50回 学生の部活動に本気と緩いの2種類を

 さて学校教育系の話でして、今回は、最近でも色々問題のある部活動などに関する話ですね。 結論から言えば、本気で高みを目指したい学生と緩く楽しみたい学生を混ぜるから、齟齬が生まれて、いじめなどにも繋がり、結果楽しめないとする学生が出てきて、夢を諦めざるを得ない経済損失も大きく作り出されるのです。

 現状混ぜられているからこそ、問題が多数出てきていて、私の言う「混ぜるな危険」はここにも該当する話であり、目的が違う学生同士を同じ部活で纏めるような事をするから、教育からかけ離れた形に歪められて、苦しむ学生が次々量産されていくのですよ。 同じ物で遊ぶなどしても、本気と緩い人は、はっきりと違いますからね。水と油を混ぜようとする状況ですよ。

 だからこそ、私が言いたい学校教育改革では、学生の部活動には、同じ種類の物でも必ず、本気で上を目指す方向の物と、楽しめればそれでよいとする方向の2種類を作って、分ける必要があるとね。 それで人数が足らない本気勢は、他校などと組み合わせながらやるべきで、間違っても緩く楽しめればよい人たちを巻き込まない事ですね。

 特にこれは、スポーツ系や大会が開かれる系統の部活動に言える話であり、人数合わせでも入れようとする行為は、「いじめ」と何も変わらず、行き過ぎれば暴力と変わらない行為であって、決して教育とは相反する行為である。 戦争に民間人強制連行して、戦場に立たせるような行為である。 そんな非人道な行為が正しいと言えるだろうか?

 本気を目指す系統は、今の部活動系統と差して変わらない方向で問題は特にないが、緩い系統は単純に、その部活動を楽しく楽しめればよい形で、その他知る事だけに主軸を置く形でも良い。 目的がはっきり分かれているのだからこそ、分ける方が問題の発生は少なくなり、面倒事に発展する可能性やいじめなども少なくなる。

 活動状況に対しても、決して本気部活と緩い部活を交じり合わせる事は無い形として、同じ物を使うとしても、完全に方向性が違う部活として扱う必要がある。 本気方面は、プロや高みを目指す者たちであり、緩い方面は、楽しめる形からの普及効果や和気あいあいとした形での楽しみあえる仲間を作り出していく形ですかね?

 この形の効果としては、本気勢は、そのままでよいとして、緩い方向の人たちが増える事による普及・波及効果の増大にこそ意味があり、競技人口や物好きの仲間を増やしていく形では、大いに期待できる形となり、様々な学生の繋がりを増やす効果にも繋げて行ける。

 本気勢は、そのまま特化して、緩い部活は、緩さに特化しながらも、緩い事による他者との繋がりを強めて、楽しさを広げていく事に特化する効果があるとすれば、こちらの方を主軸に捉えながら、様々な部活動の楽しさを広めていく方が良いと思いますね。 本気勢は、上を目指せればよいから、楽しさとは少し遠い位置にありますからね?

 緩い部活の基本は、週1以上で30分~1時間程度参加していたら、それでOKな方向で緩い部活にすればよい。 デジタルも活用できる部分は活用して、その方面の参加も大いに歓迎とすれば、緩さは際立つかな? もちろん理由がある時のお休みは自由。 目的は、その部活動で楽しむ事や知識を深める事が前提だから、厳しいノルマなどは要らない。毎日練習なども不必要。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

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