旧848回 水の建築 即席建築水魔法
さて今回の話になる水の建築は、水の中や水上に作る建築ではなく、建材に水を用いて作り上げる水が主体の建築技術についての話です。これはもう建築と呼べるのか不明ですが、一応完全に長期間配置し続けるという事でなければ、有効な即席簡易建築の形ですね。
今回の内容は、水の建築という使った物がすぐに実績となって返ってくる自民党の基本方針とはかけ離れたもので、水の力はどんな重い物をも浮かび上がらせて、押し流せる力を持っている。そうですよね? 津波でも経験していますし、豪華客船も空母も水の上に浮かべられて、島すら流せる力があるのは全部水の力です。
集まれば全てを押し流せる強大な力を持っているのが水です。そしてその水は冷やして固定化すれば、強固な壁にも変化させる事はでき、状況に応じて土砂崩れくらいなら塞き止めるくらいの能力は秘めているでしょう。
そんな水の力はまだまだあり、最近は水流式という水の流れる力を生かしたアイデアをいくつも紹介していますが、今度は建築そのものの素材に使って、建材と同等に使えるようにする話です。
ただし欠点は、作った所でずっと長期間配置し続ける事は、物理的に難しいという事ですね。大量の電気を消費しても良いならできないことも無いですが、そんな事するくらいなら、普通に土や木材にコンクリートなどを使った方が早いという所です。その辺は建材の適材適所でね?
それで、水の建築は、水を入れられる丈夫で形を変えられる入れ物に水を入れて固定化させたり、一時的に冷やし固めて使う形の物を言い、小さい物から大きな物まで水を入れる内容によって使い方は無限大に広がります。
例として挙げるならば、歩行者などが通る場合の一時的なガード目的に、何の変哲もない場所に水のガードレールを作り上げる形とか、さらに強度を持たせる形で、冷やして凍らせる形で密度を高めれば、普通のガードレールと同等クラスの強度は、持たせられるようになるでしょうね?
そしてそのガードレールの皮の部分が無事ならば再利用可能であり、小さな傷なら補修しやすく、取り換えになったとしても、通常ガードレールよりもコストは相当低くなり設置も簡単です。基本的に水を入れてガードレールの形にまで含まらせればよいのですから。そして使用後は、水を抜けば元の何もない状況に戻せる。
この方向性から、横断歩道などの一時的ガードレールなどを水で即席に作り上げて、瞬時に水抜いて車が通れる形にすることもでき、車の暴走を止める効果にも車止めの即席版としても機能させやすくなります。
さらに水の建築は、大きな物まで作り上げる事も可能で、即席簡易型で良いならば、壊れた橋などの代わりや壊れた道路の代わりなどに用いながら、その上に直接車を走らせるのではなく、その上は水流で押し流す形の移動方法なら、どんな重い車などにも耐えられる形にできるという事です。
ただし、常時冷やして固めるとかでない限り、水のままでは数日か数週間くらいで、メンテナンスで水抜いて確認しないと再使用は難しいでしょうけどね? あくまで、簡易で仮の形として使う類の物ですね。ただし、そこに必要な建材的材料は、橋などの形に変えられる強固なビニールなどと水だけで、橋や道路などの代わりとして使えるという事ですけどね?
一般的な形は水を使って、より強度が必要なら冷やして固める形にして、その上は水流を流して、物体を移動させる形なら、疑似水流式建築の形として、どんな所にも用いる事が可能となります。
作り上げる事も簡単でありながら片付ける事も簡単で、本物と同等の性能ですから扱いやすいのですが、長期間連続での使用は難しく、冷やして固める形は、夏場などでは大量の電気が必要となり、水のままの形だと形状用のビニールなどの強度次第で、横などからの攻撃に耐えられる強度が変わってくるという所ですかね。
とは言え、材質が水や氷だから、基本的に物理衝撃や爆風に暑さなどには強い形が保てるのですが、防刃性能を含めないと刃物系にはめっぽう弱くなります。それでも破けて水が抜いて使えなくなるだけなので、一般的な普通の建築材料などと比べて事故の規模は少ないですし、補修などができる状況なら、再復活も早い所が利点ですね。 少なくとも電力会社保有の電柱よりは回復は早いでしょう。
ちなみに仕組み的には、電柱の代わりや店の前などに置く看板の代わりとして使う方向も出来ますね。水入れて形作らせて、使用後は水を抜けば収納も簡単。
さらに大型で、踏切に対しての迂回路を作る方向でも作る事は可能で、主に上方向になりますが、人や車なども全部水流式で動かせばよいのですから、あとはその道となる部分を水の架道橋とすれば、大掛かりな建築準備など必要とせずに、準備に1~2時間くらいで形作って、後は水流で全部流すだけとすれば、踏切事故の大半は無くせて、開かずの踏切も無くせる方向にできるのではないでしょうかね?
ついでに踏切のバーも水に置き換えて、水平横移動も可能だけど全部水流式移動の形に変えれば、線路上で動けなくなる人などの存在自体も消せると思いますね。
また細かい所では、踏切の道路と線路が重なる部分を水で埋めて溝を無くす形にする使い方も可能です。水の架道橋作りにまでやる必要がない場合でも使える形ですね。
住宅やビルにマンションなど以外であれば使用可能な水の建築技術ですね。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
水の建築~終了~即席建築水魔法
数分から数時間で作り上げられて、片付けるのも簡単な建築という所で、水の魔法みたいな建築技術ですね。水で膨らませて、それを凍らせているだけだから、厳密には建築技術ではないけども。 END