旧2回 世界における民主主義の定義の疑問
世界における民主主義国家とは、果たして本当に民主主義国なのか?
民主主義はみんなの意見で国を動かしていくものだと私は思うのだが、今の民主主義でやっている国のほとんどが半分独裁みたいに見えなくね?という風に感じたりもする。
なぜかというと、大統領なり首相なり国のトップと呼ばれるものが一人存在して、その者がいろんな指示を出していくというものだが、独裁政権と何が違うのだろう? 独裁政権も一人の独裁者(つまり国のトップ)がその配下の者にいろいろ指示を出していくという点では同じだが、違う点は、選ばれ方(トップになる方法)と国民や報道等の声(聞いてる独裁国家もあるが)を聞くかどうかぐらいではなかろうか?
確かに国会等の政治家と呼ばれる人達が、議論を重ねて時間をかけて話し合うということが一番違うということでもあるが、この点に関して必ずと言っていいほどに与党野党なりの多種多様な政治家集団が生まれてくるのだが、与党は政治を主に仕切っていく人達で、野党はそれに対し意見等をして話し合ってより良いものにしていくというものだが、大体の国が与党というだけで大きな力を手に入れて話し合いはするけども、大きな力を振りかざして弱き集団(野党等)に対して意見を聞かないことや力の故意的な弱体を図ることができるのは、いかがなものだろうか?
そんなことはしないというところ(政治家集団)もあるだろうが、人間という種族は一度でも大きな力を手にしてしまってからはなかなかその立場から離れたくないと思ってしまうもので、大きな力を維持し続けようとする。 そうなると、弱い集団や立場の低いものを無視するなどして格差というものが増え、広がっていくのではなかろうか?
つまり何が言いたいのかというと、世界で民主主義国家だという国で与党と野党という集団ができているほとんどの国では半分独裁国家と言ってもいいのではなかろうか?と、私は考える。弱きものを排除する傾向がみられると、民主主義に見えなくなり、意見を汲もうとすると強気者の反発が必ずと言っていいほどある。難しきものだな?民主主義
ここまで読んでくれた人たちに感謝を述べる。ありがとうございました。 終了