旧353回 誰しも必ず使った事のある忖度の意味を簡単解説(小学低学年以上版)

ネットなどで普通に解説が出回っている忖度の意味をとても分かり易く子供でも簡単に分かる解説でお届けします。「相手の気持ちを推し量る」や慮ると言った言葉ではなく、もっと分かり易い例えがあるでしょうという内容です。それはほぼ誰しもが必ず1回は行なった事がある行為です。まあ普通に生きて仕事などをしている状況では、忖度社会は普通の状況でしょう。

 何か今回の忖度問題において忖度自体が悪い意味になぞらえて誤解している方も多いので、私の方でも明日からでも子供に教えられる簡単解説内容を今回は話していきます。

さて簡単解説忖度の意味ですが、相手の気持ちを鑑みたり推し量ったり慮る事が分かり易い解説という事で、一般的には大体そうなっていますけど、まだ具体的に分かるのか分からないのかの瀬戸際的な解説でしょう。

これは小学生高学年辺りには分かるでしょうが、低学年(1年等)だと少々厳しいかもしれません。という事で、あの頃の年代の子でも自分達が普通に行なっている行動が既に忖度であるという事で解説していきます。

忖度で分かりにくい言葉になっていますけど、早い話が相手の心情(心の状態)を思いやって自分から行動したり考えたりする事が忖度という事ですから、という事は「子供が一般的に自発的に見様見真似でやるお手伝い」などはまさに忖度の理に適っている行動だと思いますよ?

 最初の内は真似気分で行なっていくのでしょうけども、1度その行為を褒められたりした後は、それと同じようにまたやれば親が喜んでくれるとかまた褒められるとか考えるでしょうから、それで行なっていく行動はまさに忖度であるという事でしょう。

自分にとって親しい人や家族が喜んでくれるからとか褒められるからとかで、自分から考えて行動していく事は普通に忖度と言えるのではないでしょうか? という事は「テストで良い点を取ろうと考えて行動する」のも忖度で行なわれているという事になるでしょうね。

多少おかしな意味合いとしてでも良いなら、相手を思いやる行動が忖度であるという事ですよね。という事は親子間や友達同士で普通に行なうあいさつなども忖度が発生しているという事でしょう。普通に挨拶としてするという事では違うでしょうけども、相手の様子が少し違う場合などに確認などの意味も込めて挨拶をすれば、それは忖度であると言えるでしょう。

例えば、大丈夫?と声を掛けたり、そっと気付かれるか分からない程度にお助けする事も忖度でしょう。

それらは全て相手の事を考えたり思いやったりした上に行なわれる行動ですから。 もう少し高難易度の例えで行くと、校長先生などの話を最初から静かに聞く態度は、忖度そのものですね。普通は素直とか良い子であるとか例えますけど、忖度にも言葉の意味合いだけなら該当します。

誰かの為にルールやマナーを守る事も忖度と言えるでしょうし、それは社会や人間としてのルールでももちろん言えるでしょう。

つまり忖度というのは、今迄であまり知られていない言葉であったけども、実は普通の暮らしに普通に存在していた言葉だという事です。要は知らなかっただけです。

知ったところでいちいちそんな言葉に変換する必要は特にないでしょうけどね。ここまでの形でも分かる通り忖度という言葉自体はありふれていて害悪の象徴というのは嘘偽りです。

それでなぜこの国会で大問題になっているのかというと、忖度によって犯罪が行なわれた疑惑が高いから問題として取り上げられて、政治に対する忖度の悪名度だけが異常に上がったという事です。

 ちなみに政治の場においての本来忖度される頂点に来るのは国民なのですが、今の政権政府がその頂点を国民から奪い取ったことで、悪用されているという事です。

政治家も官僚や公務員も本来は国民に忖度して政治を行なうのが正しい状況だったのに、その忖度されるという権力を政権政府が国民から強奪したため、その忖度が悪用される状況になって今に至るという事です。

つまり悪いのは忖度という言葉でなくて、それを悪用しようと強奪した不届き者達です。ちなみにこの不届き者達は安倍政権だけではないと言えます。このような政治体系の礎を築いた者共が、既に不届き者共という事です。そしてそれに気付きつつ改善変革してこなかった今までの政治家共も同じ不届き者であるという事です。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 忖度~終了~忖度の対象

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