175回 イランの狙い お互い大損の引き分け

 さて今回も、前回に引き続き中東大戦争の話ですね。 情勢は刻一刻と変化する状況ですが、イランは、この状況に対して戦争に勝利するつもりは無く、勝てないとしても泥沼の膠着戦争にアメリカなどを引きずり込み、お互いに大損をする引き分けをして、トランプ独裁者に後悔させようというつもりでしょうね。

 周辺国を巻き込んでいるのは、よりトランプ氏の無茶が周りに悪影響を与えた感を強くするための演出に近く、トランプアメリカとイスラエルとの関係を強めるならば、今後も不利益を被る可能性が高い事への意味も込められている気がしますね。

 戦争は、必ずしも勝利する必要はありません。 韓国と北朝鮮も戦争中であり、一時停戦状態にすぎない状態ですし、負けさえしなければ、引き分けもまた戦争を終わらせる方法の1つですからね? お互いに大損をする形で、戦争の継続が不可能な泥沼に陥らされたらね? ウクライナも最悪方向では、ロシアに対して、この作戦は取る可能性高そうですけどね?

 お互いの大損を狙っているからこそ、イランはしきりにアメリカを挑発して、接近させてからの地上戦に移行させたい様子で、地上戦ならば、ドローン攻撃もさらに有効な戦法に変わるという所ですからね? 揚陸艦などを攻撃出来れば…

 それをどうにかして回避したいトランプ独裁者は、イランに居るクルド人勢力の活用を考えたり、降伏を促すメッセージをしきりに発信していますが、色々攻撃されて、トランプの言いなりになっても虐殺されるだけと分かっているからこそ、無視を決め込んでいる状況であり、公海上に居たイラン艦船を沈めた事が、返って逆効果に働いていますね。 「白旗上げても殺すつもりだろ?」としか受け取られかねない。そうなったら何が何でも徹底抗戦だけとなる。

 トランプはすべてやり過ぎている状況にあり、戦争の基本を知らないままに命令下しているから、イランという中東の大国相手には通じないという事になっている。 その辺は、長年居て知っているアメリカ軍が再三忠告したけど、トランプ独裁者は、すべて無視した結果でね?

 トランプ氏は、アメリカでの中間選挙を控え、さらに中国との話し合いも控え、世界経済の情勢も伺いながら、ガソリン価格の高騰などによって、アメリカ国民の不利益と不満も心配しながら、短期決戦を狙っていたが、それを見据えた上で行動するイランは、勝てない事は別に良いから、長く続く泥沼戦争に引きずり込む事で、この攻撃は失敗だったという見方に追い込もうとしている。

 それに巻き込まれる周辺国であり、欧州側も防衛戦力派兵までする羽目になり、全ての責任はトランプアメリカとイスラエルのネタニヤフに被さるように、イランが仕組んでいるといった感じでしょうね? 今後も散発的に周辺国に攻撃して、警戒態勢を維持させながら疲弊させて、泥沼戦争による不利益に巻き込むつもりでしょうね?

 だからこそ、攻撃頻度が現在落ちているのは、最初の目的を達成したからだとも言えるでしょうね? 警戒反撃体制を取って、常に緊張感に包まれている状態になってくれれば、御の字ですから。 長期戦の疲弊を狙っているのだとすれば、全力攻撃を長く続ける必要は無い。

 クルド人と戦う方向でも、イランとしては問題ないでしょうね? アメリカの武器支援があってこその戦いであるならば、長期戦に仕向ければ、その武器支援による財源はアメリカの税金であり、流石にクルド人に買えとまではトランプ氏も言えないでしょうよ。 それで交渉決裂したら、米軍地上部隊突入という最悪のカードしか残されなくなるから。

 ちなみに、今回の戦争の仕掛け人というか、戦争を望んだのはトランプ氏ではなく、ユダヤ人のネタニヤフ氏であり、大ユダヤ人国家樹立の為に邪魔となるイランを排除する為に戦争を仕掛けるように、トランプ氏をそそのかして攻撃が開始された状況であり、全ての張本人は、イスラエルのネタニヤフ氏である。

 さらにイラン攻略後は、トルコも攻撃したいと言っており、さらにその後はエジプトやサウジアラビアでしょうかね? 中東周辺国すべてを敵に回して、大戦争を繰り広げて、中東をユダヤ人の為の場所にしたいという野望がある。 その為に大半のアラブ人が邪魔という危険思想で。

 さすがにそこまで行くと、トランプ氏は支持者も含めて付き合いきれないでしょうね? ウクライナに支援する金額の数十倍以上の税金を、イスラエルの為につぎ込めと言っているような物ですから、支持者の反発が酷くなるでしょう。 ある意味今のイスラエルは、自分たちの目的の為に、アメリカを使い潰すつもりで行動している。

 そこにどこまで、トランプ氏が愚かに付き合い続けるのか?というのが、今後のポイントでしょうね? イラン泥沼膠着戦も、長引くほどにトランプ氏の状況が悪くなる物ですから。 主に税金をどこまでつぎ込んで、ガソリン価格などが高騰するのか?という所で。

 だからこそ、イランが狙うのは、戦争に勝利する事ではなく、お互いに大損をする形での引き分けにあるという事です。 イスラエルも、アメリカの支援あってこその戦力状況であり、アメリカの支援が無くなれば、途端に弱小国家に早変わりです。 高額兵器は残されるだろうけど、燃料弾薬が無くなれば… 一応イスラエル独自戦力はあるものの、それで周辺国と互角以上に渡り合えるかというと、疑問が拭えない。

 ただでさえ、現在の軍事戦力バランスが、小型ドローン方向に動いている中では、従来戦力の意味合いが変わってきている事含めてね? その意味では、先に戦火を上げてきたウクライナが、中東周辺国と仲良い軍事関係が築けそうな状況になっている。

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA