旧348回 水中観覧車
今回は観覧車を水に沈めた物の話で、普通のあの空に向かって回転する観覧車をそのまま水中に沈め(防水耐水加工)て、海の中を手軽に見て楽しむビジネス展開をしてみれば、ありそうで無かった意外性とさらなる水中とのふれあい環境やスポーツとの兼ね合いも含めて、そこからさらに発展させていく事が出来るでしょう。
で、実際の設置できる環境はというと、ある程度の水深は絶対に必要でしょうね。最低でも船の往来が可能なレベルぐらいは必要でしょう。
なので、その辺りでの水中観光としての設置や、ビーチや海岸の沖合に新たな遊覧レジャー施設として作ってみる事等をすれば、その場の環境とも相まって新たな顧客層を作り出していく事が出来るでしょう。
さらにこれをマリンスポーツなどと組み合わせる事によって、多少時間式になってしまうでしょうが、その状況を水中から観覧できるようにもなります。それにより水中での狩りによる競技や宝探し系競技の発展に加えて、素潜り系競技の特別観覧方法に用いたり出来るようにもなり、変な方向性ですが、釣りなどによる水中内での魚との争いの様を観覧させるなども出来るようになるでしょう。
基本的な作成に関しては、水中観覧車の大きさにもよりますが、大体中型大型船2~3隻辺りで場の固定をする感じの浮力構造で、その中心部に水中に向かって回転していく観覧車を設置するという仕組みで行けば、作成は十分に可能でしょう。その他の注意点としては、ゴンドラの耐水性や防水性を高めにする必要がある事と、緊急時の対策を組み込む事と、空気の供給システムに関して、ゴンドラごとの設定か観覧車全体からの設定かで考える必要があるという感じでしょうか。
あと必要なのは、水中内の視界状況の問題ですが、これに関しては適時な海の清掃作業かゴンドラにライトを設置して、内部からライトを自由に動かせる仕組みにしていくと良いでしょう。
さらに追加ギミックとして、水中内の1ヶ所に固定するのではなく、設置時の船の状況によって移動可能な状況にすれば、さらに可能性を広めるようにも出来るでしょう。それこそ手軽に水中内でイルカやクジラを直に見る事が出来るようになるとかね。その場合は、カバー設置も含めてイルカ等への不慮な接触をなるべく回避する方向性で取り組む必要がある。
さらに水中仕様であれば、縦回転だけでなく斜めや横に回転させていく事も出来る為、いろんな形を持っての水中観覧車を作り上げる事が出来るでしょう。そこら辺は実際の作成者さん達に任せます。
さらに深海対応させての深海対応観覧車なんて物まで作り上げる事も可能性の中に秘めさせることが出来るでしょう。 この新しい形である水中観光ビジネスをぜひ島国である日本が大いに活用していく形に出来れば、新たな観光の発展へと繋げていく事が出来るでしょう。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
水中観覧車~終了~水中観光ビジネス