105回 石破総理の辞任から自民党総裁選へ 変わる為に必要な事

 さて今回は、昨日の夜に突然追い込まれ辞任へと至った石破総理の状況に、今後の変わるべき自民党についての話ですね。 変わらなければ、滅ぶだけですが。1自民とか、自民党で纏まりをもってとか言っている様では、昔の事を変えられない証拠となり、結局何をどう言った所で、失った信頼は取り戻せず、選挙でも負ける結果になるだけです。

 今自民党に必要なのは、自民党内に居る、国民から見て裏切り者共を切り捨てる事ができるかどうかですよ。 どれだけ自民党が纏まりをもった所で、不正や裏金許容で政治と金に塗れている状況では、国民はもう振り向かないわけですから、纏まりでは変われず、国民から見る不信感を持たれる行動及び議員共は、全て切り捨てていくという断固とした対応力が無ければ、今後自民党が生き残る事は難しいでしょうね?

 結局最後に決めるのは国民の状況であり、昔の組織票中心で、経済もそこそこ安定していた頃ならばともかく、現在の大多数が経済に不安を抱き、生活状況に不安を持って未来が見通せない人が増えている状況では、変わらず国民の現状も見ていない政党は切り捨てられるだけですよね?

 そして、代わりの政党として、国民の窮状に救いの手を差し伸べようとする国民民主党や参政党などの新政党が出てきた所で、自民党の勢力も一気に瓦解し始めていますからね。 変わらず何もしない役立たずな政党からは民意が離れて、国民の窮状を訴えてくれる政党には民意が集まる状況であり、自民党が変わる為には、党内の事を優先して見るよりもまず、国民の方を向いて物事をどれだけ考えられるのか?という事に尽きますよね?

 その形が石破政権にはできなかった事が、短命に終わった原因でもあり、自民党が常に足を引っ張っていた事も原因の1つにある。 石破総理に何が足りなかったのかと言えば、初めから党内基盤が弱く、裏切り者が多い状況だからこそ、党内の纏まりを気にせずに、国民の方だけを向いて政治の活動を続けていれば、総裁任期満了まで政権維持できたはずだと思いますけどね?

 ちなみに、石破政権が終盤支持率が高まったのは、石破総理の人気が上がったわけではなく、国民無視する自民党自体に対する反発と、少数与党でも話し合いを重視してくれる姿勢の形に支持が集まったわけで、総裁変えて連立拡大して、また傲慢政治に戻される事を国民が嫌ったという事も含まれるのでしょうね?

 その意味では、連立拡大で維新が主力候補となっていますが、これは元々自民党から離脱した議員の集まりで、元自民の政党という所で、顔見知りなどは多く、政策なども似る部分が多いから、1番連立組みやすいという事なのですが、維新も現在低調状況であり、国民無視の方向性で行こうとする泥船にどこまで乗船してくれるかが問題でしょうかね?

 結局変わった所が見せられなければ、沈む船である事は言うまでもなく、裏金も許容する自民党にくっついた馬鹿者政党は、次の選挙で共に消えてもらう方向にされたら、困るのは維新側ですからね? これ幸いとばかりに、国民民主党や参政党が維新も喰らっていく方向性になるだけでしょうからね。

 どこまで行っても大事なのは、自民党内の安定や纏まりではなく、どれだけ国民の事を見て、国民の声を聞いて政治政策に挑めるのか?という所であり、それが最終的な選挙の判断に繋がってくるわけですからね? 何度も言うように、国民民主党や参政党が出てきてしまった時点で、変わらない自民党内の纏まり重視は失策でしかない。

 それで、現在の石破総理の次のポストは誰か?という議論が、報道でも中心に取り上げられていて、1番有力候補は、小泉農水大臣という事になっていますが、変わる事を示す決断行動ができなければ、石破総理の二の舞になるだけです。 アンパンマンのように顔だけ挿げ替えても、本体が変わらなければ、何も意味がないという事を、いい加減自民党が理解しなければいけない。

 また、その他の候補としては、高市氏や小林氏などの声も出ているが、これらは、方向的に極右に近く、参政党の二番煎じで、なおかつ変わらない自民党という最悪の方向になる為、公明党からも見捨てられて、自民党の崩壊が早まるだけでしょうね? 野党との話し合いなども難しいでしょうから。

 他自民党の大ベテランの茂木氏と林氏がいますが、こちらは自民党としての安定感は確実でしょうが、代わりに変わる自民党は作り出せず、国民受けも悪い状況でしょうから、2年間はどうにか自民党だけの安定感を作り出した後に、選挙になって大惨敗で自民党崩壊の流れが濃厚でしょうね?

 結局誰が自民党総裁になった所で、自民党が過去と決別して、はっきり変わった事が示せなければ、誰が成った所で無駄なのです。石破総理が犯した過ちと同じですから。 変わった感を出すだけならば、石破総理も行ないましたが、結果大惨敗であり、古いままの自民党色で色々やらかして、責任を総裁に丸投げするという形で、自民党が変わろうとしなかった事が原因ですから。

 その状況で、自民党が変わる為に必要な事は、まず未だに生き残っている自民党最高権力者の派閥諸共切り捨てる事が先決であり、以降の選挙で公認取り消し処分とする。 次に、裏金に関与した議員共も、永年公認取り消しで、派閥政治を大事にする奴らと裏金に関わった議員共は、永年選挙での公認取り消しとして、本人の実力でやってもらいつつ主要閣僚などには就けないようにする。

 政治資金パーティーなども全面禁止で、企業団体献金なども全面禁止にして、政策活動費とか不明瞭な議員の第2給与なども廃止の方向性で、政治活動に必要な諸経費は、政党が責任をもって全面公開の下、国から必要分受け取る方向に変える形ですかね?

 どれか1つではない、問題に挙がってきた物全てに終止符を打ち、国民が疑念を抱かない形に変えられる政策が打ててこそ、自民党が本気で変わった事を示せるという物でしょうね? その上で物価高対策を出すというのであれば、一般庶民生活に掛かる分の消費税などを0%もしくは、1%にまで引き下げて、足りない税金分は、主に政治家や金持ちが消費する贅沢な部分に増税を掛けて、庶民の生活状況が改善するまでの期限付きで、議員定数大幅削減くらいやるべきではないでしょうかね?

 議員定数削減は、維新も少し前まで言っていた話であり、消費税減税の財源分確保の為に、議員定数を犠牲にする。これくらいやれば、国民の支持率は少しくらい回復しそうですけどね? 私が政策で打ち出す内容は、もっと過激な物ですが。詳しくは、過去回などで探してね? 安い物以外全部大増税の私案。

 基本、何もない所からお金は作り出せない物です。…国際的な信用価値を全て投げ打てば、株価含めて大暴落の形で、一時的に国民のお金を増やす事は出来ますが、輸入大国日本でやれば、自殺行為に等しいですがね? 必要な不足分財源をどこから調達するか? 簡単なのは、金持ち共(政治家含む)の消費税から取る方向と、国民困窮で議員が大幅に居過ぎるならば、議員定数大幅削減が最適な方法ですよね?

 国民が困窮する状況を議員も身をもって思い知れと。主に削減で切られる議員さんたち。 良く理解してくれるでしょうね?強制的に庶民の生活に近い形に追い込まれれば? そして状況が改善しない限り復活も無いとすれば、必死になってくれるでしょうね?

それでは、ここまで見て頂きまして誠にありがとうございます ~終了~

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA