旧379回 猛水流 ウォーターエスカレーター

今回の話は、ウォーターエスカレーターの説明紹介です。

 ウォーターエスカレーターと銘打っていますが、実際の代物は普通に激流クラスの水流のラインを設置するという形で、そこに専用の座席や荷物スペースが置ける1つの乗り物を用意して、勢いよく流れていくだけの内容です。

要は地上移動用の早い流れるプールのような感じですね。 間違って水着で乗り物無視して入ると溺れながら流されそうですが… ちなみに地上移動用としていますが、普通に斜めのエスカレーター式にも活用可能です。ただ室内や屋内でやる意味合い性と利便性の面で低いので、比較的長い場所が取れる外の方が効果性としては高いでしょうね。

このウォーターエスカレーターは短いと効果を十分に発揮できず、長ければ長いほど高い効果を出す事が出来る仕組みになります。というのも水流の上を走る乗り物の設置に少し時間を掛ける必要があるので、準備からのスタートという方式で行なう為、距離が短いと準備の時間分普通の物よりも遅くなる為です。

逆に移動距離が長ければ基本的な速度が速い為、準備に時間が多少かかっても早く涼しく移動できるので納涼効果としても十分発揮させられるようになります。

基本的な仕組みとしては、地上部分で見えるのは片道ずつの水流の道ですね。でも実際の構造では、その流れつく先は水が下に流れ込む仕組みになっていて、そこから水がスタート地点まで地下水道から戻ってきて、またスタート地点からの水流として使う循環式で使用していきます。

基本的に循環式で、地上分の発熱気化等で水量が少しずつ減っていくので、その都度補給する形になります。

そして座席等の付いた乗り物は、基本スタート地点固定から出発していくスタイルで、ストックは横に設置する形か水と同じく地下に収納させる形にします。

そして進んだ先の端の地点でまた止まり、そこから乗客等を降ろし終わった後に、横又は地下の形を持ってスタート地点まで水流の流れを利用しつつ戻す仕組みとします。

水流の深さはある程度まで深くして、人や積載物が重量いっぱいまで乗り込んでも地面(この場合装置の下部分)に着かない程度にします。

そして乗り物には後部側の水流当たり面積を広くする工夫をして、より早く移動させられるようにします。 ちなみに、この激流というか水流は機械を使って発生させるのですが、循環式で途中から基本的な流れの仕組みで流れていく事になるので、地下側に水流型の水力発電装置を付ければ、ある程度の電力消費量削減の方向性で行なえるでしょう。

 そしてあとは、上からの直射日光を遮るように屋根を設置して、そこから蔦系植物を両端から垂らしながら、ついでに風鈴も設置すれば、移動時に巻き起こる風も利用しつつ体感的にも聴覚的にも涼を取る事が出来るようになるでしょう。涼しく楽しい移動型アトラクション的な意味合いが高い内容です。

なので、基本的なこれの設置できる場所は、許可の問題が難しい普通の街中というよりも、遊園地等のレジャー施設の敷地内や私有地に建物の敷地内等が有効的であると言えるでしょうね。行政が取り組む形であれば、街中にも設置させていく事は出来るでしょうけど。

 ただ、このウォーターエスカレーターは水量を多分に使用するので、それなりの水量に余裕が無ければ使えない物となりますけどね。 遊園地等の場所が見た目の効果としても移動面としても効果的ではあるでしょうけどね。ちなみに、水を温めれば冬などでも使えるように出来ます。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 ウォーターエスカレーター~終了~移動型アトラクション

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