66回 お米が大事ならば、備蓄米は国や都道府県が専用水田保有

 さて今回は、日本の主食のお米問題に関する話で、米不足問題や流通問題など色々報道でも賑わっていますが、生産者側の苦しみもありながら、デジタル化も含めて国が支援する方向が良いのですが、国が主に保管し、非常時に放出する予定の備蓄米だけでも、国や各都道府県が専用の水田を保有する形で、常時安定的に備蓄米を作れる環境が必要なのではないでしょうかね?という話です。

 米不足と価格高騰で、これだけ大惨事な状況になっていて、日本の主食はお米であり、その日本米を守る必要があると言っておきながら、全部民間任せはどうかと思うのですよね? もし中国などに買収で買い占められたら、それこそ一巻の終わり?かもしれませんし、国が信用できないと、売る事拒否する米農家も出てきているようですし、安定供給体制を構築したいならば、最低限備蓄米分だけでも、専用水田を国などが保有した方が良いと思う次第です。

 余裕をもって、水田でお米を作りながら、豊作などで余った分は、市場にも格安で流すなどでもよいと思いますし、備蓄米もある程度時間が経過して、飼料用として流す以外にも、ある程度継続的に備蓄米として市場にも格安で流すルートを予め作っておけば、今回のような混乱になる事は無かったと言えますから、今後の事も含めて、年数経った備蓄米を市場に流す基本を構築しておく形が良いという事ですね。

 こうすれば、価格の異常高騰も防ぎやすいですし、いざという時の米不足問題の発生も防ぎやすく、お米の安心感を作りやすくなり、常にある程度の備蓄米が政府側から売り出される状況ならば、一般のお米農家としても、多少高くしても平気になるだろうし、市場の安定化には向いていると思うのですがね?

 ちなみに、この仕組みは、海外などでの食料の安定供給を考える国では、普通にやっている事であり、民間丸投げは資本主義ではありかもしれないが、安心と安定を司るには不向きなので、多少の社会主義方向で、国や都道府県管理の水田保有で、最低限の安心部分は作り出しておくべきである。それが日本の宝であるというのならば、なおさら民間丸投げは悪い経済を作り出す。

 いきなり国や各都道府県が稲作農業に進み出る事には、色々課題が出てくるでしょうから、ここでwin-winとなる方向で、経営が苦しい中小の米農家に対して、備蓄米用の国の管理下に入る代わりに、職業を公務員米農家として雇う形にして、安定的な給与などを出す形で対応するとすれば、お互いに損はない形で、専用水田を保有し、その後も継続的な利用に向けて行動できるのではないでしょうかね?

 損失補償とかやるよりも、国の管理下に置いて、公務員扱いの米農家にするならば、扱いは安定的で、お互いにとって良い形になると思いますけどね? そして、大規模米農家やブランド化で売り出していく所は、そのままの形を維持させていく形にすれば、最低限の日本米の安定確保供給体制は、維持させつつ民間市場競争も、守れる形にできると思いますね。

 それに、この形ならば、利益などは国が決めていく形で良く、安心給与が公務員米農家に渡される状況ならば、成り手不足は多少改善されるし、お米の安定供給体制は作りやすく、それにおいて、他はそれと対抗する形の米農家として経営できるので、お米市場の安定化とお米の価格多角化が、より進んでいくと思いますね。

 まず、安心で安定的な物を用意しておいて、そこに資本主義の民間に市場競争を任せていくならば、大きな混乱や価格の異常高騰などを防ぎつつ価格の多角化と経営の安定化の両立が図れると思いますね。 これは、私の提唱する「社会主義の土台に、資本主義の家を建てる」形式の仕組みですね。

 全部民間任せは、混乱が生まれやすく、安心や安定的で安全とは、かけ離れた形になりやすいので、絶対に死守したい聖域として守りたい物があるならば、そこは資本主義民間丸投げは止めて、社会主義導入で、国や都道府県管理型の専用水田などの形で、絶対に守られる物があるという物を見せながら、安心を作り出す必要があるという事です。

 もちろん、それだけに頼る形ではなく、デジタル米農家の仕組みから、安く作れて、利益も十分に出せる形の米農家も増やし、それを国も徹底的に支援する形が良いと思いますね。 そうすれば、お米を海外に多少でも依存する事は無い形が作れると思いますね。お米5キロ4000円以上が普通とJA及び傘下の米農家がしたいのならば、輸入米入れまくってやればよいと思いますが。

 あと余談ですが、稲作農業の機械バカ高くないですか?もっと改良進めて、コンパクトで値段も安めに作れると思うのですけどね? デジタル化合わせて考えていけば、稲作機械は手軽に使えて買える物にできると思うのですが、どこが価格異常高騰させて、不正利益を上げているのでしょうかね?

 昔ながらの米農家の経営がきつい原因は、稲作機械の値段も影響してそうですよね? 進歩なく、異常価格を普通にさせている要因がある? 現代技術ならば、デジタル化と合わせて、コンパクトで200~300万円以下で、代わりの物が作れるはずですが? 現在のお値段1つ1000万円

…今後、新作稲作機械のアイデアとか考えてみるかな? 古く、異常価格で、米農家苦しめて良いとする、現稲作機械開発販売の悪徳企業らしきものがあるみたいだし?

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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