旧278回 太陽光発電LvUP術

太陽光発電とは、普通の人が思う分には光のエネルギーを電気に変換して発電と成す発電方法と考えている方もいるかと思うが、詳しく調べてみると実際には光エネルギーというよりも太陽の光エネルギーに付随する熱エネルギーから発電する仕組みで電気変換しているようである。

太陽光の光には熱が籠められており、それを浴びれば熱くなっていく性質を持つ。そしてその熱による化学変化を用いて太陽光発電の内部で運動エネルギーを作り出して、電気変換させて発電をしているようだ。

ということは、太陽光発電は光そのものではなく、それに付随する熱から発電する方法であったという事だ。現にただ光であれば発電できるのかというと、そうではないのが現状だし。光を発する物は世界に山ほどあれど、それに熱が付随する物となって効率性の良い物となれば、おのずと答えが1つに集約される。

つまり光に熱の要素が含まれていれば、別に太陽光でなくても発電は可能という事になる。ただ、太陽光は太陽が存在し続ける限り半無限的に地球に降り注がれるのでこれを有効活用する形で太陽光発電となっているのである。

ちなみになぜ太陽光パネルが黒いのかという理由が、熱を集めやすくする為という仕組みが分かれば納得する話だろう。科学の実験でも行われている話だが、黒色は白色よりも光によって熱が発生しやすく、熱くなりやすい特徴がある。つまりそういう事である。

 とすると太陽光での熱エネルギーを当てられれば太陽光発電は成立するわけで、ただ単に地面に這わせて横並びだけで配置する意味はあまりない。設置やメンテナンスなどで面倒という理由以外では、その強みを最大限まで生かし切れていない利用方法である。

 ここまで仕組みも伝えた状態でこれから私が何を話すのかは大体予想が付くだろう。そう、太陽光発電のマンション又はビルのような縦多階層型建築を作り上げれば、狭い立地でも最大限太陽光発電を活用させる事が出来るという事だ。

 これを太陽光発電専用で各階層全てを太陽光パネルで埋め尽くすという方法で、完全に太陽光発電所という形にも出来るし、マンション系の機能やビル系の機能を持たせる事も可能という事である。さらに言えば既存のマンションやビルなどの空き場所に太陽光パネルを敷き詰めても良いという事である。

 ただ、現状それでは光が全面に当たらなくて使えないと考えているだろうが、鏡などで光を屈折させれば問題は解決されるのではないかな?必要なのは直下の光エネルギーではなくそれに付随する熱エネルギーなのだとしたら、光を屈折させても光による熱の付随率はそれほど減少しないだろう。

さらに言えばこれらの屈折を多重利用すれば、狭い敷地内でも大量の光を集める事が出来て、発電効率を高める事が出来るだろう。ただやりすぎると太陽光パネルへのダメージも考えられるので、やりすぎ注意!と釘はさしておく。

 ちなみに光の屈折を合わせて熱の力を強くさせる仕組みも学生内の科学で普通に習う範囲である。そして光を屈折させてでも熱の籠った太陽光を当てられれば太陽光発電は成しえるので、たとえ普段日陰に覆われる部分でも鏡などをうまく組み合わせれば、太陽光発電をさせる事も可能である。

そして天候に左右されない形で太陽光発電をさせようと思えば、簡単な話で雲が出来る位置よりも高い場所に太陽光パネルを設置すればよいという事である。例えば山の上や飛行機に発電専用で使うなど。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 太陽光発電~終了~熱エネルギー

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