旧362回 自動走行誘導案内型椅子
今回の話は便利な椅子の話です。この椅子は開発しようと思えばすぐに開発可能であると言えます。なにせ、街中の無人配達機や無人掃除機のルンバ等や大手配送業倉庫で活躍中の仕分けロボット等の技術を人間用に転換させるだけの話ですからね。
つまり人間を椅子に座らせて配送するといった感じの状況です。基本的には自動走行できる車いすの要領ですけど、あんな仰々しい感じではなくて、もっとシンプル版で作成する形で普通に仕分けロボット等はあんなコンパクトな見た目で人間より重たい物を移動させているわけですし、車いすの新たな形に転用させる事も出来るでしょうし、普通の椅子等の下に取り付ける事が出来るようなタイプを作り出しても十分に活用させる事が出来るのではないでしょうか?
そして先のテーブル話のフードコートでの活用に組み合わせて考えると、テーブルデバイスで受けた注文商品を出来上がりタイミングに合わせて椅子が利用客に受け取りに行く許可を得てから自動的に目的店まで移動して、利用客が受け取るか椅子の追加機能で自動的に料理等を受け取ったと確認できたら、また自動的に元のテーブルの位置まで自動的に移動してくれるような機能を持たせれば、それこそ本当にお客さんは椅子に着いた後は一切立ち上がらずに受け取り等から全てを行なう事が出来るようになるでしょう。
さらにその状況で誘導案内の機能として各種出入り口やトイレなどの場所にもテーブルデバイスや各種店舗と同じようにマーカーを取り付けて椅子が自動的に誘導案内で自走してくれる状況に出来れば、かなり利便性を高める事が出来るようになるでしょう。
そのおかげで、店舗探しに迷う必要や元のテーブルの場所に迷う心配がなくなり、混雑解消の手助けにも働かせる事が出来るようになるでしょう。
さらにこの椅子というよりも下の配送用無人機の方の機能の最大の魅力としては、人を座らせたまま目的地まで送り届ける事が出来るというポイントです。配送系や仕分けのシステムとしては当然の機能なのですが、これを人間用に向けてみると、各種店内飲食の行列の椅子に座って待つような光景の所がいくつか存在しますね?
この場所にこの椅子を導入すれば、自動的にテーブルが開けばその位置に座ったまま椅子ごと移動して誘導案内させる事が出来るようになるという事です。そしてその仕組みは、外の椅子がそのまま店内用の椅子と入れ替わり、帰られたお客が使っていた椅子はその行列の最後尾に回ってまた客を待つという体系にすれば、その辺の従業員対応をかなり省きつつ回転力を高めて、お客さんもすぐに料理等を楽しめるように出来るでしょう。
さらにその際に椅子の部分にも改良を加えて、その店のメニュー注文システムを組み込んで、空きが出来て移動する最中に注文がなされるという方式に出来れば、双方にとってタイムロスの削減に繋げる事が出来て、よりリアルタイムに行動させていく事が出来るようになるでしょう。
そしてこちらも会計やトイレ等の移動にも椅子ごと移動させるようなシステムに出来れば、ある程度の時間短縮効果に繋げられたり、トイレ等の場合はその場所の混み具合等も事前に知らせる事が出来るようになって、より利用しやすくさせる等の配慮面も向上させられるでしょう。
この方法は飲食店に限らず、テーマパーク等で移動の便利道具に利用させるという方法もあるでしょうし、自動走行誘導案内の機能を持って、分かり易く人を乗せたまま目的地まで運ぶ事にも利用させていく事が出来るようになるでしょう。
例えばホテルとかね。荷物は椅子の後ろに乗っけて、旅の疲れの休憩兼迷わず部屋等まで移動してもらう為の誘導案内にまで活用させる事が出来るようになるでしょう。変なホテルでとか活用出来るとさらに魅力度アップでしょうね。マーカーポイントシステムと目的地の順次設定システムを組み込めば、後は空間認識機能を取り付ければそれだけでも安全に目的地に運ぶことは可能です。地図データを入れなくても良い。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
自動走行誘導案内型~終了~椅子