旧237回 クイックエレベーター

さて今回は、相次ぐエスカレーター内の車いすやベビーカー侵入などでの危険を無くそうという観点の下、エレベーターを高速運用させる手法を思いついたので今回紹介します。

 ちなみに風エレメント利用の風力エレベーターをヒントに従来のエレベーターの改良型として今回は話していきます。なので、また風力エレベーターの話かと思っている方は間違いですのでご注意を。

 ただし改良型と言っても従来の物とは形や構造がかなり変化しているので、全く別物と言われても納得の内容となっております。(人を上下に機械の力で運ぶ点は同じ) 今回のアイデアは待ち時間減少と利用時間の短縮をベースに少人数ごとに運んでいく形式です。

さてこの中身を話す前に今のエレベーターの現状を少し話しておきます。今の従来型のエレベーターは1度にたくさんの人の移動が可能な建物上下間の乗り物です。これと似た物でエスカレーターという物も存在しますが、こちらは本来人のみ専用で車輪が付いた車いすやベビーカーなどは範囲対象外となっています。それでエレベーターは車輪類も運び可能でついでに荷物なども1度に多く運べるという乗り物ですが、現状の構造上階が増えて止まる階数が増えるごとに待ち時間の増加や移動スピードの減少又はその遅さによって人が常に大量数入ってきつい状況になったりと現状利便性効率はそんなに高くないのが現状です。ついでにその構造上建物の奥などの場所に配置されやすい。

それに比べてエスカレーターは本来人だけの乗り物で1階分ごとに分けられていることが多く、待ち時間は短くすみ短階層の移動であればエレベーターよりもはるかに移動効率が良いという点があります。だから本来危険行為とされている車輪類の利用者も移動効率や待ち時間などの関係上エスカレーターを利用するといった行動に出る人が大勢いて、少し前には死人を出すような事故にまで発展しました。本来常識的に考えても危険と思われる行為をしていた人にも責任はありますが、車輪類の人達が不遇的扱いを受けてしまうような状況に追い込んでいる問題もまたあります。怪我人や赤子とその親などが不遇的扱いを受けさせたままにするのは、今後のオリンピックが控えている国でパラリンピックの競技者が来る国としても海外からの旅行者を多く呼び込ませてグローバルに進めていくに対してもこのままというのではあまりにも不平等な現状です。

今回はそれらを改善しつつ待ち時間を大幅に減少出来てさらに1回の利用時間も短縮可能なより速いエレベーターの進化形の話をしていきます。ついでにコンパクトタイプであれば、立地的に狭い場所でも配置可能なエレベーターへとする事も可能です。ちなみに場合によっては従来のエレベーターやエスカレーターよりも格段に速く移動させる事が可能です。

それでは新型エレベーターの内容についてです。まず始めに言いますが新型は、上下移動能力は排除して一方通行型のエレベーターとします。そんなわけで、必ず上り専用と下り専用の2対1セット方式で設置します。ただし利用者数が少ない場所や個人利用などの場合は上下移動能力を有しても良いです。

 エレベーターの特徴でもある上下移動能力は便利ではあるけども1台毎の移動能力効率が建物の階数が増加するごとの落ちて行くというデメリットがあります。それで大型ホテルやビルや店などでは利用効率が大幅減少されてエスカレーターの方が使いやすいという現状になってしまうのです。何分上下移動を単体で行なうので、行き帰りの所要時間が相応に増加されていくのですから。これでは例えエレベーターが複数台用意されていてもあまり移動効率が上がらないでしょう。あとそんな状況では相応に利用者を1度に大量に運べるように大きくされがちで、設置場所が店の奥などで利用しにくい場所になってしまう。

そして内部構造では、従来の箱型移動タイプではなく、乗り込む場所毎で瞬時に作成して即席移動箱を形成させて、電気や磁場の力で移動させる形にします。

 従来の単一箱型では、1つのエレベーターではそれのみしか存在が許されず、移動効率はあまり高められません。ならば、利用者が来るたびに即席で箱を形成(利用のボタンが押された時に入り口部分以外の足場や天井や壁を設置して、最後に入り口部分を装着して移動開始。さらにこの方法なら、四方どこでも出入り口を作成可能)させて、利用終了と同時に分解して次の利用者を待つという形にすれば、待ち時間を大幅に減少させられます。箱が元の位置に戻る必要性が無くなり、ついでに1度に複数の箱を出現させて移動させる事が可能になる。

そしてその即席の箱の各パーツを各階層に最低2基分は用意して、利用終了した物から足りない所に補充される形にすれば、即時利用可能にできます。

そしてこのタイプでの問題点としては、移動箱を作成するごとに1回の移動時間が少し増加して行くという事(移動先に新規作成で移動がすぐには不可になったりする可能性)ですが、各上下で移動のスペースを複数分用意できれば、それも解消可能です。

つまり上に新規作成されてもルート変更でそれを回避して移動などが可能にできるという方法。ただしそれ相応の場所が必要になるが。

 そして重要な箱の大きさは、大体4~5人分くらいを平均として、乗り降りの時間をなるべく減少させて待ち時間や移動時間の減少へと繋げる。ちなみに4~5人分と話したが、厳密には車いすやベビーカーとその配偶者が1セットで入れる分を想定平均とすれば、大体どのような方でも利用が可能となる。個人利用等の場合なら、1~2人分ぐらいでも可。

 その上で同じ目的階の人同士でまとめて乗れるようにするとさらに移動効率や待ち時間の減少に繋げられる。

 これならば従来のような待ち時間が多い事や配置場所に苦慮するといった事が大幅に解消されて利用しやすくまた移動効率を高められて利便性が大幅に上げられる。

 それで現状問題として挙げられるのが、箱の作成解体の時間をどれだけ縮められるのかと、箱パーツの移動時間と箱の耐久性と安全性の状況だな。ただしこれらは作成する会社の力量によって大きく変わってくる内容である。各種製品と技術力によって変わってくる要素。

 さてこれで説明と紹介は終了だ。良いと思われた方は実現を成し得る為に行動をお願いしたい。

それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。

 クイックエレベーター~終了~風力エレベーター

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