旧290回 無人機配達のこれからの可能性&再配達の数を減らすアイデアの紹介
そして今回は無人機配送の可能性を多くの会社が狙い始めるこのタイミングで、今後の無人配送の可能性とその対策のような話を紹介していきますので、ぜひご参考にしてください。あとついでに、現在でも配送配達の事で再配達の数が多くて配送業が大変だという状況なので、それをかなり簡単に大幅改善できる可能性のあるアイデアも含めて紹介していきます。
さて今回は無人機配送の未来の可能性を語っていく回として、雑多に数を上げて話していくので、必要な方は後で自分のファイルや手帳などを使って見やすく分かりやすいようにメモしてください。
無人機配達の現状況では、小型空中ドローンを用いて、離れた島々に向けて空中配達の実証や見晴らしの良い場所などでの配達の実験などが行なわれている段階でしょう。そしてゆくゆくは、様々な配達をドローンや無人トラックなどを用いて人の必要性が無い配送配達の形へと切り替えて行く形にしようと考えているでしょうが、現在の状況も含めてまだ問題点などが多い状況です。
今回はその問題点と解決策についてまとめて話していきます。
まずはドローンの基本性能としては、今の所は単機で運べる物限定で、簡単な地形の移動ぐらいしかできません。これを人の多い場所や構造物の多い場所で活用していく場合には、ドローンに自分で判断できる用のカメラを備えて、自己判断で随時物体との接触などを自己回避出来るAIも含めて搭載させる事でしょう。さらに不慮の事故や犯罪などでの強奪などの可能性も考慮に入れて、GPSの機能搭載や非常時の救難信号を出せるシステムを搭載させる事も安全管理の対策としては必要でしょう。
さらに現状では重たい物や大きい物を運ぶ為にはどうするべきかと考えている方もいるかと思いますが、ここでドローンを大きくさせて運べばよいという考えは早計です。そうなると目的地に運び入れる事が不可能になるかもしれないと考慮に入れるべきで、これの対抗策としては、この空中搬送用小型ドローン同士に連結機能を備えて、重たい物や大きい物に関しては個別に判別して、必要なドローン数で運ばせるという仕組みにすれば、大きさの違うドローンを有させる必要性も少なく出来るでしょう。
さらに言えば今後の未来予測では、無人トラックの配送物をトラックで目的地近くまで運んだ後に、ドローンによって運ぶという形で運行させるところも出てくるでしょうから、そこで大きさの違うドローンの収容を考えると、ドローン同士で連結配達が出来る仕組みの方が利便性や安全性の向上に見込めるという事です。(何らかの個別異常でも予備を兼ね備えられたりもするし)
さらに配達用人型ロボットまで活用出来れば、応用力は高められるでしょう。その点において、人型ロボットでの配達の取り組みが難しい場合の時などは、空中配達用ドローンに補助で地上走行も出来るような仕組みを取り付けられれば、多様な所へも配達が行なえるように出来るでしょう。海上配達をさせる機体には、補助でホバー系の緊急時に機体と品物を水の下に沈ませない機能を持たせられれば、さらに安全性を高められる。
ベランダが無い家や玄関まで空中から直通できない家や通路として狭い場所などがこの狭い国日本ではよく起こりえる状況なので、それらを全部空中配達だけで何とかしようと考えても物理的に不可能になるケースも出てくるでしょうから、未来の事の配達全無人化の事まで考えると、空中ドローンにも地上走行機能を持たせる事は半ば必須でしょう。配達用人型ロボットの活用率が高くなる状況なら別として。それでも一定の需要はあるでしょうけど。1度に数多くの場所にドローンで配達させていく事も可能になるから。
先にも話したけども、未来の配送配達の形としては、無人トラック1台につき配達用人型ロボットを数機と小型空中ドローンを数機~数十機トラックに搭載させて、配達先の付近に着いたら各自が付近の配達先へ配達物を届けるなりの作業や回収作業を行なう形を取って行く事が未来の形になるだろう。
これなら仕事の効率性を考えても十分に今以上の効率性を高められる形となる。ついでにその上で、トラック自体からも受け取りや配達物の受付も出来るようになる可能性があるだろう。
そしてこれは地上型の話だが、山の上や奥深い場所などには、トラックの代わりにヘリを無人化させて同じようにすれば効率性を高められるだろうし、海や川に面した土地や離れた島々に対しては、ボートや船を同じく無人化させて同様の形を取るという方向で行けば可能だろう。
これは個人やそれほど量が多くない場合の配送や配達で用いる方法として用いる形にすればよい。大量に物を運ぶのは従来の形もしくはそれの無人化で行けるだろう。
さてそろそろ再配達の数を減らすアイデアの話だが、これに用いるのは携帯電話やスマホなどのGPS機能を有した小型端末である。GPS機能は分からないが、この小型端末だけなら普及率は高いでしょ?
これに配達用の特別なアプリなどを付けて、GPS機能と連動させれば、配送配達に関して負担を大幅に減少させて、再配達などに手間を掛けさせない仕組みに出来る。
そもそも再配達というのは、1度配達などに向かったけども不在からの再度の配達を行なう形を再配達という形になるのであって、それが事前に分かる手段があれば、再配達の数や不在で苦労する配達の人の苦労を減らして、負担軽減や配達の質を高める事に繋げて行く事が出来るようになる。
だが、いちいち不在の状況を伝えるとか面倒だし、それを出来ない可能性なども多いだろう。そこで配達関連の会社と通販店や配達をお願いする店などと連動できる形の小型端末で使用できるアプリを作成して、それを客に対して有料無料配布する形にして、そしてGPSの機能と連動させて登録されている送り住所と受取人本人の位置をGPSで確認させて、ほぼ一致しているなら在宅で配達可能状況であると配達者に分かる状況にして、もしも受取人が住居とは違う場所にいれば、配達は行なわないという形に出来れば配達の手間と再配達への流れの部分を削減できるでしょう。
さらにその状況下の時に予めアプリの方で本人が設定する形で、もし住居とは違う場所にいる時は、配達を行なわないか現在の位置情報を伝えてその場所に運んでもらえるようにするか、もしくはコンビニなどでの受け取りに切り替えるなどの事が出来るようにして、その行動に対しての対応を配達者が確認した際にその情報が受取人にアプリを通じて発信される仕組みに出来れば、その時に応じた配達の形を取って行く事が出来るようになるでしょう。
ちなみにGPSとの位置情報の違いに関しては、携帯などの小型端末だけで判断確認させて、配達可能かどうかを配達者に随時伝えられる仕組みとすればよい。それを車内もしくは配達に向かう前に確認させて、無駄な行動をさせないようにする。さらにその時にアプリを通じて、配達時間の変更などを即座に出来る体制などが出来れば、なお効率性を高められる。
そして少し忘れていたが、無人機での配達に関してはその送り届け先の情報を覚えさせたりするのが大変になるし、移動の方法含めて完全無人自立行動には難しい要素もまだあるが、この目的地の件に関しては簡単な目的地のマーカーを用意させてそのマーカーの場所まで飛んでいくという仕組みにすれば、この複雑なプログラムの所を簡略化させる事が出来る。
要は無人機に送り先の情報とその場所まで行く為の道順を覚えさせて移動させるのではなく、マーカーを用意してその場所まで送り届けるという形にさせるという方法である。それに加えて先にも話した自立行動用の自己回避や建造物などの認識を出来るようにすれば、あとは目的地とスタート地点を用意すれば、ドローン配達のハードルを下げる事が出来るだろう。
そしてこのマーカーは簡単な箱型で、ドローンの到着場所用にさせて何処へでも移動させて設置できる形にすれば、いろんな可能性を持たせられる。
このマーカー自体にそれぞれ個別の識別番号を備えれば、配達間違いを起こす確率も無くしていけるだろう。ただし配達会社ごとで持たせると面倒なので、ネットなどと繋げるか追加装備などで複数の会社共同で扱える形に出来れば、客の負担を下げて効率性を高める運びに出来る。
さらにこのマーカーを先にも話した携帯やスマホに持たせて、その場所に持ってこさせるといった使い方にも活用出来るだろう。 まあその場合の有効射程や遮蔽物の有無などの事に関しては、その作成を考える時にでも考えると良い。
このようなやり方で行くと、いちいち住所登録などをせずに配達を行なう形にしたりも出来るようになるので、未来の形の検討対象にしてもらいたい。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
無人機配達の未来~終了~再配達の数を減らす