旧683回 超小型高速鉄道~早くて安全~

さて今回は、様々な犯罪やテロを防ぎ、ついでに感染症等も防ぎながら利便性は損なう所かむしろ向上する形で、必ず席に座る事が出来、子供連れから車椅子利用者まで気兼ねなく利用して行けるそんな夢のような鉄道の内容です。

 そんな夢のような鉄道の形にも相応のデメリットは存在しますけどね。まず運転手がその職を失い、鉄道ファンの楽しみがその移動鉄道から消え失せ、そこに連なる鉄道ビジネスの形が出来なくなるという事で場合によっては大きな損失に繋がる事にもなります。

その失う方向性の物は、全部観光鉄道に変えていく事で少しは持ち直せるでしょうが、それでも少なからずのデメリットは発生するでしょうね。

 鉄道の安全と利便性を取るのかそれとも鉄道の運転手の職と鉄道ファンたちの心を取るのかの究極の選択肢です。

今回の超小型高速鉄道は、新幹線だけでなく従来の在来線や地下鉄等に対しても全ての鉄道関連に対しての共通の仕組みであり、一貫して基本スタンスの変わらない箱型の大量輸送の形から姿形を大きく変えて縦にも横にも数を増やした超小型の高速輸送方式への変更となります。

 現状の鉄道では新幹線でも在来線でも箱型故に内部に危険物等を持ち込まれると一気に密室空間で危険性が増す形になり、テロの標的や無差別殺人事件の引き金にされて最近もその手の事件が大きく取り上げられていますね?

その他実証データ等は不明ですが感染症の事も危惧されて、止まない痴漢等の性犯罪の場にされて呑気に寝こけている人達に対してのスリや窃盗等の形にされて、ベビーカートラブル車椅子トラブルに高齢者の座席問題や満員電車で座る席が無い問題等多数の問題を秘めながらも基本的な形は変わらず問題も後手対応に留まり、大量輸送の形こそが基本で正しいのだというそれこそ妄想に浸った形では、場合によっては無法地帯の環境で人々は移動しなければならないという危険と隣り合わせの移動交通手段となっているのでしょうね。

海外では危険物持ち込みに対して厳しく手荷物検査等を行なっている所が多いと言いますが、その分移動に掛かる時間も増えていくので利便性は損なわれていきます。

その為日本は、多少の安全性は無視してでも利便性重視の形で現状の危険状況になっていて、各国共に利便性と安全性の両立に頭を抱える鉄道状況にあると言えるでしょうね。

そこに革新的な解決案を指し示すのが私の超小型高速鉄道の形ですが、こちらの方は完全に鉄道の箱の形を個人席のみの形と2~4人の複数人席の形の小さな箱に限定した形で、個別高速輸送形式のピストン輸送させていく形になります。

 輸送させる箱が完全に個人用と複数人用だけの小さな形に変わるので、一般的電車1つ分から横だけで見て2つ分の枠は作れるでしょうし、高さの面で考えても工夫すれば縦2つ分で計1つの電車の枠から考えて4面分の移動路は作り出せるでしょうから、その往復分と考えても移動路の確保の面といちいち人をホームで待たせる手間なども何も無くなりますので、駅本体部分と後移動用線路的場所のみで高速輸送の形をそれこそネット上の光通信が高速で移動していくような形で現実の物として表現させる移動方法になって行きます。

基本的には1つの目的地に向けて全てが直通で寄り道しない形になるので利便性は大幅に向上しますし、寝過ごす事も降り場所を間違える事も無くなります。(乗る前の設定の時点で間違えた場合を除き)

 完全に個人や同一目的の複数人で小型鉄道の席に座り乗り込む形となるので、基本的な大量輸送では欠かせない時間表等は要らなくなり、乗りたい時に順番待ちさえ終わればすぐに乗り込めて目的地に向かって移動出来るようになりますし、必ず席に座れて他人を気にする事無く移動の間は過ごす事ができ、他の人がいないからこそ電車内犯罪に巻き込まれる事も痴漢等に遭う事も無くなり、ベビーカー押しでも楽々で車椅子もゆったり移動でき乗り込むのも楽になり、ペットや介助犬等とも同時に乗れるし、形を作れば自転車や自動二輪バイク等も一緒に載せて移動する形を取っていく事もこの鉄道の形では普通に可能となって行きます。

その場合特別な移動の形として、人以外を載せる場合は+特別料金とすればそれで良い。

追加で状況によってはという所で、快適移動が出来る従来式だとグリーン車とか特別席のような対応が可能な車両を用意して、トイレやお風呂等が付いた形も個別に用意して利用したい人の状況に合わせて用いていく事も可能となる。

 従来の大型車両形式では車両の入れ替えなども大変であるが、超小型形式ならば乗りたい人の状況に合わせて適時交換しながら車両の形を選び配置して行ける形になるため、小型化ならではの柔軟性を持った対応で様々なニーズの人達を鉄道に乗せて走って行く事が可能となる。

それでこの方式の超小型高速輸送は、完全に人の運搬専用の形式で用いる形として、物資運搬用や観光用は従来の形でよい。

そして超小型高速輸送の形では、1つの車両毎に運転手は必要無く、全部電子制御からの無人運転手が機械的に行きたい駅まで輸送するという形で運行させていく。

完全に小型化からの乗客の形が基本的に複数に分かれる事になるので、1度に複数人の大量の人達を攻撃する無差別系の事件は起こり得なくなるし、同様に政治宗教的なテロ事件も存在意義が無くなり電車内から何かを引き起こす事が無意味となってくる。

 そのため危険物チェックとかも細かくやる必要は無いし、車両自体に内部爆発はそれ単体でなるべく抑え込む構造から異常が起これば、その単体路線の移動停止と周りの路線等への振り替えや移動路線の変更等を別途行える形が出来れば、バカなテロリスト等が1人で勝手に自殺するだけに止められるようになる。

その状況でやる方は完全にバカな事になり、以降の行なわれる確率も限りなく0になるでしょうけどね。

この形なら駅構内の形もかなり変わっていくようになるでしょうね。駅構内で目的車両に向けて移動して彷徨う必要が無くなって行きますからね。

複数の乗り込み口から乗り込んだ後に目的地に向けた移動路に振り分けて行けばよいので、載る電車を間違えるという事も基本的に無くなって行き、外国人観光客にも地元のその地域に慣れない人でも基本迷う必要無く目的地行きの電車に乗って快適に移動して行けるようになります。

そしてここらでもう1回言いますが、これに対する超小型高速鉄道のデメリットは、運転者がその職を失い、鉄道ファンたちの思いが移動用鉄道からは一切無くなってしまう事の損失となりますね。

 小型化の方でも外観にこだわる事もして行けるのですが、基本的に高速で移動させて行けるので、カメラで撮る事が大変になるしホームという絶好の場所も無くなり、乗った後の鉄道感も従来に比べれば格段に低下するので、ファンがついても従来の10%程度になる事は言えるでしょうから、確実にその方向の経済効果が落ちていくでしょうね。

 その人達は思いっきり物資輸送鉄道や観光鉄道の方に向かってもらう方向になりますけどね。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 超小型高速鉄道~終了~利便性と安全性の両立

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