旧381回 浮遊都市簡易版の作成方法

今回は浮遊都市の話ですけども、風力エンジン完成版使わずに他の自然エネルギー源を用いて飛ばす簡易版です。簡易版と言いつつ規模はかなり大きい内容になってしまいますが。風力エンジンが実現できれば、浮遊都市の大きさに幅を持たせられるのですけど。

浮遊都市についてはかなり昔に解説しましたけど、基本的な構造は風力エンジンという半無限のエネルギー源&巨大推進浮力を生み出す事により、半永久的に浮遊し続けられる都市の事を言います。

 想像がしにくい方は、ジブリのラピュタかヘリが燃料の制限なくずっとホバリングし続けられるようなイメージで少しは理解できるかと思います。というか基本原理としてヘリの機構やドローンを飛ばす原理と大した違いはないので、浮遊都市の作成は不可能という事は言えません。最大のネックというか弱点は燃料(エネルギー)問題の部分なのですけどね。

風力だけで都市のような構造物体を飛ばす為には、ヘリのプロペラに換算しても大量に必要になりますし、それを稼働し続けられる膨大なエネルギー量が常時必要となります。

 それを賄う手段として多数プロペラ構造の風力エンジンを用いる形で様々な大きさの浮遊都市が作成できて活用できる形となるのですが、今回はそれの簡易版というか未だ開発できていない風力エンジンを使わない形で実現出来る方法を紹介していきます。

飛ばす為に必要なプロペラ推進浮力はヘリのプロペラのような物を大量に取り付けて稼働させられれば良いとして、問題のエネルギーの方はプロペラ風力が出来ない代わりに、少し前にも紹介した半無限水力発電の技術と拡散収束型太陽光発電の技術を用いてエネルギーを確保する方向に変えます。風力発電の羽も邪魔にならない所に設置して活用しますが。

 それで、半無限水力発電の仕組みは、人工滝発電のように大掛かりの落差を用いた水力発電を循環式で半無限に活用して発電させていく方法で、今回の浮遊都市では都市の各地にこれの大型施設を建設して常時大量の発電量を確保するという方向にします。

ただし、この方法では同時に大量の水量という重量も大幅に増えてしまうので、重さをあまり増加させない太陽光発電の方も大幅に活用する方向にします。それで先程の拡散収束型太陽光発電という形ですけど、一見聞きなれない名前だと思いますが、仕組みとしては、基本の太陽光発電のソーラーパネルの周りに大量の鏡を周囲に拡散させて太陽光を反射させて収束させてより高エネルギーを発生させる仕組みです。

ただ1つのパネルで発電できるエネルギー量にも限界はあると思うので、収束させる光をパネルの多段式でそれぞれに当てられる様に出来れば、少ない面積でも大幅な発電量を確保できるでしょう。

鏡の方をプリズム(水晶等)に変えて乱反射させて都市にも届く仕組みにしても良いですけどね。鏡を用いても都市全域に光を届けるようにする事も可能。

 そして後は空いたスペースに風力発電の仕組みを付ければ、基本的な浮力用のエネルギーと都市のエネルギー量はなんとか確保できるでしょう。

 それらを大量活用する分都市全体の大きさもある程度必要になりますけどね。 風力エンジンならばそれ単体で浮遊させる為の必要風力浮力量とそれに付随する風力発電のエネルギーによって都市の大きさもかなり自由に調整して作成する事が出来るようになるのでしょうけど。

そして浮遊都市の大事な部分としては、都市全体に空気を守るドームが必要なのは基本として、浮遊都市を浮かせる為の巨大な風力浮力のプロペラの設置位置ですね。

お空の上空だけで使用するつもりなら都市の下側に付けても良いのですが、地上との連携も考えて活用するのであれば、浮遊都市が浮遊の為に発生させる風力をどうにかする必要があるので、基本的にプロペラの位置を都市よりも上に設置していく必要があるでしょうね。そして位置を可変出来る状態で横から上まで移動させられる部分も用意して、サブで下側にも付けていく方向で考えると良いでしょう。下にいる人に対して風を送る意味合いを持たせる事としても付けると良いでしょうね。場合により相当の効果を発生させられる。風が吹かない所への風を吹かす効果。

これで簡易版でも作成可能としても、日本の現行法上では浮遊は難しいかもしれませんがね。

でも作成できれば、災害支援や災害復興などにおいてはかなり効果を持たせられるでしょうね。 何せ地震の影響は完全に無効化できますから。ついでに海上都市等と同じく天候の回避可能ですし、場合によっては身代りのように効果を発揮させる事も可能です。

あと浮遊都市でなら、雲を吹き飛ばす仕組みを作りその逆の事をして雨を降らすような事も実現できるかもしれません。これによる災害発生を未然に防いでいくような働きを作る事が出来るようになるかもしれません。地震や津波に対しては何も対抗できませんけど。

 それらも含めて効果的に使えるようになれば、今の腐り切った政権でも許可をしていく方向にせざるを得ないでしょうね。私ならその辺の整備も含めてきっちり行いますけど。

 ドローンに関しては、対ドローン装備を作成して、警察がきちんと運用できるようになって、民間レベルでも犯罪ドローン対策装備が充実してくれば、それほど規制も必要無くなるでしょうね。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 浮遊都市簡易版~終了~風力エンジン

昨日の超簡単熱中症対策のドローンの影の追加情報ですけど、プロペラの下にアームで掴んだ氷を設置できれば、一定時間冷風を送るような仕組みにも出来るでしょうね。というかそれ単体で用いて、移動可能な冷風機としてドローンを用いるという使い方も可能では? END

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