79回 少子化で減る人材、代わりに必要なのは、人手よりも安定のAI機械

 さて今回は、概念的な話であり、日本などは、少子化で人材難が深刻になってきていますが、それを必ずどこかから人材を引っ張ってくるのが普通と考えている様では、絶対的に人材が足らず、質が下がってより酷くなっていくだけです。 絶対に人でなければいけない仕事などは、そう多くはないのだという事を理解するべきです。

 基本的に、人が今でもAIやAIの上位版にも勝る部分は、発想アイデア系であり、AIはどうやっても既存のアイデアの組み合わせしかできませんが、人は突拍子もない事や理論すらも合わない事まで思いつけるのです。 AIには、論理的でもないし、答えの無い物を作り出せと言われても、返す物がそもそも存在しない物は作り出せませんから。 ネタではありますが、鼻毛を武器に~とか、何の前提も無ければ考えもつかないでしょうからね?

 逆に、公式や定義がきちんと存在して、一般的手順や方法が周知されている類の大半は、AIが真似る事が可能であり、それならば、人が働く事において、敬遠される仕事の大半は、AI機械にお任せして、それ以外を人が担当する分業制を主軸に、経済含めた人材バランスを整えていく方が、今後の人口状況含めて調整しやすくなるのではないでしょうかね?

 ここで軽く挙げるだけでも、一般的人材不足多発で成り手が少ない職種としては、建築業・保育・教育教師・介護・農水産業全般・軍事防衛・配送配達運転手 等々… そして同時に、これらの大半は、一部及び全部AI機械に任せても問題ない物ばかりであり、人に頼りきりで経済壊す前に、さっさとAIにも仕事を割り振る対応が、国家の判断として必要である。

 どのみち、どれだけ人口爆発に至る事があったとしても、相対的に人材としての成り手が少ない仕事は、先に挙げた物などと変わらないはずであり、質も含めて考えるならば、AIに任せられる物は、ガンガン割り振っても良い仕事の形と言える。 基本的に、人から仕事を大いに奪うというよりも、むしろ感謝される状況でしょうからね?

 先に挙げた中で、完全AI化が出来る物は、建築業・教育教師・介護・農水産業全般・配送配達運転手であり、一部方向で形に応じた分業も可能ですが、基本は、完全AI制御による形で、仕事の体系を作り上げる事は可能です。

 建築業は、AIに任せられる顕著な例であり、必ずしも人が担当しなくてはいけない仕事ではありません。 教育教師も、基本的な事を教えるだけであれば、人の教師が介在する必要は無く、楽しませるユーモアでさえも、子供が楽しむ事では、ゲームでも実現できているのだから、人でないと無理という論理は通用しない。人情や愛情は、無理に教師が担当する必要があるのか?という所含めてね?

 介護も、実際的には、AIロボットに完全お任せも可能であり、子供には必要な愛情なども、一般的高齢者には、既に不要と思われる。それよりも、安心の介護を受けられる環境の方が大事では? 介護のルーチンワークは、機械の方が大得意でしょ?

 農水産業系も屋内完全生産体制で、基本的に全てAI機械工場に変える事は可能であり、人は管理と新たな追加方針を決めるだけでよい。 配送配達運転手もまた、完全無人化は可能な形であり、面倒な車よりも、水流交通方式に切り替えれば、今からでも素早く完全無人化も実現可能な事である。個人宅配送含めて、完全無人化させながら、再配達という概念すらも打ち砕ける

 逆に完全AI化が実現しにくい物が、保育・軍事防衛であり、保育は、発展途上の子供たちの相手は、常に予測不可能な対応も含めて考え、対応していく柔軟性が必要であり、愛情や人情なども含めて、与える必要性も含まれている為に、AIに疑似的な人に似た心のプログラムでも作られて、それが人に悪影響を与えない事が証明されない限りは、完全無人化は難しいと言えるでしょうね?

 ただし、一部を完全無人化させる事は可能であり、子供が動き回る前の段階であれば、無人化は可能であり、動き回るタイミングでも、行動制限を大きく掛ければ、一応対応可能ではあるが、されだけでは愛情や信頼感などは作り出しにくいので、必ず人の保育士の需要は、作り出されていく事になる。

 その状況下では、必要となる保育士の人数は減らす事が可能であり、保育士1人当たりにAIロボット複数機を付ける事で、人材対応力を、対応機械数分増やしていく事が可能となる。 人の身体は、現実的に1人1つでしかないが、AIに行動を真似させて、対応行動させる事により、複数対応能力を引き上げる形にもできる。 声も複製できますよね?

 軍事防衛は、任せようと思えば、完全無人化も実現は可能ですが、その状況では、動きが解析されてしまえば、無力化も容易くなってしまうので、戦力として疑問視する事になってきます。 なので、人の指揮官は必要という事で、人材は、指揮官に限定させて、実行部隊は全部AIロボットに任せる形で、陸海空全てをその方式で作り上げれば、兵士の犠牲は常に最小限になるでしょうね?

 人の指揮官が動かそうと思えば、数百から数万の部隊も動かせるようになれば、単純な戦力倍増以上ですし、人による動かし方が分かれる状況ならば、分析解析も一筋縄ではいかなくなり、常に更新が必要で、完全無人化に対しての強みになります。 歩兵・戦車・ヘリ・戦闘機・戦艦等々の実行部隊は、全部AIロボット兵器化させて、人の指揮官が対応して動かしていけば良いだけの形にすれば、必要な兵士人材力は、今の数百分の1でも戦力は十分となる。

 軍事費用でかなりの部分を占めるのが、人材育成から人の兵士の保有に対する諸経費であり、それがまるっと削られるならば、軍事防衛費GDP5%とかにしなくても、十分に、それ以上の軍事防衛力は実現可能である。 日本がAI中心で、アメリカが人中心で、現在GDP値でそれぞれ5%としても、日本の戦力が圧倒的にアメリカを凌駕する事になるでしょうね?

 指揮官1人で、戦艦100隻同時に動かせるとかになるとねえ? これで、10人揃えたら、アメリカの空母は全て沈没。 別に動かす戦艦は、全部イージス艦である必要は無く、旗艦1割に、他高速ミサイル艇で組み合わせても、十分な戦力になるし、無人スリム兵器で、格安化にも繋がりますからね? 戦闘機や戦車類も同様。

 人+AIの組み合わせは、爆発的な力を生み出すのは、経済も軍事も同じという事です。 人が中心至上主義のこだわりさえ捨てれば、輝かしい未来は実現していける物となる。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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