旧642回 電磁ブースター~向き・角度調整補助にも~
今回の話は、電磁ブースターですね。基本は加速力アップなのですが、その機能を外して進行方向の向きや角度を調整させていく方向にも使いやすい物ですね。ただし、使用可能空間は主に空・海・宇宙ですが。
電磁ブースターは、その名でも分かるかと思いますが電磁力で構成した速度増加のブースターの意味ですけど、通常の火力ブースターと違って加速させる物に直接取り付ける必要は無く、その進行上等に浮かせて配置して、位置角度の強制変更とそれによる吸い寄せから一気に電磁力で再放出加速させる物で、燃料火薬必要無く空や海に宇宙等に配置させて何度でも使用できるブースターの形ですね。
基本的な構造としては、大きな円を描く輪の形で引き寄せる吸い込み口とその先にある電磁力反発からの放出口で、飛ばす先の方向や角度を再調整しながら再加速させる形で用いる事ができ、この形であれば複数のブースターを用いた最高速度を維持させる形で進行速度の上昇効果が見込めます。
特にこの形では、本体の燃料等を用いない形で加速を何度も行なえるという事で、特に宇宙空間では宇宙船や人工衛星等の移動距離及び移動速度を格段に上昇させる事にも役立てるでしょうし、方向や角度の調整にも用いられるので、移動ポイントを指定して移動させやすい形も取りやすくなる。
さらにブースターからケーブル繋ぎで入り込み補助を用いて、多少向きが違う物も位置等を入る際に調整したうえで、適切にその先の方向に進められるようにする流れにもでき、加速機能を外すと位置や向きの調整補助の形だけでも使っていく事が出来る。
その仕組みは航空機や船等が空港や港等に入る際の細かな位置調整の補助としても使いやすいという事である。
先に電磁力から本体の位置や向きの補正を行なって、そこから自動誘導等へ持って行く形の仕組みを繋げていくなどもしやすいと言える。
出発する際は加速ブースターとして用いて、戻り帰る際は適切な場所に止められるように位置・方向調整に使いやすいのが電磁ブースターの利点ですね。
電磁力ならば直接に接する事無く磁力の力で巨大な物でも方向等を変えやすいですからね。
あとは船に対しては、電磁力を用いて反発効果から座礁を防ぎ航路コースから外れる事等を防ぐ目的にも用いやすいという事が言えますね。
磁力で作り上げる見えない壁をいろんな場所に設置しやすくさせられるのも電磁力の力でもあります。
これを軍事利用含めて考えると海上防衛の装置の形にも用いられますね。
大体の軍艦等は電磁力に反応する物が満載でしょうし。
あと宇宙とか軍事関連の話をしたら普通に誰でも繋げられる話として、ミサイル等の兵器に対しても位置調整や加速力増強に使えるという事ですが、位置調整はともかくとして加速に関しては、基本的に電磁ブースターでは、その場所から真っ直ぐ加速にしか用いれないという弱点があるので、ミサイルの加速として使うには少々不安が出る物になりますね。
ついでに言えば、そのブースター自体がかなり大きな物になるため、軍事兵器利用で考えると相手に攻撃ポイントを分かりやすく伝える形にもなって行く為、よほどの事が無い限りはミサイル攻撃用として使えないという事になりますね。その場合、ブースター自体もただの大きな的ですし。
なので、基本的には平和的な移動物への位置調整や方向調整に電磁加速の形ぐらいでしか使えない類の物になりますね。
軍事的にも航空機や船等の高速発進用としては使えますけどね。
大体は防衛圏内の発出後のさらなる移動ブースターとしての役割でしょうね。民間利用でも同じ事ですが。
民間利用だと一部の形では、高速電磁航行(or輸送)ラインという物を作る事もできますね。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
電磁ブースター~終了~方向・角度調整