旧764回 日本版反セクト法 明文化(仮)

さて今日は統一教会絡みで揺れる問題に対して海外のフランスでも似た事が起きて作られた反セクト(カルト)法を日本向けにある程度明文化させて仮の素案を私が作ってみた感じの内容です。

 フランス版だと政治がしっかりしていたからか曖昧でも通用させられるようですが、日本だと曖昧では動かない政治家が多く、ついでに曖昧だからこそ抜け道を作りやすいというフランスの逆方向の力が働き機能しないという事なので、ならば日本向けには分かりやすく明文化させればよい方向の考えですね。

 フランスではセクト集団に対して政治が一致団結できるけど、日本はバラバラ過ぎて使えない民主主義の民度の違いを見せつけられている状況でもありますけどね。

それで、反セクト法に近しい物も作れず行動もせずに統一教会と関係を断じる岸田内閣を新たに作り上げると豪語していますが、どこまで出来るのやら?と言った所で、とにかく波乱の状況では安定重視でついでに統一教会とも関係無い人を選ばないといけないという二重の大変さがある状況ですね。

 さて、統一教会と仲が大変良かった自民党に日本版反セクト法なる物は作れるのでしょうか? この統一教会は別に反セクト報に当てはめずとも普通に霊感商法の反社会勢力扱いで犯罪集団潰す目的で行けば叩けると思いますけどね。

それで、フランスでは反セクト法と言って10個の項目から1つ以上当てはまるとセクト認定されて違法な宗教含めた集団として対処出来るという曖昧な表現がありますが、それらを簡単に列挙して行きますね。

 1.精神的不安定化 2.法外なお金要求 3.強制的な連れ去り(既に犯罪では?) 4.身体に対する危害 5.子供を強制的に入信させる 6.反社会的な説教 7.公共の秩序を乱す行為 8.重大な訴訟問題 9.通常経済からの逸脱 10.公権力への介入

私なりの手心加えた言葉遣いの形もありますが、概ねこんな感じです。

 それで、これのいくつかに対する明文化という感じですね。普通に曖昧関係なくやってはダメな物もいくつかありますし。

それでは1の方から明文化できそうな物の話をして行きますが、1の精神不安定化というのはマインドコントロールに近い物なのでしょうかね? 教義的に不安にさせる事はダメと言い始めるとキリスト教も仏教なども普通に定義に当てはまりそうですから、教えの形から心が壊れるような事(心神喪失や衰弱等)や精神的な病気にかかるような行為は全部禁止という辺りが適切でしょうかね?

次は2の法外なお金という献金含めた教団等の資金源にも当たる所ですけど、法外というのでは流石に枠幅広過ぎですから、一般家庭の形を基準として、その家庭が壊れない金額までの法外基準という事にして、月の収入の30%までが平気と言う形で、これ超えると法外認定で、年間でも同様の形で年収入の30%超える物を年間で支払わせた場合は違法扱いの形にしたらものすごく分かりやすいのではないでしょうかね?

 つまり月の収入が30万円の家庭の場合は9万円超えたら法外認定という扱いに… 一般家庭扱いなら十分法外クラスと見ても良いでしょうし。

次に3番に関しては、住んでいる場所からの強制的な場所変更等の事のようですが、本来のフランスでは子供を助け出す目的で作っているわけですから、大人は若干どうでもよいとして、主に未成年を家族の同意なく強制的にどこかへ連れ去るというれっきとした犯罪を行なったらアウトというか普通に犯罪ですよねこれ?というだけの事。 家族騙して黙っての時点で既に人攫い事件ですから、ここに当てはめる事が必要だったのか不明な気もしますけどね。

それで次は4番ですけど、身体に対する危害という事は、宗教理由にして罰を与えるとかで入信者等を攻撃してはいけないというだけの事でしょうから、これも普通に嫌がる人等に攻撃していたら暴力行為として処罰の対象でしょうし、周りから見ても宗教的に暴力振るっている状況で周りがダメだと判断したらアウトという通報もOKの形で良いのではないでしょうかね? 基本暴力通報案件はアウトで良いのではないでしょうかね?

次の5の子供を強制的に入信というのは、3と似た物でしょうから親の同意がない場合もしくは子供が嫌がって拒否する事を選ばせずに無理やり宗教に入れるという事を誰がやってもアウトの形にして、子供が社会一般に助けを求める事があれば確実に違法扱いで良いのではないでしょうかね? 親戚などにでも嫌だというのに無理やりとかの時点で、違法扱いの基準で。

そして6番の反社会的説教に関しては、普通に犯罪をやれという教えとか誰かを傷つけて物を盗むという普通に犯罪に関する事や家庭の育児放棄等のネグレクトや家庭内暴力で子供を傷つける事等も全部違法認定に該当するとして、教団優先して子供を蔑ろにした時点で、違法認定で良いのではないでしょうかね?

それで7番の公共の秩序を乱す行為というのは、これも反社会行為と似た物でしょうかね? 普通に犯罪等も該当するでしょうし、迷惑行為(条例違反等)やヘイトスピーチ等も該当してくる争いが起きる事はするなという所でしょうかね?

次の8番で重大な訴訟問題に関しては、教団等通して殺人系統やテロ行為にレイプ等強制強姦や霊感商法や集団詐欺事件等で金額問わずに集団で行なう事自体で、事件や訴訟にて教団等が負ける事が起きれば違法という扱いで良いのではないでしょうかね?

次に9番の通常経済からの逸脱というのは、密輸入や禁止商品取引などの普通に犯罪に当たる行為でしょうかね? これもう普通に犯罪組織取り締まりで良いのでは? 禁止薬物とか取引していたら完全麻薬組織扱いで良いでしょうし。

最後に10番の公権力への介入ですけど、アメリカ等は現状不可能な所でフランスだからこれで良いという形になったような物ですから、10番自体を日本で適用させるのは少し無理がある気がしますけどね。

 強制的に教えを広めさせようとかいうのは5番に該当しますし、日本でも神事とかやっていますから、10番自体は反セクト法日本版では別に無くても良いと思いますけどね。

そもそも10番無視してもその他9番までで十分に犯罪組織等との位置付けは出来るでしょうし、犯罪組織や違法カルト教団認定されている団体で無ければ政治に入ってきても問題はないと思いますけどね。

他人を害するとか強制的にとかいう時点でアウトですし、政治信条等も一種の宗教的側面を持っていますから、この辺りまでやろうとすると政治家にはロボットしか適任者がいなくなる。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 日本版反セクト法~終了~犯罪組織との違い

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA