旧349回 人も回転する? タイムサービス回転寿司屋

前回と似たような回転系の新しい形です。回転寿司屋でタイムサービスシステムを導入したらどうでしょう?という一風変わり過ぎた双方にとってメリットの多いビジネスの紹介です。その為か、店内を回る行動に打って出る人が発生するかもしれません。

このタイムサービスと回転寿司屋の合体の意味が理解出来ない人が多いでしょうね。そして同時に間違えて解釈する人も多く出てきそうですね。一定時間(期間)限定での安売りのシステムという感じで。であれば、現在でも各種回転寿司屋がそのサービスを行なっているので、わざわざ言う必要はありませんよね?

 私が言うタイムサービスは隠れ文字として、タイムの後にリミット(制限)が付くタイムリミットでのサービスという事です。これが回転寿司屋で意味する物は、そう通常は廃棄されるはずの時間長く回り過ぎて消費期限が来る寿司などの事を言います。

これらは現在客知れず自動的に廃棄されていくシステムとなっていますが、これも食品廃棄の多さの総合計を押し上げる要因になっており、要改善するべき必要のある所です。ですが、今のままではどうやっても改善させる事が出来ないので、タイムサービスと組み合わせて、廃棄までの残り時間に合わせて徐々にその1皿の値段の割引がされていくシステムを導入出来れば、店にとっては廃棄の数減少と売り上げ&客数増加効果に繋げられ、客側にとってもより手軽な値段で寿司を食べられるようになるので、双方にとって利がある内容のシステムとなるでしょう。

しかしこれには現段階で問題があります。それはその表示というか情報をどのようにして客側に伝えるのかという事です。今のままではどれが時間経過で割引にされている寿司か分からずに効果として意味が無い状態ですし、そもそもその皿の状態判別を店側も判別できないですから導入すら不可能です。

という事はどうにかして店にも客にも判別できるシステム作りが必要であるという事です。方法の1つとしてはお皿の下の部分に文字の表示が出来る機械を取り付けて、そこに廃棄までの残り時間と現在の割引された金額または割引率を表示させて、お客がそれを回転のレーンから離したときに時間が停止して会計までその情報が記録される仕組みにするという方法があります。

この方法では、回転のレーンにもシステムを導入させて、その直線状などの範囲で残り時間が減少していくシステムにする必要があるでしょう。少し浮かせたぐらいでは減少が止まらないようにする。

 他には、こちらもお皿に機械を仕込むのですが、お皿自体に表示させる方法ではなく、別途それ専用のデバイスを各席に配置させて、常時回転する寿司の現情報がリアルタイムで閲覧できる状態にして客に知らせる事が出来るようにして、同時にそれが止まったときの時間なども記録できるようにするというシステムで行く方法があります。またこのデバイスの小型版で、寿司の皿にかざしてその皿の情報だけを表示させて判別出来るような形でも良いでしょう。

そしてもう1つの問題はタイムサービス表示の時間の問題です。というのは、これらの時間表示を最初から全部表示させていくという方法でも良いでしょうが、それではそれに対して固執して時間いっぱいまで取らせないように他の客に対して嫌がらせや妨害をする客が出かねないので、新鮮な内は表示させないで、ある程度時間が経った物から表示させて行く方法にすると良いでしょう。基本の消費期限が短い物であれば、最初からの表示でも良いでしょうけども、基本は一定の時間が経過してから表示させる方法で行くと良いかと思われます。

 その一定の時間のタイミングは、寿司皿の配置から廃棄までの総時間の半分や2/3が過ぎたら表示させるなどの方法で良いでしょう。それ以外の時は無反応で時間表示も廃棄までの時間表示で統一させると良いでしょう。 

その際に店側の方でシステムや寿司ネタと皿のシステム調整で手間が増えるでしょうが、食品廃棄の減少効果と売り上げ増加に客満足度の上昇効果などが狙えるので、ぜひ取り入れて欲しいシステムになりますね。

そしてこの効果によって発生するのは、タイムリミットにより随時割引されていくシステムのせいで、それを優先的に狙う客が出てきて、果ては回転する寿司に合わせて店内を回り続ける客なども発生する事になるでしょうね。そしてどちらが先に自分に合う値段で取る事が出来るのかの勝負が発生していく事になるでしょう。

 さらにこのシステムの導入により、繁忙時間帯の後などが割引の狙い目になってくるので、それを狙った客層が増えて客の入り時間が増加して行く傾向になるでしょう。またはその状況の確認の為に店内視察をする客なども増加するでしょう。たとえ1皿でも良いから、自分が今食べたくて安い皿を探して入店してくる。

 そしてこれにより回転寿司の本領がさらに発揮される形になるでしょう。常に回っている寿司皿にも今まで以上の魅力が生まれる事になる。

それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。

 タイムリミットサービス~終了~回転寿司

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