旧248回 浮遊食堂&キッチン 浮遊農場&牧場
それでは今回の本題は前回の浮遊都市の被災者救済目的パート2的な内容となっております。ついでに後半の浮遊都市はそれの効果+災害等の緊急回避用の話も加えております。牛さんや豚さんなどを一時的に空へ避難させる方法。大体が非常時に見捨てられる動物をも守る為に。
今回も浮遊都市というので利便性に関しては前回とほぼ同様ですが、こちらの浮遊食堂(正確には料理が出来る部分メイン)は被災地などに対して、そういう大人数分の料理を作れる施設等もほとんど無くなって、救援物資で届けられても大体が冷えた食べ物が現状です。さらには、出される食べ物に関しても制限などが強くなる。(おにぎりのみとかすぐ食べられる物など)
そしてこの被災状況では大体の所で陸路関連の移動がしにくくなって余計に大変になる。 ならばこそ、風力エンジンの基礎がほぼ出来上がった今なら、大規模調理施設と食材などを空に浮かべて運ぶ形で移動できるようにすれば、どこでも温かな食事を被災者に届けられるようになるでしょう。調理人などは別途ヘリで運べば法律上の問題も無くなる。もしくは徒歩。
なぜ調理施設もとい食堂なのかというと、そこに配置できれば以後毎日食材さえあれば温かな料理を被災者に振る舞える様になる事と、いくつかの地点で被災者が分かれていたとしてもそこまで食堂を持って行って同じように温かな料理を振る舞う事が出来る様になるという事です。
そして浮遊で移動可能というタイプではガス電気水道が必要となりますが、これらもガスはボンベ系で電気は小型発電機で水はまた別途で用意させる事は出来るでしょう。
被災が起きて現地ですぐに温かな料理が振る舞われるように出来れば、被災者の心に対して救済にもできますし、細かな所ではアレルギーや離乳食系統やミルクや介護食等の要望にも対応可能になるでしょう。それにより、より多くの人を救う事に繋げられる筈です。
人が多数いれば、それだけ食に対しても何かしらが無理で食べる物が無いというような状況に陥る人も出てきて困る状況になる事もあるでしょう。しかし大規模調理施設を被災地まで運んでくる事が出来れば、それらの対応も出来る様になるでしょう。大規模というのは余裕を持つという感じ。あらゆる人に料理で心を落ち着けてもらう為に。まあ小型を大量にでも良い。
さらに浮遊農場や牧場などは後に説明する現地で守る方法ばかりではなく、よそから被災者救助の為に持ってきて、食材確保をスムーズになるべく切らさないようにする方法として用いる事が出来る。1度災害などが発生して被災者が大量に出るような状況であれば、それの復旧又は解決に至るまでに避難者や被災者が長期間避難を余儀なくされる状況が発生するだろう。
そこに毎回物資を持ってきてでは、輸送が大変になるしたどり着けない状況が新たに発生して飢えに苦しむなどの状況が発生しないとも限らなくなる。なので、一時的にでもその場所のどこかに別の場所の安全な農場や牧場を持ってきて、そこで自給自足能力をある程度確保できるようにすれば、いざという時の対処にもできるし、新たに急遽避難者が増えても対処できるようになる。
また一部の人には避難の気分転換にも利用可能になるし、牧場等であれば動物との癒しにも利用可能となる。牛や鶏なら癒しと食材(牛乳と卵)確保が同時に出来る。そして恒例の命に感謝も。
そして追加要素(今回の本来の目的とは違う用件の為)のもしもの被災地からの一時避難に使う方法だが、大規模な敷地で救助に使用する場合はあらかじめの準備が必要で、それなりもしくは小規模であれば、移し替えるなりで対応させる形で浮遊移送という形にする。
この場合は、農場や牧場の周りを硬質物質で固めて空に持ち上げても大丈夫なようにしなければならない。牧場に関しては、動物優先であれば檻や小屋などを空に持ち上げられるようにすれば良いが、ある程度の地面(そこに生える草木や微生物が必要な場合)が必要な場合は、地面に特殊な機械を差し込んで下の数センチ~数十センチぐらいを切り離して持ち上げられるようにする。これはあらかじめ設置しておいて使うタイプで、農場や牧場を作る前に設置しておく必要がある。全体にザルのような形状で、下の方は網目状になっていて、ある程度土が接地出来るような状態で、浮遊させる時はシャッターみたいな形で下に落ちないようにさせる。
そして風力エンジン部分は、あとから追加装備できる形で普段はザルが全く見えない形にする。(地面に埋もれさせて) ちなみに小規模程度であれば、予めその機械を用意しておいて、自力で移し替えるという方法である。 簡単なイメージとしては、植物などを入れる鉢の超巨大版で風力エンジンを用いて空に浮遊させるという感じだな。
それではここまで見ていただきまして誠にありがとうございます。
浮遊食堂&キッチン~終了~浮遊農場&牧場
ちなみに番外編だが、この浮遊食堂が可能であれば、被災地などにプロの料理人(ヘリor徒歩)とその設備を浮遊で持ってきて、本当の味を振る舞わせる事が手軽に出来る様にも可能。被災地に飲食店街を作る事も可能に。これを一種のボランティア兼宣伝に繋げても良くなる。そこで人気が良ければ新たな店舗開設の動きにも?
陸上経由では大変だが、風力エンジン(何でも簡単空輸ドローン?かな、今出来ている物は)でなら陸上の状況関係無く設備を持ってきて料理を作る事が可能。 被災者を助けつつ宣伝も出来るとなれば、意外と食いつく企業や会社が出てくるのではないだろうか?(win-win) end