旧388回 独民 学校給食の形について~学校食堂~

今回の話は、学校給食の在り方に関しての話です。 学生全員同じである必要性はどこにある? これだけ多種多様な人や人種がいる状況下で、それらを一纏めにして行う意味がどこにあるのか?という感じですね。

現在の形は基本的に同一の内容物が給食として配られている形になっていますね。一部は食堂形式になっている所もあるでしょうけど。

 それは簡単であり用意も比較的行ない易いからという理由が大半なのですが、最近の天候異常に作物の不作や漁獲量の乱高下等すべてが等しく必ず揃えられる状況にはない状況にありますよね?

 現に今の状況でも野菜の価格高騰や不足状況が発生している状況ですし。

 このような状況下で必ず決まった物を大量にという形では、少し前に発生した給食に出せる物が非常に少なくなる問題や給食そのものが存続できなくなる問題に発展する事も多く発生していく事になるでしょう。

それに子供たちは全員が同じ物を食べられるわけではありませんし、好き嫌いの好みもありますし、男女の違いが主ですが食べられる基本量の違いも発生してきます。さらに現在グローバル化による異文化交流の学生版も多く取り入れられている状況で、その中には宗教絡みの問題も出てくる状況にあると言えるでしょう。

それらの状況下の中で全員が同じ物を与えられるというのには、少々問題が出て来ませんか?という話です。 

人によって食べられる物に違いがある為、それによる同一の内容では不公平が必ず発生する事になるでしょうし、それの対応として特例を使っていけばより多くの負担が様々な所で発生する事になる。

さらに量的に足りない多いという事での食べ残しや問題の発生にも繋がるし、現在の状況でも作る場所の関係性上の寒いやまずいまで発生して問題になったりしている所もあります。

これで食育は大丈夫と言えるのでしょうか? さらにこんな不安定な状況では例え食事バランスや栄養バランスが考えられて安全な調理が行なわれていたとしても、肝心の全部食べて貰えなければ意味が無いですし、量の多い少ないでも意味が無くなってきますし、何よりもその時点のおいしさが悪ければ話にならない状況となるでしょう。 現状は大体が保存で送られてくる状況で、味の良し悪しなどもあまり伝わりにくい状況です。

そこで、私が考える新たな学校給食の形として、大学等(大きい高校も)では基本的に普通の学食と呼ばれる学校食堂を給食の基本的立ち位置に持ってくるというのはどうでしょうか?

 そこでは基本的な学食としての簡単に分けられた定食セット(A or B 曜日毎等)や個別の単品メニュー等を用意して、基本的な形を取り入れつつ栄養面などでもあまり偏りが発生しないようにセットや単品の組み合わせに合わせた形での副食も自動で付く形にするという方向性であれば、様々な状況にも対応させる事が出来るようになるでしょう。

ちなみに頼める量等は、給食費の上限などによってある程度定められたりするが、独民ではこの辺り取っ払うので、基本的に食べ過ぎでの弊害や食べ残しが発生しない程度の量で上限を決めていく形になる。

この問題としてはどこにそんな大きな建物が建てられるのだとか移動が大変だとか運営が難しいとかいろいろあるでしょうけど、まず建物に関しては学校敷地内に必ずしも建てる必要は無く、近くの場所に学校食堂としての形が取れる建物を新たに作るか既存のある場所を使っていくなどの方法で行けばよいし、近くで小中高のいずれかが存在しているならば、それらもまとめて扱えるようにすれば1つ1つ建てる必要は無くなるし、場所的にも運営的にも問題は少なくなる。

そして移動に関しては地上を使うと様々な問題しか発生しなくなるので、地下歩道を大いに活用する形で、その中でも大人数を早く移動させられる乗り物を使う形にすれば、移動の時間問題を大幅に解決する事が出来る。

そして運営に関しては、基本的に学校食堂としての学生が基本的に使う時間帯は学生と先生のみの状況とするが、その時間が終わった後は、余り物の当日分の食材等があるはずなので、個数限定での一般食堂という形で開く感じにする。

基本的には学生や先生たちが満足できる分を用意して、残りの物を一般食堂で限定販売する形で食材の無駄を無くす形にする。ついでにパーティー用での貸し出し(ただし学生など優先)や地域・学校用の集会等でも使えるようにするとすれば、運営はそれなりに出来るでしょう。

基本行政運営の学校食堂としての形で行なう内容でもありますしね。ついでにこの形なら、他校との交流や違う学年での交流が行ない易く、地域での交流もさせやすく遊び仲間などを探しやすいという効果もあります。ついでに短時間での運動できる場所とかも用意できればなお良いでしょうけど。

ちなみに学生時間外では、特定の団体などに貸し出せるなども入れて。

 そして防犯面に関しても、基本的な学生の移動は地下で限定されるので、地上方面の出入り口はその時間帯完全封鎖の体制にすれば防犯面も対応しやすくなるでしょう。そして開けた空間などでは、問題発見も含めた防犯カメラを結構用意する形にして、ついでに食事時間帯の終わりの時に学生が残っていないかのチェック用にも機能する形での体制を取れば便利に機能できるでしょう。

この方法でなら、出来立てが即時に食べられる状況になりますし、ある程度は食べられる物の融通が利く状況に出来るので、いちいち個別の対応をする必要は少なく出来ます。

そして残り物は、一般の人達に片づけてもらうという形であれば、費用面での問題も減らす事が出来ます。基本的には学生用で出すので、残りは安く販売する形で利益に繋げられる形にします。

 基本学生たち用で予め費用が計算されて用意されるので、基本的な販売用ではない物が売れる為、その分がそのまま利益として計算される事になる。だからと言って余り物が非常に多くて利益が多い場合には改善させていく方向になるけどね。 あくまで主体は学生ですから。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 学校給食~終了~学校食堂

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