旧847回 多目的避難所(シェルター)
さて今回の話は、避難所レベルが最低だから避難の判断も進まず、災害に遭いやすく、避難所辿り着いても二次被害になる事があるという事で、避難所もレベルを上げるべきですよね? と言った所で、海外に合わせるのでは芸がないですし、激甚化しつつある災害の脅威の中で安全性を保つ為には、もっと強化していく事が求められます。
ただし専用の避難所を作った所で、普段は他に使えないでは無駄の産物にされかねないので、普段は多目的利用可能な避難所であり、さらに避難所で避難だけする場所では、実際の災害時に色々持ってこないといけないので、予めある程度の機能はその場所で有せるようにしておいてこその避難所だと思います。
日本は人同士の戦争の記録こそ遠いですが、自然相手の戦争に近い災害には、幾度となく巻き込まれており、甚大被害も数知れずで、これからも起きうること確定な状況では、戦争対策のシェルターよりも自然災害対策に向けたシェルターを作るとした方が、作りやすいのではないでしょうかね?
シェルターも避難所も意味合い的には、似たような物ですからね?
どの道、いくら災害に強い町作りで、町や住宅やビルなどを強化していくとしても、古くからある物などを一気に刷新していく事は不可能に近く、ある程度長い期間は避難所なども多く用意していく必要性があるのだから、先に必要不可欠な避難所の強化をしていくのは、大事な事ではないでしょうかね?
いつまでも体育館や公民館などの普段避難所目的ではなく、だだっ広い空間だからと使っているだけの場所を間借りしている様では、災害に対する避難も進まないでしょうからね? 避難所で命は助かっても、精神的に疲れる状況では、何の為の避難行動なのか?という所になる事も多く、様々な事情で普通の避難所などには行きにくい人たちがいる事も事実なので、この多目的避難所でも最低1ヶ所の地域には、2つ用意しておく必要があるでしょうね?
ある程度あまねく避難所を利用しやすいと言えるようにするためには、普通一般系の多目的避難所と全室防音対策をしっかりとした強固な多目的避難所の2種類をね? ただし、普通一般系の方にも寝室目的の場所には、防音室が用意される形は必要でしょうね。安心して静かに寝られる事は、明日への活力を高める事にも繋げやすいですから。
それで、本題の多目的避難所とは?という所に行きますけども、メイン目的はただ広いだけの間借り避難所ではなく、ホテルに近い形式の全室型の避難所の形を作り上げる形で、ゆっくり休める形で、プライバシーの安全もしっかりできる作りを基本とします。
ただし、それを避難所だけの目的では、普段用では使われず無駄扱いですので、災害などが来そうな時や起きた時には避難所優先の形に変えるとして、普段は多目的に色々利用できる形で、遊び用の部屋やリモートなどの仕事用の部屋に勉強用の部屋やただの休憩目的利用に宿泊もできると、本当に様々な多目的利用で借りられる部屋として運用させる形で、さらに全室防音型の方は利用料金高くして、主に大きな音などを出す事の作業や練習目的で使える形にすると、利用者はいくらでも出てくることになるでしょうね。
基本的には数時間や日数単位でのレンタル式に借りられる部屋の形で、有料利用していく方向にして、様々な人に使える空間を用意していく形なら、利用はしやすくなるでしょうね?
ただそれだけの形にはせず、1階部分は何かと災害が襲ってくるので、例に及ばず強固なシェルター構造とさせて、強固な守りの中で、1階から下の部分には、避難所でありながら小さな町の機能も有する形で、飲食店やスーパーなどに病院などの機能も入れて、追加で娯楽施設なども入れて、避難所でありながら普段の日常の利用の形にも使える形にして、災害が突然来てもある程度は必要な物資や人材が揃っている状態で、耐えられる形を基本とします。
ついでに必要物資のいくつかは、作れる工場や屋内型での野菜生産工場などもあるとなお便利でしょうね。
とりあえず避難所だけでも単体利用でしばらくは持ちこたえさせられる形で、最低限の物資は自力で用意できる形にすると避難所としては強くさせやすく、経済活動なども回しやすいので、避難所目的以外にも利用価値はあります。
また避難所で、犯罪対策用一時避難所などにも使える形で作って、外部と遮断する形で内部だけでも生活できる形にすると、より避難所としての効果性を高められるでしょうね。 その上で、小さな町の形があるのなら、そこで秘かに働きながら生活していく事もしやすい形となる。
ちなみに全室防音型の多目的避難所は、主に赤ちゃんや小さい子供がいる家族やペットなどを連れた人が優先的に入れる場所とすると、そういう人たちも気兼ねせずに避難しやすい形にできる。今の形では、利用し辛いですからね? ついでに町の施設の方としても、赤ちゃんや小さい子供向けにペット関連施設などを優先的に配置する流れでね?
その辺りで分けると、気兼ね考えずに避難所を利用しやすくなり、災害における被害を減らしていく流れにし易いという所ですね。
ついでに避難所としての利用から感染症で別の物がやってきた時には、隔離部屋としての利用もできると考えると、本当に多目的利用の形で作る意味はあると思えるでしょ? その形で持って、出入り口の形を予め複数用意しておきながら、いくつかは専用の形でしか使えないようにさせる。そうすることで、普段利用の人たちと専用利用の人たちの導線を分ける事にもしやすい形になる。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
多目的避難所~終了~避難所での町機能
これを行政や民間でも普段は利益としながら、いざという時は避難所として避難の形は無料開放できる形の所がやれると良いでしょうかね? 避難者の受け入れとして実績積めると、必然的に町の方も認めて、支援などをしないといけなくなりますからね?
むしろ民間企業などであれば、避難者への無料開放で大きな信頼が得られるとすれば、それは普通の利益以上の長期的な利益に繋げ易い形にもなるでしょうかね? 信頼は手軽にお金では買えませんからね? お金以上に失うのは早く、元に戻して信頼を得る形は大変な物ですから。
ちなみに普段の出入口の2階以上の部分へは、地上が水没していても使える水圧式エレベーターの形を導入できると良いでしょうかね? 水と電気を用いたエレベーターの形で、初めから水を用いるからこそ、大雨などの冠水時でも使える仕組みにし易くなる。 END