54回 報道特集から 学術会議 国からも離れての独立性が大事

 さて今週の報道特集の話は、学術会議の独立性についての話でしたね。 私から言わせてもらうなら、国の特別機関でも法人化でもなく、完全に国の擁護などから離れて、予算含めて完全独立状態で、完全外部から国に物申す機関であるべきだと思いますけどね? どこかしらで国の補助貰っている時点で、介入されるのは、分かり切った話でしょうに。

 完全な民主主義の性善説なんて物は、嘘っぱちでしかないのですから、必ず政治家という物は、少しでも介入の余地があると、支配しようと動く物として、完全分離型で独立機関として動くのが、本来あるべき姿だと思いますね。 現在は自民党が、支配色を強めていますが、他に政権が変わったとしても、似たような事は繰り返されるでしょうからね。

 ま、自民党は、侵略戦争大賛成政党ですから、その意味でも、現在の学術会議は邪魔でしかなく、どうにかして無力化しようと動いているようですが。 自民菅元総理も、その方向で動いていて、独裁者の言いなりにならない学者は全員排除する意向の形ですからね? 理由を言ったら批判殺到だから、曖昧模糊にして、戦争研究で大量破壊兵器量産の学術会議にしたいのが、自民菅元総理の心中では?

 ただし、戦争から完全に離れた研究だけというのは、戦争好きの自民党が言う通りに、難しい物がありますけどね? 理由はと言えば、一般的戦争は、侵略戦争や攻撃戦争と受け取られるでしょうが、現在の自衛隊が、敵国から攻撃を受けて応戦した場合も、戦争をする事となり、この状況で完全に戦争に参加しないというのは、身を守る事もせずに、侵略者に全員皆殺しにされる事だけを、戦争をしない事になります。

 アメリカが全面的に守ってくれない状況で、日本が戦争をしないと誓っている状況では、侵略者などから国民を守る事が全くできずに、皆殺しの大虐殺をただ受け入れる事しかできなくなるわけです。 それが嫌なら、防衛戦争をするしかないわけで、現在の日本情勢で、戦争を完全にしない事には無理があるという状況で、学術会議は、それに類する研究はしないだけで、国からも離れて、物申すならば良いけど、国からお金貰って物申すのは違うと思うのが、私の意見ですね。

 私は、国を守り国民を守る為の防衛は、必須と思っているので、戦争完全不参加には賛成できない立場ですね。 この辺の「戦争とは?」というのは、また別の回で持って、詳しく話す予定ではありますけどね? 今回の話のメインは、学術会議についてですから。

 研究予算関連は、現在の自民党が、軍事一点だけに絞っているので、かなり日本の基礎研究力が乏しいですが、この辺は、自民党を政権与党から引きずり落とすくらいしか解決策は無いと思いますね。 平和な研究も良しとするならば、自民党は政権与党に相応しくないと言えますね。

 私のスタンスは、どちらも大事という方向ですけどね? 防衛は防災にも繋がってくる所ですから。 平和を愛する学術会議が、防衛に繋がるからと防災は無視する方向である場合、それはそれで、人々の安寧を守る事を放棄する意志にも見えてしまうという… ま、この辺も、「戦争とは?」の部分に含まれてきますが。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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