旧510回 目が回る暴風対策の家~ついでに発電~
今回の話は、戸建て用暴風対策の風を受け止めないで勢いを逸らす事に重点を置いて構築した建物の内容です。見た目的にもとてもユニークな形になりますけどね。
自然災害の強風に暴風等の台風や竜巻などの風災害から自己防御できる建築物の形の話です。
風災害で被害を受ける条件というのは、風の勢いに対して真っ向から受け止めて、受け止めきれない風の勢いによって吹き飛ばされてしまう状況が現状の風災害の最たる要因です。
これは既存建築の形では受け止めて耐えるしかない構造なので、半ば強度任せで対抗するしかない話ですが、ある構造式で建築させて、うまく風の力を受け流して逸らす事に特化させる事が出来れば、普通の状況では吹き飛ばされるような暴風だったとしても、その場に平然と残り続ける事も出来るのではないでしょうか?
そこで考えられる風を受け流して逸らす事の出来る構造体系と言えば、台風の基礎原理でもある渦を巻く回転力です。
基本的には風力発電などで風の力で回して発電するという形式が取られますが、あれの直接建物版で建物全体に羽のような物が付いて建物自体が横回転して風の力を逸らして受け流せる構造にして、その回転力が強くなっていけば自然とその建物自体の回転力から風の渦を作り出して、建物部分である真ん中を無風空間に変えて、周りの強風や暴風から守るような形にしていく事も出来るのではないでしょうかね。
つまり、その建築物自体が周りの風の状況によって一時的に小型台風や竜巻のような形に自動変化する形で、その中心部を守るという形にする事が出来れば、それは立派に風災害対策の為の建築の形となるのではないでしょうかね?
この建築構造は、基本的に建物中心を軸に丸や曲線を描ける形として、他の風を受ける部分が無い形として、実際に回転して風を受け流す効果を持たせるのは外壁の形だけとして、家内部の内壁とは完全に構造を分けられる形で、中心回転軸で上から下まで合体させる構造にして、地上部分のみを回転させるという構造式で、内壁部分と地上はくっついていて動かない形にして、外壁は自由に風の力で回転するけども、磁力などの力によって基本の形に戻す事も出来る状況で建築させる必要がありますね。
さらに外壁部には風を受け止め雨を受け止めができる構造の羽を出し入れできるようにして、風や雨の受ける面積を広げる形で回転力を上げる形として、同時にその回転力をただ回転させるだけではなく、あまり負荷をかけない形で小発電効果を持たせれば、台風災害の停電時にも風の力で回転が成されている間は自家発電効果としてそれなりの電力状況で補えるようにする事も出来るでしょう。
ついでに雨水等の周囲お堀式で、その回転水流でさらに回転速度を上げて行く形にする事も可能ですね。
基本的には建物自体が雨風の影響で横(左右方向)に回転しまくる形で、風の力を受け流しつつ自分の回転の渦に風の力を取り込んで、そのまま風力や雨力発電をしながらそれ自体が1つの小型台風や竜巻となり、中心部の無風空間を作り出して外の暴風等への対抗策とするのがこの建築の形ですね。
デメリットがあるとすれば、それ自体も回転式で風の渦を巻く形となるので、その対策が出来ていない周りの建築物に影響を与える可能性があるという事は言えるでしょうかね。
この建築構造式は、別に1つの建築物に対して行なっていくだけではなく、街全体を覆う形で作り上げる事も出来るでしょうし、無理にそれ専用で家を作らなくても後付け型でも取り付けるようにする事も出来る所が、利点の1つでもあるでしょうかね。ただし後付け式では外観が変化しますが。
ちなみにタイトルの目が回るというのは、周りから見て建物に住んでいたら目が回りそうだと感じる人が少なくないでしょうという事と、普通に空を飛ぶ鳥等が見たら目を回しそうな状況になるという事からの名称設定ですね。その前に回転が強くなると近付きにくくなるから目を回す前に回避しそうですが。(笑)
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
目が回る家~終了~暴風台風対策