旧273回 少子高齢化社会が辿る末路
今回はこれからの日本を待ち受けるかもしれない怖いお話です。これは今の問題をほったらかしにした場合確実に起こり得そうな現実へと至るかもしれない怖いお話となっています。 あくまで、怖い話として多少最悪方向に偏った話の内容となっておりますので、その辺はご注意を。
さて少子高齢化社会が辿るだろう最悪の末路とは、若者の完全奴隷化&従僕化状態で高齢者が国を腐らせまくる社会です。そして数少ない子供を保護しようとする動きとそれらを高齢者の利益目的のみで捕獲しようとする世紀末のような光景です。
つまり今で言う絶滅危惧種の保護とそれを狙う密猟者の構図が、少子高齢化社会の末路の図というわけです。ちなみに密猟者の大半は高齢者や介護を求める人々です。そんな光景を軽く想像すると壮絶な世紀末状況と思えるでしょう?数少なくなった若者を自分の世話係として奴隷化させるために様々な策謀を擁して、若者の人攫いが横行する社会は。
その状況で子供に未来は存在しませんし、そもそも年齢によって人間扱いさえされない完全奴隷化制度が出来上がっているのでしょうから。大体50~60歳までは人間ではなく奴隷という身分で、それ以上が人間という扱いで奴隷はほぼ一生自由な人生を自由な時間を与えられずに一生を送るという社会で、その時代の高齢者がいなくなる時その場所にいる人類は滅亡を迎えるという社会です。何せその時には子供の数を増やさせる事よりも、高齢者の世話をする奴隷を満足分与えるだけで使い切ってしまい、子供がほぼ生まれない社会で若者が高齢者に縛られ続けるだけの社会構造となるでしょうから。
その状況下では、若者は奴隷として一生を終わるか、数少ない保護の楽園の場所だけの狭い世界で一生を終えるか、海外脱出しか選択肢はないでしょうから。
なぜこんな荒んだ社会構造となってしまうのかという理由は、現在発生している少子高齢化が進むと、子供の全体数が減少して高齢者の全体数が増大する事は言葉の意味通り理解できますよね?その状況下で高齢者や介護を必要とする人が人による介護や世話(身の回りだけでなく、医療関係なども含めて)を望んだ時、それは数少なくなった若者たちをそれに当てなければならなくなるという事です。そしてその需要と供給のバランスは年を追うごとに酷い状況となっていく。
そしてその状況の中で国が選挙目的の為だけに高齢者を優先する状況が続けば、さらに状況が悪化して若者の働く環境においてある制約などが始まりだす。それは、始めの内は高齢者の世話や介護関係の仕事への希望転職を国が始める事で、人材不足が酷くなるごとにそれは希望転職から強制転職へと変わっていき、それによって若者の人権なども法整備の改変によって低く下げられていく状況となる。
そして完全に若者に自由な職を与えては高齢者を満足できなくなれば、ついに若者の完全奴隷化制度が出来るようになり、立場の低い若者には何の権利や人権すら与えられなくなり、奴隷として扱われるようになる。
そして若者の男性は高齢者用の医療や介護を優先して押し付けられ、女性もまた同じようにだが、それと同時に子供を産む機械としての役割を与えられるようになる。さらにその奴隷状況下では、妊婦であったとしても動ける状態であれば奴隷としての高齢者介護や世話に従事させられ重労働となり、たとえ子供が出来てもすぐに高齢者に奪われてまた介護や世話に戻されて産む機械にされる日々となる。
最早その状況で若者にとってその国はまさに地獄でしかない状況となるだろうし、そこで誕生する子供たちはイスラム国の教育と同じように洗脳されて、そこでの奴隷の暮らしが当たり前という教育にされるだろう。
もしくは若者の完全奴隷化が決定された時点で、若者は奴隷なので反抗したりする自我は不要と命じて自我を破壊させて、従順な機械奴隷のようにされたり完全洗脳状態にされたりする可能性もある。
まあただその状況での子供の出生率は今よりもさらに低くなるだろうし、高齢者がいなくなる時は何もできない人であった者だけが残るので自然と国が亡びる事となる。当然ですよね、子供を育てないで高齢者の為だけの奴隷化状態にさせれば当然の末路である。
ただ全てが全てその状況になるというわけでなく、子供たちを昔のように守ろうとする民間団体などが確実に生まれたり若者だけの反抗組織が結集されたりするでしょう。そしてそれらを奴隷にするべく高齢者が奴隷や機械を用いて刈り取ろうとする社会という事です。
そしてその時点では、あらかたの会社は機械で構成されて高齢者の為だけの社会となっていますが、そんな発展能力の無い状況で他の国に勝てるはずもなく経済もまた沈み続ける事になる。そもそもの賢い者たちは国外へ逃げるでしょうし、その国にいる若者も奴隷として知識無く生かされているか反抗して戦っているかの状況になるので、良くなるはずがない。さらに国内のニーズが高齢者のみとなるので、海外も高齢化社会が深刻でない限りは通用しなくなる。
これが少子高齢化社会の辿る最悪の未来図です。時代の逆行での奴隷文化の復活と、国の発展能力全部を奪う高齢者優遇社会での経済の崩壊、そして自己保身の利益中心で来た高齢者が満足な死を迎える時、その国は滅びる事となる。高齢者をひたすらに大事にしすぎた結果によって。
その最悪の未来へたどり着かなかったとしても、少子高齢化が進めば経済発展への重要な役割を担う若者の数が減って経済が傾いて行く事となり、様々なサービスや医療や建築・救助等においても人が少なくなり、人を助けられることが出来なくなっていき、多くの死者が発生するようになっていく。最近多い公共交通機関の事故や点検ミスはこの前兆現象。
さらにそれで子供たちへのしわ寄せを強めればさらに少子化を加速させまくる事になり、高齢者によって自分たちのそして国の首を絞めまくる状況となる。
これを回避するうえで1番重要な事は、高齢者も大事だろうがそれ以上に子供たちを大事にする政策で行かなければ、解決へ導くことは不可能である。その予算が見つけられないのなら、偏った比率になっている大きい方から小さい方へ移す事も考えなくては、解決には辿り着けない。これを未来の子供たちのお金から奪い取ろうとするやり方しか思いつけない政党は、少子高齢化を何とかしようと思う気持ちは塵1つ分も持ち合わせていないという事である。すべてが選挙(高齢者)重視の民主主義では国は絶対的に滅びる事になる事は断言できる。
それは、子供は必要ないとか子供は不必要だから殺してしまおうとかいう精神と同じである。
それではここまで見て頂きまして誠にありがとうございます。
少子高齢化社会~終了~最悪の末路