・台風・大雨・大雪・雷・などは、同時に発生する確率が常に0ではないのですよ?

 それを同時多発的多重災害と呼ぶ物であり、これに対する備えができなければ、防災能力は不十分と言わざるを得ません。

 同時でなくても被害拡大を呼んだのは、石川能登半島での大地震から大雨集中豪雨の流れで、追加土砂崩れ発生へと至りましたね? あれが同時期に起きたら被害はさらに甚大な物へと進化するでしょうね?

 そして本題で取り上げるのは、全国各地に全世界の地震が発生して、大雨集中豪雨の危険がある場所でなら海に面していなくても起こりうる多重災害が、大雨集中豪雨から起きる町の冠水水没から水が溜まっている状態で、大地震が引き起こされると? 水没の水もうねりを上げて、町中で瞬時に大津波へと変わる危険性があり、大地震で揺れながらも即時に津波が押し寄せ返す地獄へと変わるでしょうね?

 これで地上だけの避難ルート作り上げていたら、全員津波で死ぬか?建物残って取り残されるか?という究極の2択に迫られそうですよね? そして津波が高く上がると、2~3階程度では平然と津波を受けて、押し流されるやも?

 当然その水位によって影響度は変わりますが、1階部分が完全水没するレベルならば、3階入り口部分に届くくらいは、地震から引き起こされてもおかしくはないですよね?

 町中水没状況で起こるという事は、寄せては返す津波の状況も頻発しながら、被害レベルは大地震と合わせて増幅される。それでレスキューなども大いに遅れる状況となると、助けられるはずの命が助からない率も格段に引き上げられますね?

 救助しに行こうとしても町中水没状況で、各地で町中津波がうねりを上げて狂いまくっている状況で、ボートから救助とかミイラ取りがミイラにされるだけですよね?

 さらにいくら耐震化が為されているとしても、大地震を受けながら同時に町中津波が、四方八方から攻めてくる状況で、耐えられる建物はどれだけあるのでしょうかね? 状況によっては、揺れの威力も増幅される可能性があり、耐震基準で守られていても、津波と合わさると脆くも崩れる可能性も?あるかもしれませんよね?

 現状知識で、津波は海や川に面する所で発生するというのが、常識ですが、大雨集中豪雨が発生する場所では、そんな常識は意味を無くし、どこにでも津波が作れるようになるのですよ? それも町にすぐ近い場所で発生する形でね?

 だから私は、今の日本の防災能力は、30年間ほぼ無更新に近いと評しているわけです。 今回例えたのは、大雨集中豪雨とですが、他災害とも組み合わさるならば? また別の多重災害へと繋がっていくでしょうね?

 それでも、日本で1番今後確率が高い多重災害は、大雨集中豪雨からの大地震と合わせて、町中津波が至る所で発生する事でしょうね? この対策が急務ですよね? 場所によっては、さらに土砂崩れもセットでやってくるわけですし? 防災精神大事!

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます

多重災害~終了~町中津波

 対策は?と問われたら、私の過去の防災系見てね?としか… 少なくとも、町が冠水水没するような状況が、回避できれば良いわけですし?

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