旧360回 時間無制限キャンプ式焼き焼きバイキング

今回は時間無制限のバイキングです。基本的な食べ放題バイキングでは有限式がほとんどですけど、今回のキャンプ式であれば時間無制限にしても十分に店側の利益が得られつつ客側も楽しめて満足できる方法になっています。時間無制限と言っても、閉店時間はあるしそれ以外の有限性があるという事ですね。

最初に言っておくことは、これは基本時間無制限のバイキング形式のスタイルです。ただし、キャンプ式という言葉で引っかかる人が多くいる通り、道具等は有限式です。そしてお手軽バイキングではなく、結構苦労が生じるバイキングでもあります。

その分の店側の費用やコストが大幅に削れるので、時間無制限で値段比較的安めでも元が十分に取れる内容に出来るのですけど。

つまりこのキャンプ式という言葉が持つ意味の通りの内容で、自分達で火起こしをして自分達で焼く調理又は火を使う調理をする範囲に限りのバイキング形式という感じで、道具や材料は店側で全部用意しますけど、焼き系の調理はほぼ全部客側で行なってもらうという内容になっています。

その為、基本的なバイキングのメニューとしては、食べる事において焼く作業や火を扱う調理が必要な物に限ってバイキング基本料金で食べ放題ですが、それ以外は別途料金が発生する方式です。

例えば野菜(一部調理が必要な物に関しては別)とかデザートにドリンク等々。そしてもう1つ忘れてはいけないポイントは、キャンプ式で最も大事な火起こし等の部分です。

基本的にかまどのような物や焼き物をする為の金網等は既に用意されている状況で、後は火を付けて焼いたり調理をするだけのバイキングになるのですが、火を付けるために最低限必要な物として薪や炭等はバイキングのコースごとに量や質が変化する形式にして、着火剤は基本コースの中ではマッチ数本分で、別途料金で従業員によるライターやチャッカマン等によって火が完全に付くまでお任せするという事も出来るようにします。火付け作業をお願いする度に料金加算。

そしてマッチも購入出来る形式で、完全にいつでも無料の火付け道具として、原始的火起こし器(あの木とかを高速回転させておがくず等に摩擦熱で火を起こすタイプ)と火打石を用意しておきます。これらは現時点でネタかと思われるでしょうが、後々の話の中で重要な役割を担ってきますので、取り敢えず疑問のままでスルーしてください。余興目的で行なって腕を見せたりするのには普通に使えるかも?

 あと残りの道具系の話は、薪や炭等に関しても足りなくなったら別途量に合わせて購入する形となりますので、基本時間は無制限でも有限性の道具による時間制限は存在します。よって長持ち利用で十分に客側にもおいしくなれる要素になっています。

そして次は焼き焼きの部分に移りますが、基本的な焼き系の代表例は肉や魚に一部野菜等ですね。これらは基本的にバイキングメニューとして最初のコース料金を支払えば、後は食べ放題です。そしてご飯やパスタ系等に関しましては、出来ている物を別途購入する形も取れますが、洗って飯盒炊きのような形や鍋等(こちらは利用料無料)を用いて行なえばコース料金内で食べ放題に出来ます。

つまり調理を行なって苦労する形であれば、基本的にコース料金内で時間制限無しに食べ放題が出来るという事です。まぁ調理時間は発生しますけど。

その他の料理等に関しても、その場で作ったりはご自由に出来る状況で、調味料等に関しては一部大量消費される物以外(例えば、ケチャップやマヨラーによるマヨネーズ等)は基本コース料金内という設定にします。

 あとは基本コースメニュー以外の別途セットコース料金等でバイキング出来る物が増えて行く形式にしても良いでしょう。

そしてお次は場所というか内装に関してですが、基本的に客側が火起こしから調理等を行なっていくというスタイルになる為、火が飛び移る危険性や不慮の事故から火事に繋がる危険性が高くなる事が容易に想像できるので、耐火性や防火性で個室空間を作っての仕組みとして、それを遮光性でやるのか透明性でやるのかは自由です。完全個室形式か、周りの状況等も良く見渡す事が出来るような感じなのかという感じです。

そして当然の事ですが、煙の換気口は部屋ごとに設置します。(店内全体としても必要)

それでこのバイキングの仕組みとして、時間無制限だけど客側に大まかな調理は自分でキャンプ式にしてもらうという形で、都会や街中でも簡単にキャンプ気分で食事が味わえるというスタイルです。

これによってかなりの食べ物に関して、出来立ての1番おいしいタイミングで食べる事が出来るようにもなりますし、誰かが事前調理等で準備して、それからキャンプパーティーを開くような形にも出来ます。広さにもよりますが、お手軽バーベキューがバイキング形式で行なえるような物。バーベキューに無い要素として、ご飯炊いたりお鍋等使ったりも出来ますが。

それらの食材は店側が用意する形なので、既存のキャンプやバーベキュー等での食材の買い忘れや継ぎ足しに困る必要はなくなります。

 そして最後のこのタイミングでようやくスルーされていた火打石等が登場するのですが、このバイキング店は災害時等に非常用調理場として使う事も出来るようになります。焼く形式によるガスや電子機器等は使わずにキャンプ式という形態なので、ライフラインが寸断しても、薪や炭等が常備されていて、着火道具なども常備されているこの形式では、非常時の調理場として使う事も考える事が出来る作りになります。

さらに長期化した場合でも火打石等が用意されていれば、最悪の状況でも火起こしが出来る環境は整えられることになります。基本的に究極の非常時用ですけど、着火道具の数が足りない場合や今後の事を考えての行動において、使用回数基本無制限の道具等は有効に使える可能性があるでしょう。

 本当の究極時に最後に頼れるのは、原始的な手段です。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 時間無制限バイキング~終了~キャンプ式

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