63回 横向き都市型風力発電Lv1
さて今回は、この前の特殊な仕組みの話の簡易版ですね。 Lv1と言っているのは、より複雑で強固な物を思いついてしまったからという事と、そちらは説明がかなり難しいので、初期考案していた物の話に留めるだけの今回とします。 都市型風力発電機構に防災機能を付けた初期型案ですね。
都市型と言っていますが、陸上方面ではなく、こちらは前回の通りの海上都市に付け加える形の風力発電であり、風力だけでなく、雨力も足した形に、人工滝発電の水も加えた防水式で動かせる方向の複合型風力発電ですね。 既に風力と言ってよいのか不明ですがね?
形式としては、海上都市の周囲に風力発電防壁用のレールを設置して、そのレールに沿っても横回転できる形から、横向き風力発電の塔を複数用意して、さらに、その塔毎に付随する形で、移動する壁も付ける形にして、風力などで塔が自転する回転力から、発電の形としつつレールに沿って移動もできる形で、壁を引き連れながら、海上都市の周囲を横回転する形で、都市全体の防災能力を高める構造ですね。
横向き風力発電であれば、全方向からの風を風力発電として取り込む事ができ、強度も高めやすく、雨による雨力発電の形に、人工滝発電の水を受けて回転させる事も出来るので、永続的な発電能力を作り出す事が可能です。 ちなみに、人工滝発電は、それ単体で発電能力を有するので、その噴出する水はおまけ要素に近いですね。
さらに壁の部分にも、単純な壁としてだけでなく、貯水&排水能力のついでに雨が降る形からの高低差水力発電で、雨力発電の形として機能させる事も出来るので、こちらも別個の発電形式として利用可能です。 風力発電の塔でも雨を受けながら、壁へと雨を流して、壁型雨力発電の形に流す事も可能ですね。
そして、横向き風力発電の塔自体も回転しながら、壁も連動して海上都市の周辺を回っていく事により、海上都市全体を包み込む1つの巨大な移動防壁の形が、回転状態で作られる事になり、ある程度の暴風や津波なども威力を軽減させる事が可能となるでしょうね。
それらを外壁として活用しながら、さらに内壁も作り上げる形ならば、更なる防災防御能力を有する形にもできるでしょうね? 巨大な連動型発電機構を、海上都市の防災機能にも繋げる形の仕組みですね。 ま、そこまでして耐える方向ではなく、移動可能な海上都市だからこそ、災害回避や都市部分を全部海に沈める方向でも回避可能ですがね?
今回の仕組みは、発電方向の効率をさらに高めながら、海上都市は守れる形の話です。 海上都市で、暴風にも強く、発電も可能な風力発電があるのなら、台風や嵐に突っ込んで、その強大な力を発電に変える形にもできますからね? あとは蓄電池輸送の潜水艇や潜水船などの開発かな? 海上が荒れていても、割かし海中は穏やかである事が多いですからね?
スクリューをバネ回転式に変えるならば、電気を運動エネルギー型蓄電形式に変えて、大量搭載させれば、基本往復航行分には問題なくなるでしょうし。 …ある方法で半無限型も作れるけどね?暴走するとかなりヤバい方向になるが…
それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~