旧400回 特殊特化家電Ⅱ 自然の冷風扇風機‐水と氷の扇風機‐
今回は、冷房が嫌いな人で、扇風機で涼しくしたいけども、温度と湿度が高くなり過ぎたら今の扇風機では意味が無い事に対しての打開策でもあります。
それは、扇風機に自然の冷風発生効果を持たせられれば、機械冷房とは違う涼しさの形が作り出せるでしょう。ただし、これにスマートさや軽さは求めてはいけない仕様になりますけどね。
クーラー等の機械冷風とは違う自然の冷風を発生させる仕組みとしては、普通に水や氷を用いて、そこに扇風機の風を通す仕組みとします。
つまり、早い話が扇風機の首の前や風が出る所の前に場所固定式で流れる水や氷をセットして扇風機の風を送ると、自然な感じの冷風を飛ばせる扇風機に出来るという感じです。
早い話がそんな感じで、実際に取り付ける形として多少工夫は必要なのですが、自然な感じの冷風を作り出して体感温度を下げる効果は十分に引き出させる事が出来るようになるでしょう。
工夫に関して、流れる水は扇風機の首の部分にかけて縦に水の流れる装置を取り付けて、下の受け取り部分を少し大きめにして、首振りでも水が零れないような状況にして、水循環型として足元部分には水の冷却装置を付けて、常時上から流れてくる水が冷たい水になるような仕組みにする必要があります。
そして氷の方は、大きい氷1つを扇風機前に配置する形では風が遮られてしまう可能性があるので、氷を少し小さくして風が通る隙間も付けられた網目状の物を扇風機前に取り付けさせて、風を送る形にすれば自然な感じの冷風が送られる状況になるでしょう。
そしてこちらも当然のように溶けた氷から落ちる水を下で受け止められるようにして、そしてこちらはその水を再度氷状態にして、時間経過での再設置までを自動的に付けられるようにすれば、水がある限り半無限に自然な感じの冷風を送る事が出来るようになります。
ただしどちらに関しても、最初に水をその扇風機にセットして準備する必要があるのと、一定時間毎か状況毎に水を足さないと冷風効果が無くなって普通の扇風機になってしまいます。
ちなみに流れる水の所に関しては、扇風機の前に設置するのをすだれ等にして、そこに水を浸み込ませながら下に流す形にしても良いでしょう。
この水足しの件に関しては、専用の補給装置と取り付けて、そこからさらに水道などの水源部分と連結させれば、すべて自動で補給まで行なえる仕組みにする事も可能です。
この方法であれば、扇風機において自然に近い形の体温を下げられる冷風を作り出す事が可能になります。
温度や湿度が高くても涼しい風を送り出せる状況に出来ますし、クーラー風が苦手な人にも涼しい風が送られるように出来ますので、扇風機愛用者が多い場所や人達に対しては良い扇風機になるでしょう。
使用上デザインは悪くなりがちなのが難点ですけどね。(扇風機のデザインがあまり関係なくなる。冷風的使用効果〇 デザイン・コンパクト性×)
これが扇風機の究極系…いや追加部分の方か?本体自体に手を加えているわけでないし。 後のデメリットは、それでも多少は水が飛び散る可能性があるという事でしょうかね。これを絶対的に防ぐ事はほぼ不可能。なぜなら風を送っている事だし。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
水&氷~終了~自然の冷風扇風機