旧451回 雪道荒れ道移動用スライム搭載車~あらゆる陸路に対応~

今回の話は、異色のスライム搭載車という物です。今回は雪道のスリップの危険性と滑って動けなくなる危険性を無くし、陸路においてはどんな災害状況の場においても移動させる事が可能になるスライム搭載車についての紹介とします。

 ちなみにスライムと言っていますが、ゲーム的な物ではなく、現実のスライム系に近い物になります。効果体系はゲームとさして違わないけども。

 そして最大の弱点もスライム由来の内容になりますので、軍事用的にほぼ使えない形になります。(主に移動攻撃面)

スライム搭載車というのは、ゲルやジェル状物質であるスライムを使って、その移動特性をそのまま車等の移動物の補助として付けて、普通だと移動困難な場所に用いて、移動不能状態を解消させる目的の装備となります。

ただしスライム特性として最大の弱点は、移動速度がかなり遅い事ですね。(ドラクエやったことがある人は何となく分かるでしょうが、基本的にスライム系は遅いですよね。硬すぎるメタル系除いて)

 なんと言っても移動特性上として、ジェルで地形に合わして這うように移動する体系となるので、基本的に移動速度はかなり遅めですが、その代わりにあらゆる陸路の地形に対応させて移動させる事が可能となります。なにせジェル状ですから地形の形に合わせてその形を変えて合わせる事でぴったりと吸着させつつ移動させる事が可能になる為ですね。

仕組みに関して、車体の下部から車一体型のスライムを放出展開させられるようにして、そのスライムを車に繋がっている部分から全体を熱くしたり冷やしたりして、ジェル状や固める事が自由に出来るようにさせます。 

その仕組みで展開させたスライムを急速に冷やして固めさせる動きにすると、地面と接する部分にピッタリと固定化させて動きを止める流れにする事が可能で、雪道や凍結面であれば、より強固な氷同士の凍結連結状態にする事が可能となるでしょう。

 その状況下から、タイヤを浮かせる形にして、完全にスライム移動に切り換えさせたら、車体と設置部分の凍結を解除して流動ジェル状態に戻し、少し前のめりにさせるように車体の位置をずらして、地面連結部分の後ろから凍結を解除させつつ前の部分を新たに凍結させていくようにすれば、少しずつスライム特性の動きで移動させていく事が可能になります。

 もしくはスライムの地面と接着面を広げてから、一気に熱を放出させる方向にして、下の凍結状態等を溶かして動けるようにする方向も可能ですが、一時的な対処にしか過ぎないので、タイヤ自体に凍結冬用対策が整っていない場合は意味を成さないでしょう。

 スライムに関しては、熱や冷気を通しやすく非常に丈夫な素材でスライムを覆って使えるようにする必要があります。

スライムの仕組みをタイヤに応用転換させて、スライムタイヤを作り出す事も出来るでしょう。

 このスライムタイヤは、基本的にスライムのジェル状物質の形なのですが、車の内部に基本的なタイヤの型で固められる構造にさせて、タイヤのゴムの柔軟性を若干のジェルで補いつつ基本部分を高質化させて留めて置くようにして、普通のタイヤに似た走りを実現させる事も可能にして、荒れた道や雪道を行く場合には、その高質化を解除させて、元のスライム上の形からスライムらしい動きの形でタイヤとして機能させて、のんびり安全に移動させられるようになるタイヤの形です。その後また時間を掛けて高質化スライムタイヤに切り換える事も可能。

 この場合も地面と設置面だけを冷やしたりして固めて、車体の重心移動等によって行きたい方向へのんびりスライム移動するという仕組みになります。

 ちなみに消耗に関してスライム自体の耐久性は特に関係無いのですが、覆う物の耐久性には影響があるので、それの交換や新しくしたりする事は必要になります。 特にスライムタイヤだとより厚みを上げる必要性がある。

余談だが、これを靴に応用させる方向も可能である。(スライムシューズ) これによってほぼ滑らないけど、動きが独特になり動き辛くなる特性が付与される事になる。(使える?)

スライム特性は接地面に合った形に合わせる事が出来るので、悪路だろうが災害によってさまざまな物が溢れかえった道だろうが、安全に移動させる事が可能となるが、なにぶんスライム特性で遅いので、使えるかどうかは疑問が残る。まだ四足・六足歩行型の方が早いのでは?

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 スライム特性~終了~スライム搭載車

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