旧377回 海上都市の基本構造作成版
今回は海上都市の作り方の話ですけども、すでに都市ではないにしても豪華客船やクルーズ船の超大型版は動く海上都市と言っても良いほどのレベルになっていますよね?
なので、あれがすでに実現されていて海上都市は不可能という道理はどこにも存在しません。要は今の技術レベルでは、作る意思があるかないかというレベルの話なだけです。
ベースは基本的に船の基本構造と同じ仕組みで、それを横や縦に敷き詰めていく方向や3つや4つ等からの三角形や四角形をベースにして広げていくスタイル等で土台を構築していく事が出来ます。あとはそれらを連結させていけばまとまった海に浮かぶ都市の土台として作成する事が出来ます。
都市作成専用の船を作成した上で連結させるとより安定して作成できますが。ついでに船自体の大きさを上げて基本から大きな状態にさせていく方法も。
そしてその上に必要なら平たい水平の土台を載せて、そこから都市を作り上げていくという形にすれば、割かし簡単に海上都市を作成する事が出来るでしょう。
あとは都市全体の浮力と重量のバランスを調整しながら改良していけば、自由に大きさの調整は可能でしょう。
横方向にも移動できる用の仕組みを取り付ければ、海上を自由に動き回れる海上都市にする事が出来るでしょう。 ちなみに海上都市におけるメイン発電は普通に水力発電の人工滝発電の大型版を用いる形にすればよいでしょう。何せその都市の存在場所に大量の発電用の資源があるわけですからね。
海上都市は島国においては非常に活用の幅が広い都市です。島と島を繋ぐ中間地点に作成して、連絡手段や交通や物流手段を確保させる方向にも働きますし、移動が可能という事で防衛用の拠点としての活用も可能です。海上基地。そして沖縄などにある米軍基地を全部ここに移せれば、基本的な衝突系の問題は解消される。
さらに貿易における海上のターミナルとして建設させて、本土に到達する前に荷物の検査等をして密輸品や環境を破壊するような生物の流入を防ぐ目的としても使用可能だし、ターミナルとは少し違う意味合いで海上の管制灯台を作成して、海での航行の危険を減らしていく方向や緊急時の修理ドックとしての機能を持たせる事も出来る。
そして海洋資源の安定確保として、天然養殖の魚等を育てる事も可能になる。つまり、海上都市として移動できる仕組みなので、天然の魚たちの移動に合わせてなるべく危険や密漁を回避させる形で安全に自然の環境で育てて増やしたりする事が出来るようにもなる。
完全養殖と違うのは、魚の移動と共に海上都市も移動しながら危険等から守っていくという仕組みですね。 これなら安定的に魚の全体数を国毎に守る仕組みにも出来る。詳しくは過去回参照。
海上都市に地下都市は現段階の世界の技術力でも十分に作成する事が可能な物です。日本でも大いに活用すれば、さらに良い状況へ発展させていけるでしょうね。
ちなみにそこにおける人材力等で問題視する人もいるでしょうが、これからの基本的人材力はAIロボットが主流になるでしょうから、何の心配もいらないでしょう。むしろその仕事を行なう事が出来る場を増やせれば、人の労働力が余るという事も比較的少なくしていけるのではないでしょうかね?
今人材不足で悩んでいるのは、AIロボットの全体的普及率が低いからです。これが改善していけば必ず今度は人材が大幅に余りだすでしょうから、その事も基本的計画に含めて考えて行動していく事が正しい選択であるはずでしょう。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
海上都市~終了~水力発電