旧717回 議会制民主主義教育~学生の自主性および改革の力~
さて教育学の話で、今回は民主主義国家であるのなら重要な形となる選挙を含めた議会制民主主義の形をよく知りながらも「自分たちの手で変えていく」という事を実感してもらう形の教育&学校改革を混ぜた物ですね。
お遊びの知識と体験教育の形ではなく、実際に生徒の自主性を重んじて実際の学校改革になる形で学生側の自主性や創意工夫力に民主主義の必要性の形を想ってもらう形で使う教育の形ですね。
古いだけで時代錯誤な伝統は要らない。現代のグローバル社会でクリーンエコ社会に合わせた教育の基本は学生時代からも参加して行けるようにして行かないと、国際社会には到底太刀打ちできないでしょうね。
上が決めたからと押し付けられるだけの形に何の意味があるというのでしょうか? 学生側がその大切さを本当に理解できた上でやるならば良いとしても、時代錯誤で反発が起こる伝統や古い習慣には意味がないと思いますね。
ありていに言えば性差別に繋がる学校の伝統も日本ではまだまだ多くて、そこが日本の女性差別の闇を教育の所から変えられない所の日本全体の性差別にも繋がっているのではないでしょうかね?
あとは押し付けられるだけの教育では民主主義政治が機能しなくなっていくだけです。まともな政治家がいないのもまともなむしろ正常な民主主義教育が実施されていないからという事もあるのでしょうね。
昔ながらの教育では、今のようなダメ政治家しか生まれない。
今回の内容は、早い話が学生の自主性に期待して、学校の校則から教育内容に給食あれば給食もという所から制服の状況まで含めて、全部学生主導による民主主義選挙的な形で決めて行けるようにしようという内容ですね。
学校側が今までがそうだからと押し付けるのではなく、昔の伝統や風習等の説明はした上で、学校全体の形を学生主導で変えるべき所は変えられるようにして行く形で、これを1つの議会制民主主義教育の一環とさせる。
改善すべき議題を上げて、変えるかどうかを決議して毎年新たな学生が入るとともに議論し変える必要があるなら変えていく形を毎年必ず行う形で、民主主義政治の形を実際体感しながら実際に表決を取った形が実際に反映されていく事で、民主主義政治の必要性と票の意味をより明確に思わせる形にさせる事が出来る。
この日本でも未だに時代錯誤な校則とか学生無視で改善されない学校の問題点等が様々あるから、古臭い考えしか出来ず変える力も薄い学校長や教師陣の意見ではなく、学生として学びその影響を最も受ける学生こそが改善すべき事柄や新たに追加していく必要がある事に対して議論を交わして表決を取って変えて行けるようにさせる方が決まりを守る形にもしやすいし、現代の国際的な形にも近づけて行けるという所で、自主性教育と世界に通用して行ける心構えの教育等にも一役買えると思いますね。
何より最終的には子供たちからの投票の大事さをもっと真剣に持ってもらう事や新たな政治指標を持った政治家の形にも繋げていきやすくなるので、全体的に日本の政治全体の流れを変えていきやすくなると思いますね。
そしてこの教育の形は高校生からとか遅く、今までのような死ぬ前の人のスピードではなく、小学生から考えて参加して行ける形で、小中高と議会制民主主義教育の授業時間の部分で代わりを使っても良いからきちんとした時間を確保して、各学年各クラスを使って議論をして、改善すべき議案や追加するべき議案をまとめて、全学生の多数決によって変えるべきか否かを決められる形ですね。
ここで大事なのは個人意見で固まりやすい代表制ではなく、きちんと全学生参加による投票の形で、多数決を取るという事にして、学生全体がこの形の教育の形含めて参加する方向とします。
それで議題などは先程の通り各学年各クラスでまとめる形で、複数の議題を出しても良い形で学校の改善すべき点や新たに学校の形に追加するべき内容の事で議論し合ってもらい、ある程度多くの学生が必要と思われる議題を各学年各クラスで男女平等の数の代表者を集めて、生徒会や学生会があればそれらとも協力する形で、それぞれからまとめられた議題で本当に改善や追加すべき内容を話し合ってもらい、後日議題に対して学生全体の総投票で決めていく形が基本的な所ですかね。
ちなみに議論する過程では、各クラスにいる教師等はそれが本当に実現可能なのかどうかの部分や学校側の思いなども交えて、議題に対しての補助を添える形であまりにも無理難題な形にならない所で大人としての意見を交えてもらい、各学年クラスの代表や生徒会等との議論まとめの時も実行する際の注意点や実行した場合どのような形になるのか等のアドバイスを行なうだけの立場として、基本的には補助の役割で直接的な決定権は有さずに学校側の事情や思いでどこまで実現できそうな形かを伝える程度ですかね。主に金銭的な所で。
学校長等が古い伝統死守で変えようとしない場合は無視して排除の方向も含めて変えていく形でもいいですが、予算的都合で学校全体を金ぴかにするとか学生バスをリムジン化とかお金が掛かり過ぎるし学生の形としても明らかにどの大人が見てもおかしいと思えるようなのは実現不可という事を伝えるなどですね。
そのようなバカげた議案は学生の中からも不評で取り下げられるだろうとは思いますが、一応そういう事も含めてのアドバイスですね。
そして議案として取り上げる主な内容としては、校則や一部授業の選択等(体育の運動内容等)で受けられる部分の変更に給食内容や制服のデザインや形にアレンジ等の有無とかでしょうかね。
基本的な所は学校校則(決まり事)の分が大きく取るでしょうから、そこを学生主体で変えて行けるように議論して議案を作り上げて変えていく流れは、民主主義政治の基本を覚えて学んでいく教育の形に良いと思います。
基本的な期間としては、入学を4月としてGW明けからの5月で学校の改善すべき所や夏冬に向けて議論をして行き、6月には総投票を行なって早ければ夏前に夏服の状況等の実施で基本的な大きな変更点とかは2学期に実施していく方向で変えられる流れとしていく。
それで中学高校は全学年の議案から総投票の参加ですけど、小学校に関しては低学年で行なうのは難しい可能性もあるので、基本としては4年生以上の高学年で議案をまとめる形で、総投票は全学生が行なう形にする等が良いかと思います。
議論を脱線し過ぎずにまとめられるのであれば低学年からの参加もありですが、初めての学校という形の中から最初から議案含めて参加するのは大丈夫かどうか私には判別できないので、私としての意見としてはこの形ですね。
そして大事な点として、男女の性的な事に対しての議案などは共通要素がある場合はどちらも参加が一般的ですが、男性だけ女性だけに当てはまる内容の場合はそこに当てはまる性別の学生だけが議論を合わせる形で、投票の形も基本的にその性別だけで決める形にします。
でないと男女比で偏りが大きい場合、片方が不利な内容にされてしまい不平等な形になる形が多く発生してしまいますし、明らかな性差別的内容や学校生活がしにくくなる形が出来てしまう可能性も出てくるので、ここはきちんと分けて対象の性別の学生だけで決める形にします。
男性や女性の髪形や服装などについてまとめた多数決で男性だけの意見や女性だけの意見で片方が精神的苦痛を受けながら過ごさないといけないとか、それこそ性差別の形になるでしょうが、今の男性優位国会議論の投票の形等を見てもよく分かるように。
性の形でも共通要素があるのは両方参加で、どちらかしかほぼ該当しない内容はその対応性別で議案して多数決を分ける形の方がまともな形にしやすいと思いますね。
女性に著しく不利な校則も大体昔の男性優位な形から作られた校則でしょうし。多数決で男性が多いからというだけで決められるのはただの性差別にしかなりません。
皆で表決を取るのも大事な事ですが、明らかに性別的な所で片方だけが関与する部分では、そこにまで共通まとめを出すと明らかな性差別にしかならないという事ですね。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
議会制民主主義教育~終了~学生による表決
基本的な教育部分では、大人はサポートや教える側であり、押し付ける形とか型にハマって変わらない事が絶対だというような時代錯誤甚だしく民主主義すらも否定する形にするべきではないと思いますね。
民主主義を基本とする学校ならば、より学生の自主性を重んじて学生に学生の決まり事を作らせて守らせ、自分の意見を上げて意見に対して支持をして票を決める流れで、結果の変わる行動の価値を高める流れにした方が良いと思いますね。
動いたら変わるという成功体験は、政治に対して大きな改革力とより良い形に進ませて行ける原動力になりますからね。 END