旧432回 燃料要らず弾薬補充の必要も無い新型戦闘機「風・無限」
今回の話は、新型戦闘機「風・無限」の解説に移って行きます。
飛行動力源はプロペラもとい私の考える風力エンジンの形になります。風力エンジンの特徴は既存プロペラシステムと同じように移動する為の推力を風で作り出すという事なのですが、同時にその羽に連結する形でその後ろにも別の発電用の羽を取り付けて、推力を生み出す風の力を用いてそれをそのまま発電に利用させる事により、実質的な半無限エネルギーと化すエンジン構造になります。
現状では小型中型系では難しいかもしれませんが、大型ならば十分に発電形態としても使えると思われているのですが、その中型版を主に用いて戦闘機の各所に風力エンジンを取り付けて、機体上部に進む為の方向のみに取り付け、機体下部や左右方向には一部の方向に稼働させる事が出来る状態にして数多く取りつけさせると、垂直移動も可能になり、稼働可能な全ての風力エンジン後ろに向けて移動のみに集中させれば、既存戦闘機に匹敵する速度を備えさせる事が出来るようになるでしょう。
エネルギーの問題は、戦闘機等の航空機戦力は基本的に運用する場所は空の上という事になり、昼間の間は太陽の光を機体上部が全面に浴びる事になるので、補助機能として太陽光発電の仕組みを追加すると、よりエネルギーの供給形態を増やす事に繋げられるでしょう。
さらにこの機体の形では、高高度の位置に低電力で滞空させる事も可能になるので、周囲警戒兼充電させる使い方にさせる事で、移動時等は消費傾向になったとしても、空中でしばらく待機すれば、エネルギーが自然に充電される形になれば、その形による使用形態も使えるでしょう。
この戦闘機に付ける武器兵装に関しては、基本的に電力を用いた高電力のプラズマ兵器を用いる形にすれば、機体単体で常時発電させられるので、弾薬補給の必要無く攻撃を行ない続けることも可能でしょう。そんな機会は現代戦ではありませんが。
そのプラズマ兵器も2種類に分けて、1つは機銃の代わりに小型散弾形式で用いる形ともう1つはミサイル等の代わりに、高出力プラズマカノンという形で長距離までまっすぐに届く砲撃型にさせます。
そして稼働させて位置を変えられるようにすれば、攻撃の汎用性も上げられるようになるでしょう。
そして電気によるプラズマ兵器であれば、コスト自体が低くなる事は言わずもがなですが、ミサイルのような実弾の破片系の問題や不発して地上や海に落ちるなんて心配も必要無くなるので、その辺は便利に出来ますし、その攻撃自体に爆発能力等が無い事になるので、地上攻撃に用いられる危険性はあまり無いと見る事が出来るでしょう。普通に爆弾やミサイルを使った方が効率的ですので。
すべて自己生成型の電力によって移動も攻撃も可能な戦闘機の形態が出来れば、現代航空戦の常識は大きく覆される事になるでしょうね。
ちなみに名称理由は風の力を主に使って無限に飛び続けられるから「風・無限」という名称になっています。
まぁ機体メンテナンス等含めたら無限に飛び続ける事は不可能ですがね。
そして機体体系は、戦闘機のみならず輸送機の仕組みにさせる事や高速ヘリの形に運用させる事も可能です。
これで欠陥機はゴミ箱に捨てられる事になる。 ただしここにデザインや具体的な機体バランス等は書き込まないので、私抜きで実現させられるかは難しい所でしょうかね? そういう方法の実現をさせる事も可能だよという感じですかね?
特殊機構構造として、風・無限に取り付ける用の大型ブースターで大規模風力エンジンを追加武装として取り付けられる様にしたら、長距離移動も普通にマッハを超える速度で移動させる事も出来るでしょう。
さらに滑走路からの発進システムの追加方式として、カタパルト射出式で戦闘機等の推力が一定以上になった時にカタパルト自体の固定が自動的に解除されて、そこから電磁力による高速カタパルト射出から機体の固定を一気に解除させてより早い推進力を引き出させて離陸同時に一気にトップスピードまで引き上げさせる発進方法を使う事も出来るようになるでしょう。
ちなみにこれはアニメ等の仕組みを現代で実現させる為の方法ですね。
この方法は宇宙船の打ち上げにも用いると、より低燃料で確実に打ち上げる事が出来るようになります。
同時にエンジン切り離しシークエンスも地球内でカタパルト射出の時に行えるように大型カタパルト式で建造できれば、事故の危険性を大幅に取り除くようにする事も可能です。
これらの構造形態で実現させて行ければ、空に関してのコストを少なくさせて、ついでに民間飛行機の航空運賃も引き下げていけるようになるでしょうね。なにせ燃料費がほとんど必要無くなりますからね。
この仕組みによって大ダメージになる所は、燃料を売って稼いでる所になりますね。(笑)
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
風・無限~終了~風力エンジン