旧407回 食料自己生成生産型補給船舶

今回は被災者支援目的と島国ならではの問題に対応する為の船舶系の新たな道のお話です。

 補給艦の民間使用の補給船舶として、ただ物資を運ぶ形ではなく、最新の技術を詰め込んでの補給船舶単体での様々な食料に関する事を生成生産できるようにして、基本的にこの船自体があまり補給を受けることなくいろいろな場所の赴いて主に食料の支援又は販売を行なうという目的の船舶です。

海上都市農業版の船型ですね。こちらは食糧を自分から届けることに特化しているので、似ているようで少し違う形になります。

大居住船舶(ただ豪華客船の一般マンション版)同様特段新しい事をやるという事ではなくて、今行なわれている技術による食糧生成生産系の物を中型・大型船に詰め込んで、その船単体で食糧の自給自足以上の食糧物資を作り続けながら、主に離島などの島々に向けての食糧支援や販売を行ないつつ災害が起こった際には食糧支援として船で海上から現地に向かって行なうというスタイルの船舶です。

 そしてただの補給船や物資輸送船などと違う点は、その船単体で食料を随時生成生産し続ける事が出来るという事による食糧支援を速やかにかつ途絶える事無く支援させ続ける事が出来る点です。

つまり早い話が、災害に見舞われた場所では食糧生産の農場などの拠点が破壊されて使えなくなっている可能性が高いので、その一時的な代わりとしてその食糧補給船を用いるという事に使えるというわけです。

 船という面での海に面していない場所では使えないという制約はありますが、独自で通常移動しながらなるべく自己判断で自然災害から回避移動可能で、地震による影響を受けにくいというメリットも考えれば十分な意味は持てるでしょう。

さらに物資輸送目的で小型・中型のドローンを複数積載させれば、速やかな物資輸送に陸路が閉ざされている場所への食糧輸送に使えるので、常用配備させると利便性が大幅に向上する事になるでしょう。ドローンであれば専用の発着場の面積も小さいか無くても使える為、利便性を高めやすい。

この食糧自己生成生産型補給船舶に組み込みたい物としては、基本的には船としての海風の影響を受けにくくする為に大居住船舶同様にマンション系の建設をする必要があり、その中に各種野菜や稲作に果物等も作れる農場を用意して、さらに必要とあれば蜂蜜用のミツバチの部屋とかキノコ部屋に食料ではないが、服の材料になる綿や麻に蚕による絹とかも生成できるようにしても良いでしょう。

生産性のある自然動植物系ですね。さらに牛や豚に鶏などの牧場を作り上げるのも良いでしょうし、船の横に専用の施設系を付けられるようにして、魚を自然環境下で育て貝類等も育てるような形も出来るでしょう。ついでに大型養殖用漁場を牽引式で引っ張っていくという形にしても良いでしょうね。

 そして生産してから加工生成も出来る工場も併設させて、合わせて生産していく形に出来れば、様々な食料を育てながら生産していく事が可能になる食糧補給船へと出来るでしょう。ちなみに電力に関しては、大居住船舶同様に海上型人工滝発電を同様に牽引していけばよいという話です。

 さらに飲用水の確保として大型の海水浄水設備(又は雨水浄水設備)も整えて、飲み水や塩の確保も出来るようにすると、夏場などの暑い日の災害には特に大活躍させる事が出来るようになるでしょう。

ここまで機能を詰め込めれば、人の生存に対しての最低限の食糧や水などの支援に役立てるでしょう。ついでに余暇要素として、往来する船舶などに対しての食糧などの販売(又は支援)も兼ねるとさらに利便性として良くなるかもね。特に日本の海域が重宝されるようになる。新鮮な食料の補充が可能になるというメリットを付けるとね。

あまり必要無いかもしれないけども一応自衛の手段として、本来物資輸送用のドローンに爆弾系くっ付けての小型空爆や小型アイスブリット生成機を取り付けての発射形式にすると、最低限の自衛能力を持たせる事が可能です。

 主に日本海方面だと、北朝鮮や中国にロシアの船等に襲われる危険性が出て来そうだからという事と他の船等でも偽装しての襲撃を仕掛けてこないという可能性は0ではない為という事ですね。その為に警察官や警備員を数十人配置する事も大事でしょう。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 食糧自己生成生産型補給船舶~終了~災害&離島対応用

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