旧241回 大雨水害浸水対策「地底湖」 そして 夏季の熱中症&冬季の乾燥対策
今回はこれからの日本を救う大改革的な方法をご紹介します。大雨浸水対策考えている最中にふと思いつきました。そして気付いたらやたらとスケールが巨大になっていました。 ちなみに主内容は大雨の集中豪雨などによる水害や浸水対策であって、熱中症や乾燥対策はおまけ的な内容となっています。それでもかなりの効果性はあると思えるが。
今回の水害浸水対策の方法はスケールがやたら大きくてかなりの大金と完成までの時間が長期間必要な方法ですが、今後の集中豪雨や河川の氾濫などの被害をほぼ0に抑えられて、さらに追加効果で水不足の解消策にも夏の熱中症や冬の乾燥対策も行えて、街の気温変化をなるべく抑えることが出来る万能策です。ただメインが浸水対策なので、追加の方に過剰な期待は持たないように。 ついでに水不足の対策手段としては、今回の方法がダムの代わりにも用いる事が可能な方法だからです。
その方法が各街の地下に巨大な地底湖(街を守れるだけの広さ)と貯水池(ダム)を建設して、たとえどんな降水量であったとしても街に洪水や濁流が向かわないようにする方法です。
そう、多すぎる水を全部街の地下に落として防げばよいという事です。(下水能力とは比べるまでもない貯水量) それでも広さによってはそれを超えるほどの降水量がいつか降らないとも限らないから考えには値されなかったでしょうが、私の考えはこれだけではないのです。地底湖とタイトルにも申しました。単なる貯水池でダムの代わりなら普通はそちらで記載するというのに私は地底湖と言いました。
これが意味する事は、今回の地底湖建設に関して島の外の海と地底湖を繋げてしまえば貯水量を事実上半無限大まで擁する事が出来るという事です。
街の地下に存在させる地底湖の底を直接地下トンネルで海と繋げると、そこから海の水がやってくることになりますが、同時に大量の水が地底湖に押し寄せてもその多すぎる水が地底湖の底を通って海にまで自動的に流れるように出来るという事です。さらに直接そのまま繋げるというのは利便性的にも貯水池としての意味合い的にも不便ですので、2層構造で作成して、下は海と繋がった地底湖の作成で上は一定量まで溜められる貯水池として作成させます。
そして平常時は上と下は分離状態で上の貯水池の水量が基準値以上になった時に自動的に下の地底湖に水が放出されるという仕組みに出来れば、局地的集中豪雨や河川氾濫での洪水などの水がどんなに多量でも全て流す事が可能にできるという方法です。海面と地上からの地下の空間で差が無い又はマイナスになる場合は、空気圧の圧縮により地底湖の水を下に押し込めておく必要もあるでしょう。 もしくは適水量になるように機械で調節できるようにするなど。
ちなみに追加で言いますが、犯罪対策上人間は通れないように地下海中トンネルの整備をする必要があります。(魚等は良い)
そしてここに水を流す為の排水管などを街全体と河川の近く又は河川の洪水危険ラインの辺りに設置するなどの準備が必要となるでしょう。 あと貯水池としての役割を持たせるとともにその場所に同時に浄水場も設置すればよいでしょう。さらに追加で水不足の時には随時海の水を用いて飲料水などの確保などが出来る様になります。
これならよそのダムに頼る必要性は少なくなるし、自分達の街に雨が降ればそれがそのまま自分達の水に再利用できるのです。そして降り過ぎたら地底湖に流して、足りなければ海水から浄水して水にさせる(半無限)という方法を作れれば、水関係で悩まされる可能性がかなり軽減できるでしょう。
おまけで水が放出される際に水力発電や水車などの利用まで作れればさらに費用効率を上げられるでしょう。
これの問題は最初の方でも言いましたが、莫大な建設資金が必要な事と数年単位の建設時間が掛かるという事です。(ハイリスクハイリターン)
ただ、今の日本では地球の気候変動などで日本に対して局所的な大雨や集中豪雨が起こりやすくなっている事と地震大国で津波の危険性のある国と言う事なので、後の莫大な被害を出さなくて済むための費用と位置付けられればそれほど莫大な資金と時間ではないでしょう。対策を取れない限り何度でも莫大な被害を受けて、復興の為に時間を大幅に取られる事になるのですから。そして人や動物などに不幸な被害を出させ続ける事になるのですから。それに比べれば安いものでしょ?
この異常気象の連発を地球温暖化のせいだと決めつけて、それさえなんとかできればまた元に戻るとか願望を抱いて対策を取らないのであれば、もしそれが嘘だった場合は被害が増えるという事になる。またなんとかできればと言うが、人間が発展を続ける限りは温暖化を止める事はほぼ不可能である。
そして解決できるとしてもかなりの年月は掛かると見るのが普通であって、対策を取らないのはただの屑以下である。それまでに何回日常となっている異常気象が降りかかると考える? たぶん対策費の最低4~10倍以上の資金と復興期間が必要になると考えられるが?
さてその地底湖と地下貯水池の機能のおまけ的利用方法として、夏はその水を地下で大量に凍らせて地上に機械を通して氷の冷気を放出させるという使い方に出来れば、街全体の外気温を下げる事が出来るだろう。さらにその機械の機能で除湿も持たせられればなお熱中症対策に出来るだろう。
そして冬は水を熱で蒸発させて地上に水蒸気を上らせるという形に出来れば乾燥対策と気温の低下を少し防げるだろう。
この機械は平常時地下に収まっている形として、熱中症や乾燥の危険があれば自動で地上部分にせり出して冷気や水蒸気の放出を行なうようにさせる。そうすれば少しはそれらに関する被害を防ぐことが出来る様になるだろう。
基本は貯水池の水を用いるが、量が低い場合又は今後に備えて溜めておきたい場合は地底湖の海水を用いる。時間があれば浄水させても良いが、無い場合はそのまま使用しても良いだろう。(多少塩分多めになるだけだしin街中)
ちなみに地底湖建設では海に近い街とかだと費用は少なそうで遠いほど費用が掛かると予想されると思うが、各街で連携して海中トンネルを繋げる所までとすれば海から遠くても費用を抑えられるだろう。(例 海=トンネル=地底湖A=トンネル=地底湖B=トンネル=地底湖C・・・海) さらに街同士が比較的近くにある場合は合同建設などでも良いだろう。 まあ費用は地下の規模によるのでそれを基準に決めると良い。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
水害浸水対策~終了~地底湖